• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
エスカレーターの停まるとき

エスカレーターの停まるとき

藤光

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★27
9人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 肥前ロンズ
    4097件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    ハズレを引いて さようなら

    選ばれた人が住める「エスカレーター」。
    アミダでハズレを引いた一人はそこから追い出されて、長く危険な階段を登らないといけない。それがルール。

    そんな世界に暮らしていた主人公のクラスに、外からやってきた少女がいた。

    主人公は気付かされる。自分にはないと思っていた選民意識、差別に。
    ハズレを引いた一人の人間は、多くのアタリの人間を生かすために追い出される。

    全ての人間にとって当たり前になってしまえば、疑うことすらない。
    閉ざされた世界とは、そういうことだ。
    理不尽を乗り越えようとせず、理不尽を少ない数に押し付ける。

    この物語は、別世界でありながら、同一を求める現実社会を痛烈に批判する。
    是非読んで見て欲しい。

    • 2021年5月5日 13:53