「確かに、それもぬくもりだよね」と考えさせられる一作

片田舎で町工場を経営する父をもつ女性と、都会の大学で学ぶ夢をもつ男性の、いわゆる遠距離恋愛のお話です。

本当は彼と近くにいたかった。
彼と同じ大学に行こうと必死に頑張った。
けれども、予期せぬ事態でそれを諦めて離れ離れに……。

願いが叶えられなくなった女性でしたが、ある日、彼女のスマホに着信が入る。電話の主は遠く離れた場所にいる彼氏の男性。そして彼は「僕の『ぬくもり』はそこにある」と告げる。その意味とは……。

最後まで読み終えた時、「あぁ、『ぬくもり』ってそういう……」とうならされました。

本作品の『ぬくもり』の意味を知りたい方は、ぜひぜひ本文をお読みください!

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