52 梟雄二人への応援コメント
大内・尼子・高橋といった列国との連携や牽制の駆け引きが、元就の外交視点から具体的に描かれる。毛利家の生存と拡張は戦の勝利だけでなく、「言葉」と「示威」によっても成されたと示す知略の強調が良いですね。
作者からの返信
元就は大内の意向を汲んで勝利しましたが、だからといって、大内についたままでいるのではなく、生き残りをかけて、尼子につくことにしました。
大内はしばらく京から戻ってくることは無いので、無難な選択です。
高橋に対しても、しばらくは恭順を貫きますが……やがて巻き起こる風雲が、毛利家を勇躍させたとき、元就は高橋を食うことになります。
そういう勇躍が可能になったのも、有田・中井手の勝利を最大限に生かすという、まさに知略のたまものでしょう。
ありがとうございました。
50 帰趨(きすう)への応援コメント
元繁の首を晒すという戦略が敵軍に恐慌をもたらし、少数軍が大軍を崩す劇的な展開が鮮烈。「士気」と「心理」の揺らぎによって勝利がもたらされる構図が良い。視覚的にも印象的で、戦の一瞬の緊張と勝利の美学を凝縮して描いていますね。
作者からの返信
五倍もの敵なので、敵にまともな将がいれば、立て直しは可能だったかもしれません。
でも、武田元繁の圧倒的なカリスマで支配していた軍なので、やはり元繁が討たれたらアウトでした。
元就もそれを計算して大将首を狙ったのだと思います。
ありがとうございました。
49 西の桶狭間への応援コメント
武田元繁の傲慢と怒声に対し、元就の能面のような表情が、圧倒的な対比効果を生む。その精神的対照が、「力による支配」と「智略と献身による勝利」という戦の本質を浮かび上がらせますね。
作者からの返信
武田元繁は、いわゆる覇王というイメージで描きました。
だからどこまでも傲慢です^^;
一方で元就の方は、覇王というよりは化け物という感じで描いております。
そういう、人ではない何かを胸に秘めるキャラなら、覇王を打ち破ってもおかしくない、と思いまして^^;
そういうところが、このエピソードにおける、二人の対比と、力と知恵のバトル、というかたちに持って行けたかと思います。
ありがとうございました。
47 敵将を討てへの応援コメント
「影武者戦術」による完全な読み合いが展開され、知略と直感、勇気と油断がぶつかり合う構図が良い。元就の挑発による計略、元繁の影武者を用いた裏をかく策、そのすれ違いが緻密かつリアルに描かれる。どちらが上手かを見届けながらも、両者の戦術眼の鋭さと覚悟に目を奪われる構成になっていますね。
作者からの返信
史実では、武田元繁は川を越えようとしてジャンプしたところをシュートされて終わっています。
ただし、そのとおりにやってしまうと、面白くない(?)ので、拙作では影武者作戦を使わせていただきました^^;
化かし合いの勝者は武田元繁なのか、それとも、多治比元就か……。
それはこれからわかります^^;
ありがとうございました。
45 第二次有田合戦への応援コメント
己斐宗瑞の裏切りは地理的・政治的な孤立が理由であり、決して単純な悪ではない。しかし毛利家の恩義を踏みにじる行為に対して、相合元綱の怒りは正統な義憤として描かれる。両者の衝突は「忠義 vs 現実」という戦国時代ならではの深層構造を見事に表現していますね。
作者からの返信
長い物には巻かれろと言いますが、己斐宗瑞としては、生きるためにやって来たことで、そうまで裏切者呼ばわりされるいわれはない、という主張です。
一方で相合元綱は毛利家の公子として、若武者として、そういう二股は許せないということですね……兄も亡くなってますし。
どちらも武士としては正しくもあり、正しくもなし……難しいところです^^;
ありがとうございました。
44 終わりの始まり、始まりの終わりへの応援コメント
元就と雪、それぞれの胸に去来する私情や抑圧された想いが、戦場という舞台で静かに描かれていく。恋慕と責務が交差する視線や無言の会話により、戦国の非情さと人間らしさが見事に共存している。大将としての覚悟と、一人の人間としての未練が丁寧に描写され、物語に切実な深みを与えていますね。
作者からの返信
元就も雪も、この戦いが終われば……という思いがあります。
国人としての運命も、個人としての気持ちも、みんなみんなこの戦いを乗り越えないと無意味だと知っています。
そしてそういうことも、元就と雪は共通する認識であって……そういうシチュエーションを描いてみたかったのです^^;
ありがとうございました。
42 「項羽」の出陣への応援コメント
毛利・吉川連合軍1000に対し、武田軍5000という数的優位が、熊谷軍600の壊滅と、部隊の分断によって実質3500に縮小される。さらにその3500を「意地」で五分割するという愚策に出る元繁の判断は、具体的な数値描写により致命性が明確になる。物語上の「戦略の崩壊」を数字で可視化することで、鮮烈なインパクトを与えていますね。
作者からの返信
これも伝えられていたことなんです。
武田軍は5倍と言っておきながら、なぜか5つのチームに分けて攻めかかっています。
おそらく国人のしがらみとか、あるいは連続して常にひとつのチームが襲いかかる方式にしたかったのでしょう。
毛利家としては、五倍の敵を相手にした、という伝説を伝えたかったのでしょう。
一方で、こういう数字の動きも伝えているので、わかる人にはわかるように伝えた、元就の憎いところ(笑)だと思います^^;
ありがとうございました。
41 戦(いくさ)と戦の間(はざま)にへの応援コメント
祭りのような高揚の中で、木陰から見守る雪の冷静な独白が物語に深い陰影を与える。「何であんな男を……」というつぶやきに、彼女の個人的感情と知性、そして未解決の問いが滲む。その落差が全体のドラマを一段上の文学性に押し上げていますね。
作者からの返信
こういうアホみたいなイベントで盛り上がる男子。
そしてそれを冷めた目で見る女子。
そういう構図です^^;
そしてこのイベントの企画と主催がよりによって元就というところに、雪の葛藤(?)があります。
そこを取り上げていただき、嬉しい限りです^^;
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
敗北の連続から捨て身になる過程、自らの矜持と焦り、格下と見做した敵への屈辱など、元直の心理描写が実に鮮明。特に「多治比との決着を望むが、新九郎に阻まれる」ことで徐々に心が摩耗していく様子が痛切に伝わる。一人の将の誇りと滅びが確実に迫る様は、まるで劇場のような美しさを湛えていますね。
作者からの返信
熊谷元直は、ある意味、最初に多治比に攻めかからなければ、ここまで追い込まれなかったかもしれません。
多治比で負けてしまったから、中井手に逃げ、籠り、そして釣られてしまい……。
彼は彼なりに懸命に戦っていたんですが、いかんせん、相手が悪かったとしか言いようがありません。
そしてとどめに宮庄経友という猛将をぶつけられ……狩られてしまいました。
たしかに、まるで何かの芝居を見ているような、そういう感じがあったかもしれません……希代の名将による謀略の冴えが^^;
ありがとうございました。
39 中井手の戦いへの応援コメント
毛利軍の動きを見抜いた武田元繁は、奇襲を逆手に取って主導権を握ろうとする冷徹な戦略眼を見せる。一方、熊谷元直は弓戦に釘付けとなりながらも、指揮官としての決断の重みに苦悩し続ける描写が丁寧。両陣営の指揮官たちの知略と心の揺れが交錯し、戦場全体に重く張り詰めた緊張をもたらしていますね。
作者からの返信
毛利本家の軍が、本当に有田に向かっているのなら、武田元繁はこの戦いで勝利を得ていたのかもしれません。
でも、「そうかもしれない」という心理的な罠に引っかかっていた、というわけで……^^;
一方の熊谷元直はキツいですね。
最悪、意地を捨てて、武田元繁の援軍が期待できるだけにドツボに嵌まっています。
ところがここで、見せ札として元就が、隠し札として毛利本家の軍が。
……ここまで来たら、特攻しかないと思わされ。
そしてそれすらも罠。
のちの謀神の手並みの鮮やかさですね^^;
ありがとうございました。
38 逆襲への応援コメント
多治比元就の作戦は、矢戦による撹乱から挟撃へと繋ぐ高度な軍略で構成されている。毛利本家との時間差進軍、敵の心理誘導、さらには安芸武田家の動静を読んだ判断が戦場に緊張を生む。軍勢の大小だけでなく「戦の読み」で勝敗を左右する構造がリアルで緻密ですね。
作者からの返信
正直言って、無理くりな作戦です^^;
それでも、これが最適解だというのは、当時の毛利・吉川連合軍の誰もが納得していたことでしょう。
それも、多治比血戦で、元就自身が陣頭に立って勝利をもぎ取ったからこそ、皆、納得しました。
……この人、本当に初陣なのと言いたくなるぐらい、元就は戦巧者です^^;
ありがとうございました。
37 怪力乱神(かいりょくらんしん)への応援コメント
己斐宗瑞が「神のお告げ」を利用し、自らの過去の裏切りを帳消しにしながら、主君への忠誠と存在価値を演出する構図が巧妙。宗教と政治が入り混じる中世のリアリズムを鮮やかに浮かび上がらせていて、場の空気を読み切った立ち回りも見事。宗瑞の保身と武田元繁の野心が、神意を介して結びつく構造が絶妙ですね。
作者からの返信
己斐宗瑞というか、己斐家って、相当立ち回りがうまくて、のちに毛利家が安芸・中国を席巻した時は、しらっと毛利家についています(笑)
その時も神の力をバックに擦り寄ったんじゃないかなぁ、と。
……まあ、武田元繁からすると、格好の「箔付」ができる予言だとアゲアゲです。
ただし、戦いの勝者がどちらになるかは、まだわかりませんが……^^;
ありがとうございました。
35 胸中への応援コメント
元就独白では、過去の失敗・裏切り・喪失の記憶が波のように押し寄せ、彼の「守りたいものがあるからこそ、簡単には口にできない」という悲しみが滲む。「欲しいものを欲しいと言えるかもしれない」という言葉の重さは、立場・過去・武家としての責任すべてを背負っているからこその迷いの証。その一方で、「雪を守るために武田元繁を討つ」という行動への決意が、言葉では語られない愛情として確かに立ち上がっていますね。
作者からの返信
元就のトラウマ、それはこじき若殿だった、ということ。
かつて、彼の大切なもの――城はあっさりと奪われました。
それこそが、彼の性格形成の重要なファクターでしたが……成長した今、今度こそ奪われないために、彼は立ち上がります。
のちに三本の矢という逸話の主として知られる元就。
大切なものを守るために協力することを説く元就だから、こういうヒーローらしさが合うと思います^^;
ありがとうございました。
31 策の結末への応援コメント
熊谷元直は数の優位にあぐらをかきつつも、元就の巧妙な策に絡め取られていく。彼の「勝てるはずだったのに何かがおかしい」という心理の変化が、戦の理屈ではなく「殺意の空気」で伝わってくる。この焦燥が、戦場における「恐怖の伝染」を視覚的・感覚的に伝える手法として良いですね。
作者からの返信
熊谷元直は四倍の兵を率いているのに、元就相手に「勝ちきれない」状態を維持されています。
元就は毛利本家の援軍という切り札を持っているので、それをちらつかせながら、元直を始末する気でした。
元直は、それを知らなくても、殺気というかそんなものをかんじていて、落ち着かない状態です。
大将がこれだと、兵もまた落ち着かず……そういう感じをこころがけました^^;
そこに着目していただき、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
28 兄と妹への応援コメント
この話の中心にあるのは剣戟でも合戦でもなく、言葉と沈黙の応酬による政治の修羅場。高橋久光と杉大方、兄妹という血縁関係が、政争と私怨の狭間で激しくせめぎ合う。一見静かな引見の場に、歴史と個人の因縁が幾重にも折り重なり、緊張を限界まで高めていますね。
作者からの返信
杉大方は高橋家の血筋なのですが、高橋家が毛利家を牛耳った時に、何かあったんじゃないかとの想像です。
高橋家自体は、のちに元就に滅ぼされていますが、杉大方は、死ぬまで元就から母として敬われて一生を終えています。
だからこそ、このようなドラマというか、兄と妹は反発し、袂を分かったのだろう……と思ったのです。
お褒めいただき、恐縮です^^;
ありがとうございました。
26 初陣への応援コメント
「元直 vs 元就」の一騎打ちを導く、名乗りと一矢の演出が見事な歴史劇の構成美を感じさせる。名を叫び、弓を放ち、剣を抜く――この伝統的な様式は、浪漫的でありながら、個の覚悟と戦の象徴を両立させている。歴史に埋もれた一戦を「物語として昇華」させる構成力が高く、後世の称号「西の桶狭間」への説得力を持たせていますね。
作者からの返信
恐縮です。
元就が果敢に逆撃に出たのは史実なので、そこは格好良くやらせていただきました。
一方の元直もまた、名門・熊谷家の当主であり戦国の武士として、このような名乗り合いに応じる空気を持っていそうだったので。
そして何よりも、謀神・毛利元就の伝説のはじまりはここからだ、という雰囲気にしたかったのです。
ありがとうございました。
25 兄の想いへの応援コメント
若き多治比元就が、避難民の指揮や戦支度に追われながらも、自身の初陣に不安を抱く姿が克明に描かれている。「いきなり猛将と寡兵での戦」といった状況が、戦国の国人領主の現実味と緊張感を如実に表している。その苦境に「やれやれ」と呟く彼の描写には、戦場に生きる者としての諦観と静かな決意が滲んでいますね。
作者からの返信
武田元繁は大軍なので、その動向は隠しようもなかったと思います。
それゆえに、元就は準備を整える時間が与えられたと思うのです。
だから、「攻めてきたらすぐ出撃した」と伝えられているとおりに行動できたのでしょう。
普通、四倍の敵が襲いかかってきたら、そんな俊敏に対応できないと思いますし。
……それにしても、ここで戦おうと決めて策を考え出陣するところが、さすがのちの英雄「毛利元就」だな、と舌を巻きました^^;
ありがとうございました。
24 姫武者の出陣への応援コメント
一見飄々としながら、雪の気持ちを深く汲み取り、言葉と行動で背中を押す経久の描写が良い。名馬・絶風を「くれてやる」と軽く言いつつ、その贈り物に込めた「命を託す覚悟」が、重く尊い。老将のユーモアと慧眼、武将としての器と家族としての愛情が一体となり、物語に温もりを与えていますね。
作者からの返信
経久の立ち位置については、最後まで悩みました。
よくよく考えたら、この人が武田元繁をそそのかしたことが原因なので、あまり味方ムーブしても「お前のせいだろう」と言わてしまうので。
そのため、雪の親戚として、雪を応援する、助言するにとどめました。
いただいたコメントを拝見すると、そういう風に描いたことが、どうやらうまくいったようで、何よりです^^;
ありがとうございました。
23 雲州の狼への応援コメント
経久は国盗りを生き甲斐とする冷徹な戦国武将でありながら、姪に甘く、人情味のある一面も強調される。戦略家としての合理判断と、家族への情、かつての敗北の記憶という多層的な背景が織り込まれた立体的人物描写。照れを隠す不器用な表情や、思わずそっぽを向く仕草は、彼をただの武将でなく、「生きた人間」として浮かび上がらせていますね。
作者からの返信
経久は身近な人間には無類のやさしさを発揮する人なんです。
でないと、あれほどキツい戦国大名なのに、家臣たちはついていかないでしょう。
このあたりが、凡百の野心家とちがうところで、ある意味、元就とも通底するところです。
そういう経久の「人間」らしさを描けていれば、これほど嬉しいことはございません^^;
ありがとうございました。
22 杉大方(すぎのおおかた)への応援コメント
多治比猿掛城の元就が、兵力四倍の敵を迎え撃たねばならないという絶望的状況が、非常に緊迫感をもって描かれている。彼自身が「まだ初陣前」という未熟な立場であることが、なおさらその重責と悲壮感を際立たせていますね。
作者からの返信
初陣前で、かつ四倍の相手というのは、伝えられている話です。
おそらく毛利家が伝えている話なので、史実よりかなり「盛って」いるとは思いますが、状況としてはそう大差ないでしょう。
……そういう状況で戦わなくてはならない立場だった、というのは元就にとってかなりキツかったと思います。
その辺が描けていれば、と思って書きました^^;
ありがとうございました。
21 風雲、急を告げ……への応援コメント
外交交渉中にも関わらず実力行使に出る武田元繁と、それに翻弄される吉川元経の対比が極めてリアル。立場や戦略、同盟の思惑が複雑に絡み合う戦国の政治力学が描かれている。軍事と外交がせめぎ合う臨界点の緊張感が張りつめていますね。
作者からの返信
安芸武田家としては、吉川家を完全に支配下に置きたかったのかもしれません。
城を譲るけど、家は保つというぬるま湯を許さず、屈服させ、安芸国人一揆の一角を崩したかったのかも。
吉川家としては、尼子家とのコネもあるから、まさかここまではしないだろうと思っていたのでしょう。
でも安芸武田家は、結局、尼子家の影響力も排除し、完全独立をもくろんでいたのでしょう……鳥なき里の蝙蝠のように。
さて、そんな状況を分析している元就、彼はどう動くのでしょうか……。
ありがとうございました。
20 安芸の項羽への応援コメント
「毛利を攻める」と見せかけて吉川家の有田城と多治比元就の孤立を突く策は、奇を衒わず実に合理的。高橋久光の内心と戦略を見透かした「兵を出させない前提」が、戦国期のリアルな心理戦と忠誠関係の脆さを映し出している。一点突破から局地殲滅、そして「根切り」を通じた威圧戦略は、軍略の重厚さと元繁の頭脳の冴えを強く印象づけていますね。
作者からの返信
実は史実を基にして描いておりますが、武田元繁、やり方としてはかなり冴えています。
彼なりに相手の分析をして、最大限の効果を発揮するやり方で、おのれの覇道へと突き進んでおりますが……。
その元繁のやり方を見抜いて、やり返すことのできる謀神が相手だったことが、最大の不運です^^;
ありがとうございました。
19 安芸の夜天に三ツ星輝く時への応援コメント
雪の個人的な苦悩(側室にされる運命への抵抗)が、安芸国の政治的緊張と複雑に絡み合い、物語のスケールが個人から国全体へと飛躍する。元就の鋭い洞察力が、敵味方の関係性や勢力図を再構成し、安芸武田家の真意を暴いていく展開は圧巻。恋愛、忠義、出奔という私的な動機が、やがて歴史の大局と交差するその構造に、優れたドラマ性が宿っていますね。
作者からの返信
最初は、囚われのヒロイン、みたいなのをぼんやりと考えていたんですけど、そんな風になったら登場シーンが減るので(笑)、こんな風にしてみました。
じゃあ逆に、なんで囚われるの、というのを考えた結果、欲望の裏に野心が透けて見える、という感じになりました^^;
お褒めいただき、恐縮です。
ありがとうございました。
18 石見(いわみ)の高橋家への応援コメント
感情的に動く相合元綱を抑え、敵に道を開きつつも裏では宿老と協議を進める元就の対応は、成熟した風格を感じさせる。強引に久光を排除するのではなく、時勢を読み、勢力を逆手に取ろうとする柔軟な戦略眼が際立っている。同時に、尼子家への助力すら考えるが口にできない慎重さが、時代背景に即したリアリズムを伴っていて深いですね。
作者からの返信
相合元綱と毛利元就は、仲が悪くなかったと伝えられているので、何というかライバル的な仲の良さ(悪さ?)をこころがけました。
高橋家の浸食は史実なのですが、元就はそれを急進的に排除していません。
このあたりに、彼らしい政治性があるのではないかと思って、考えたことを描いてみました。
尼子へのアプローチ、これも元就なら当然考えている手です。
しかしそれがうまくいくかどうか――その辺が、彼の口を堅くしているのでしょう。
ありがとうございました。
17 揺れ動く安芸への応援コメント
毛利興元の死という政局の激震を起点に、吉川家の外交・軍事判断が展開され、歴史の大きなうねりが描かれる。しかし物語の中心には、雪がいて、政略結婚という運命に抗う姿が強く印象づけられる。大局と個人、それぞれの論理が激しく交錯する構図が、ドラマとして完成度が高いですね。
作者からの返信
お褒めいただき、恐縮です。
国人一揆は、毛利興元という盟主がいたからこそ動いていた面があって、その興元が消えてしまっては……という雰囲気になったのは確かです。
実際、いくつかの国人は安芸武田家に鞍替えしましたし。
さて、吉川家は、今さら安芸武田家に鞍替えできない立場です。
それを敢えて政略結婚の申し込み。
しかも尼子家との強力なコネクションを持っているのに……。
これから、安芸の政局というか、安芸武田家のねらいが、徐々に明らかになってきます^^;
ありがとうございました。
16 兄の死への応援コメント
興元と元就の関係性は、兄弟としての情と信頼に基づく強い絆で描かれている。興元の「元就……頼む」という言葉は、家督の重みと父性の遺志、そして弟への全面的信頼のすべてが詰まっている。その言葉を受け止める元就の内面描写は控えめながら、彼が後の大器となる起点としての強度を持っていますね。
作者からの返信
元就はのちに、兄の死によって、頼れる親族はいなくなったと書いています。
弟の相合元綱のことがスルーされていますが(笑)、まあとにかく、それだけ衝撃が大きかったと元就本人も捉えています。
……それでも、その兄の死を受け止め、彼の死にあたっての言葉を胸に。
おっしゃるとおり、大器へ向けての歩みが、加速していくキッカケとなった出来事だと思います。
ありがとうございました。
15 第一次有田合戦への応援コメント
戦の表層では軍事行動が華々しく描かれる一方、裏では安芸国人一揆の根回しや領土配分の調整といった政治工作が進行している。戦国期の軍事とは即ち政治でもあることを、多治比元就・毛利興元・吉川元経らの行動を通して立体的に描いている。前線と政略の同時進行が、作品に厚みと緊張感をもたらしているのが見事ですね。
作者からの返信
こういう根回しの巧みさが、のちの毛利元就の謀神としての基礎を作っていったと思います。
第一次有田合戦がどのように行われたかは伝わっていなかったので、ほとんど想像で書いてました。
そのため、とにかく分かりやすさ重視で書いておりましたので、そのようにお褒めいただくと、嬉しい限りです^^;
ありがとうございました!
14 吉川家の妙弓(みょうきゅう)への応援コメント
雪が経基から「妙弓」の名を継いだことが後に明かされ、彼女の武の才能と信頼の厚さが示される構成が良い。普段は兄たちに隠れている雪の実力が、祖父にだけは正しく評価されているという事実に、成長と秘めた力の伏線が光る。さらに、素直に感情を語れる場を持っていたことが、雪の芯の強さと温かさを同時に伝えていますね。
作者からの返信
元就夫人が死後「妙玖」と号されたことから思いついたお話です。
それとまた、元就といえば「三本の矢」ですから、弓を連想させるあだ名にしてみました。
雪については、拙作で創作されたオリキャラに等しい存在ですので、やはりこういう「裏付け」があった方が、映えるのかなと思って、こうしました。
また、やっぱり「鬼吉川」の経基を出しておきたかったのです^^;
ありがとうございました。
13 画策への応援コメント
最初は酒に興じていた興元が、弟の策によって次第に真剣になっていく過程が丁寧に描かれている。兄としての誇りと甘さ、そして弟への信頼が微妙に交錯し、単なる主従を超えた血縁の重みが伝わる。最後の「酒を控えてもらいますぞ」に対して渋々杯を置く場面は、二人の関係性の機微がにじむ名シーンですね。
作者からの返信
この兄弟ってホントに複雑だと思います。
大事に思っているところがあり、屈託を抱いているところがあり……それでいて、安芸の動乱というおおごとにそなえるため、一致団結しないといけないし。
お酒のシーンは、二人の父が酒に逃れ、酒に死んだことから来ています。
元就はお酒を遠ざけていたらしいのですが、興元はそうではなく……そういうバックグランドもあっての、シーンでございます^^;
ありがとうございました。
12 戦端への応援コメント
元就は兄・興元を気遣いつつ、冷静に情勢を分析し、敵味方の布陣から未来の打ち手を模索する。彼の視点には「正面衝突では勝てない」という現実認識と、「連携と地形を使う」という未来への視座が同居する。後の知将・元就の萌芽が垣間見え、鮮烈な印象を残す人物描写となっていますね。
作者からの返信
作者からすると、後の歴史(戦線の行方)を知っているので、正解を知っていて書くことができるので、書けた話です。
だからこそ、こういう地理的・政治的な一手を打って、とにかく勝ちへ、あるいは千日手に持って行こうとしたんだな、という、若き日の元就の、知略というか執念を感じます^^;
ありがとうございました。
11 蝮(まむし)への応援コメント
元就が語る「人質として使える可能性」や「外交的配慮」といった政治的思惑が、人物たちの感情と絶妙に重なっている。政略の冷徹さと、当人たちの個人的な感情が錯綜しながらも整然と整理され、物語に厚みを加えている。「駒としての姫」を描きながらも、そこに宿る人間の温もりや尊厳をしっかりと掬い上げている点が良いですね。
作者からの返信
この時、武田元繁は、大内家の姫と離縁した、ぐらいしかわからなかったので、おそらく、大内サイドの人間が逃がしたんだろうなぁ、と思ったのです。
でないと、京の公家や文化人を重視する大内家としては、立ち行かないことになりますし^^;
……それでいて、姫や周りの女の人たちが、どう考え、行動しているかに気を遣いました。
彼女たちも人形じゃないので、どう思うのか、何をするのか、というところを^^;
ありがとうございました。
10 法蓮坊(ほうれんぼう)への応援コメント
法蓮坊は破戒僧でありながら知略に富み、鼻をほじる不遜な態度の裏に鋭利な知性を隠すという魅力的なギャップを持つ。彼と対を成す興元は、戦の重みに疲れた若き武将で、飄々としつつも真摯な感情をのぞかせる人物像が丁寧に描かれている。二人の軽妙な掛け合いや、思わず笑ってしまう脱線気味の会話が、人間味に溢れた関係性をより立体的に浮かび上がらせていますね。
作者からの返信
法蓮坊は、どちらかというと真面目路線の毛利家の人たちへのスパイスとして書きました。
興元はまさに真面目な、それもイイ奴なんで、特に彼との対比として意識しました。
この二人のコンビ、けっこう好きだったので、取り上げていただき、感謝です^^;
ありがとうございました。
09 深芳野(みよしの)への応援コメント
鋭く詰め寄る雪の登場は、深芳野との関係を巡る緊張感を一時的に高めつつ、茶目っ気と奔放さで空気を和らげる。彼女の態度は一見挑発的だが、実は元就への関心や牽制が込められていて、人物像に奥行きをもたらしている。政治劇の中でユーモアと緊張を同時に生む役割として、雪の存在が物語に大きな動的リズムをもたらしていますね。
作者からの返信
淑やかな美人、しかも窮地を救って来たとなると、雪ちゃん的には内心大慌てです(笑)
元就に対して、どうしているのか、その女とできているのではあるまいな、と思っています。
おっしゃるとおり、このあたりから、彼女という横軸が、この物語の彩りを増してくれたと思います^^;
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
今更ですが、完結お疲れ様でした。
あらためて思うのは、元就という人は家康以上の苦労人だということでした。
いきなり城を奪われる、大ボスが京都行ってる間に当主が亡くなって幼君を補佐しなければならなくなる、安芸武田氏の脅威に立ち向かう、尼子氏と大内氏の間でバランスを取りながら生き残る……大小の国人勢力がひしめく中で巧みに立ち回り、ついには中国地方を束ねる存在にまで成りおおせたのですから、やはり英雄ですね。
本作は、元就が置かれた環境や各勢力の情勢を分かりやすく描いておられて、「中国地方西部には尼子と毛利しかいない」という、歴史SLGに染まり切った認識を改めさせてくださいました。基本的に彼は、「大大名」ではなく「比較的大きい国人勢力」として、諸勢力との離合集散を繰り返していたわけですから。
また、後に元就の妻となる雪とのロマンスや、法蓮坊や深芳野の登場といった「サービス」も、読み進める上での楽しみとなりました。
夢中で読める歴史作品、ありがとうございました。また、アルファポリスの第11回歴史・時代小説大賞の奨励賞受賞、あらためておめでとうございます。今後も素敵な歴史小説、楽しみにしています!
作者からの返信
ありがとうございます。
毛利元就というと、さっさと謀略でのし上がって、あそこまでの大大名になったんだろう……と思われがちです。
でも調べると、少年の頃に城を盗られたり、当主の兄と微妙な距離感があり、その兄がここぞというときに亡くなって……と、少年漫画の主人公みたいな人生でした。
おっしゃるとおり、まさに英雄だと思います。
そしてまた、これもおっしゃるとおり、この時の中国地方、特に安芸の状況は、非常に複雑かつ難解です^^;
そういう状況を説明し、かつ、ストーリーラインを弛ませないように苦労しました。
そのあたりを取り上げていただき、作者冥利に尽きます。
雪ちゃんとのロマンスは、「河越夜戦」がオッサン祭りだったんで、こういうのをやろうと意識しました^^;
また、法蓮坊や深芳野については、もうちょっと有名な人が出ないと、何かキャラを出すと、読者様が「誰これ?」となってしまうかもと恐れたのです(笑)
受賞についてのお祝いのお言葉、誠にありがたく頂戴します。
今後ともよろしくお願いいたします。
さて、レビューの方、ありがとうございます。
まさかのバキ(笑)
厳島の戦いは、戦国三大奇襲として、桶狭間や河越とならぶ有名な戦いですからね^^;
でも、敢えてこういう持ち出しをするところが、憎いですね……「えっ」と思った方が、もっと見たくなりますし。
ちなみに、某SLGシリーズのあそこ、「誓いの三矢」というゲームを出しておりまして……それの最初の戦いが「有田中井手の戦い」です。
それで、厳島より難易度の高いこの戦いに惹かれた次第です^^;
おっしゃるとおり、寡兵による撃破、勢力拡大という要素もありますが、奇襲というか正面対決で勝っているところが凄い、というところが。
「意外な助っ人」は、ニヤリ要素もありますが(笑)、たとえば元就が一騎駆けした時、誰がそのバックアップの指揮をしていたか、という納得が欲しかったのです。
彼なら、指揮能力は問題ありませんし^^;
そしてここでも受賞について言及していただき、嬉しい限りです。
また、西日本に詳しくない人でも読めるというところも嬉しいです!
そこに心を砕きましたので^^;
ありがとうございました!
08 覇王別姫への応援コメント
軍勢の動きから離縁劇まで、冷静に観察しつつも動揺し、思考を巡らせる元就の内面描写が丁寧。地政学的観察を即座に脳内で地図化し、情勢の変化を的確に読み解く姿が、戦国武将としての非凡さを強く印象づける。しかしその分析が裏目に出たという挫折も同時に描かれ、彼の人間味と苦悩が深く表現されていますね。
作者からの返信
安芸国人一揆という、ひとつの家の支配ではなくて、一揆という連合体を作ろうとしているからこそ、「地図」が頭の中に浮かんでいると思います。
ところがその「地図」を思い描いている人物がもうひとりいて、それが尼子経久だった……というところですね。
まだまだ若い元就なので、未経験のゾーンです。
さて、これからどうなるか……。
ありがとうございました。
07 天性無欲正直の人への応援コメント
経久は一見すると従順で誠実、相手に仕える姿勢を見せるが、それがすべて計算された「懐柔」の手口。足を洗う、笑顔を絶やさない、手綱を引くといった動作すべてが相手の心理を崩すための伏線となっていて、戦略性に満ちている。この「柔らかく包み込むような圧」が、相手の意志を徐々に侵食していく様が戦慄的なリアリズムを持って描かれていますね。
作者からの返信
経久は本当に無欲なんですよ。
おのれのプライドすらも差し出しちゃうぐらい。
そんなことより国盗りがしたいという、困った人ですが^^;
そしてその国盗りのために、その無欲さを前面に押し出して、武田を籠絡していきます。
あの手この手、本当に戦略的であり、即物的であり……このような謀聖を相手に、あらがえる人などいるでしょうか……。
おそらく、元就ぐらいしか……^^;
ありがとうございました。
06 安芸(あき)武田への応援コメント
日明貿易を背景に、京と領国の連絡断絶を死命と捉える義興の視点が極めてリアル。毛利家の献策を取り込み、さらに婚姻政策で武田を従属化する構想の大胆さが際立つ。「天下人になれた器」と評価される義興の力量が説得力をもって描写されていますね。
作者からの返信
大内家は百済の王の子孫であると言っていますから、それはつまり、大陸との結びつきを強調し、重視している姿勢を取っているということなのでしょう。
そして義興自身についても、おっしゃるとおり天下人になれた器で、ここで武田と縁戚になるという一手を打ちます。
かなりの戦略家なのですが……相手は稀代の謀略家・尼子経久。
果たしてどんな手を打ってくるのやら。
レビュー、ありがとうございます!
国も運命も越えて――素晴らしいキャッチフレーズです。
城や国、そして運命に翻弄されてきた男、元就。
その元就が、それらを越えて動き出す第一歩というのが、このお話で描く戦いです。
その第一歩を見送る少女こそが、『手をつないだ』少女。
元就と少女の一歩を、これほど強調していただいて、作者冥利に尽きます!
ありがとうございました。
05 兄と弟への応援コメント
興元と元就の会話は、形式的な主従の枠を超えた兄弟の機微を繊細に描いている。何気ないやり取りの裏に、過去の確執と贖罪、未来への信託が丁寧に埋め込まれている。特に「何も言わない」部分に宿る感情の重さが、静かで圧倒的な説得力を持って響いてきますね。
作者からの返信
この兄弟の立ち位置は微妙です。
元就はのちの梟雄なので、国盗りもできる男なのですが、それをせずに、後年、兄が頼りだったと書き残しています。
こじき若殿になったのは兄のせいなのに、それを言わない、何も言わない。
……実はこの兄についても、この物語のひとつのテーマで、後半になって決着というか、なぜそうしたのか、というところを突き詰めております。
ありがとうございました。
04 国人一揆(こくじんいっき)への応援コメント
雪が元就に自分を思い出してもらおうとするも、空回りに終わるやりとりがコミカルで切ない。元就の天然ボケとも言える反応と、雪の真剣さが温度差を生み、深い余韻を残す。特に「もそっと離れてくれ」からの「わからん!」という落ちのテンポ感は、笑いと哀しさの両立が素晴らしいですね。
作者からの返信
素晴らしいとのお言葉、恐縮です^^;
元就としては、一度城を奪われた過去を持っているので、ある種のトラウマがあります。
だから、みずからのものや縁を持たないようにしよう、と考えています。
一方の雪は、あの時助けてくれた若殿に、お礼を言いたいし、仲良くなりたい。
……そんなわけで空回りする二人です^^;
ありがとうございました。
03 鬼吉川の姫への応援コメント
吉川元経、経友、雪の三兄妹の関係が、権力や責任の狭間で微妙に揺れ動く。特に妹・雪の元就への強い敬意と、経友の無邪気な悪気ない失言が対照的で、三者三様の個性が際立っている。長兄元経が騒動を抑え、家の柱として毅然と振る舞う姿が、物語に人間味と安心感を与えていますね。
作者からの返信
少年少女向けを意識していたので、この辺はファミリードラマをこころがけました^^;
きょうだいの関係って、子どもたちにとって、一番身近な「リアル」だと思いますし。
特に元経は、弟と妹のヤンチャを押さえる役割を、小さい頃からやって来たんだなぁと思わせる感じで描きました。
そこに注目していただき、嬉しい限りです^^;
ありがとうございました。
02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント
元経との対話において、「国人一揆=善」という安易な説得ではなく、「家益」に着地しなければならないという交渉の高度な駆け引きが展開される。元経が求めるのは正論ではなく「合理的な裏切りの言い訳」であるという、戦国的なリアリズムが精密に描かれている。元就が相手の意図を読み取りつつ、明確な言葉をまだ返さないまま視線を受け止める終わり方は、次の展開への期待を高めますね。
吉川は後の毛利両川ですよね……これは因縁ですな。
作者からの返信
多くの人の声を集めた一揆は正しいなんていう言い方では、国人たちを説得できないだろうなぁと思って、頭をひねって考えたパートです^^;
団結は力となるかもしれませが、かといって、その団結の中で矢面に立ってと言われるのはゴメンでしょうし。
そんな中、元就はどうやって吉川を一揆サイドに入れるのか。
そしておっしゃるとおり、吉川は毛利両川の吉川となる家です。
のちの「三本の矢」の中の一本は、これから毛利とどう付き合うのか。
ありがとうございました。
01 多治比の若殿への応援コメント
尼子経久の動きは単なる侵略者ではなく、国人たちを意図的に動揺させ、間接的に安芸を崩壊させるという狡猾な戦略が中心に据えられている。「混乱を起こすことこそが目的」という策謀の精度が高く、知略の凄みを感じさせる。直接的な戦闘よりも、心理と外交で揺らぎを作り出す「雲州の狼」としての描写に説得力がありますね。
作者からの返信
史実の尼子経久も、まるで芸術家が芸術を嗜むように、謀略を成し遂げています。
この物語では、彼のその謀略を最たるものをあつかうのですが、この安芸の混迷は、その序曲に過ぎなかったというところが凄いと思います。
そういう経久の「狼」のようなところを描いております^^;
ありがとうございました。
00 プロローグ 安芸の宮島への応援コメント
迷子の少女を前にした元就の静かな善意、警戒しつつも彼女の問いかけに答えようとする誠実さは、少年らしい不器用さを帯びつつも温かい。一方の雪も、無意識に惹かれていく感情を丁寧に描写されており、恋とも友情ともつかぬ初期衝動が自然と伝わる。両者の「触れてはいけない壁」の存在も含めて、切なさと愛おしさが同時に成立しているのが良いですね。
大河ドラマ毛利元就の、緒形拳が演じる尼子経久を思い出しました。
作者からの返信
このお話を書いた時は、少年少女向きのものにしようと思ってました。
なので、やはりボーイミーツガールから始めようと思って書いたくだりです。
こじき若殿として少年時代を過ごして来た若者と、その過去を感じ取る少女。
この二人が織り成す、これからの物語を感じさせるように書いた甲斐がありました^^;
尼子経久は、やっぱり大物にして怪物、という感じで書いております。
この物語においては、黒幕と言えば黒幕なのですが、そうと言い切れない怪傑です^^;
ありがとうございました。
11 蝮(まむし)への応援コメント
第一章、拝読しました。
先に御作「桶狭間」を拝読しておりましたので、道三が登場することは分かっておりましたが、深芳野も登場するとは! しかもこういう形で……。
そして何より、尼子経久という強敵の描写が印象的でした。某歴史SLGシリーズに登場する尼子氏の武将は皆脳筋野郎ばかりですが、最初期のシナリオに登場する経久だけはバケモノじみた能力値を持っていて、何やった奴なんだコイツと思っていましたが、もうこの第一章を読んだだけでその強さが納得できました。
今後の展開も、楽しみにしています!
作者からの返信
こちらにもお越しいただきありがとうございます。
実はこちらを先に書いていたので、「桶狭間」では、道三を出すとあのお方がどうしても引き込まれてしまうという展開でした(笑)
深芳野さんは、あの時、武田元繁の養女になった人の名前をどうしよっかな~と考えていたら、「道三を出すんだったらこの人でいいじゃん」という軽い考えで、そういうネームドキャラにしてしまったのです^^;
よりによって、元就ん家に寝泊まりする羽目になって、京生まれなのに、何か凄い人生を歩ませております。
尼子経久さん、某のぶやぼではかなりの戦闘力一族の尼子の中では、たしかにコイツだけ異色でしたね^^;
で、改めて調べてみると、武田元繁の調略といい、物欲の無さといい、どう考えてもヤバい(笑)
こんな謀聖の射程距離(?)にいたら、そりゃあ元就も目覚めるしかなかったんでしょうね……謀神に^^;
ありがとうございました!
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
毛利元就と斎藤道三の夢の競演でしたね。
実は私は、戦国武将の中で総合的に最も優秀なのは毛利元就だと思っている人間なので、本作はとても楽しませていただきました。
良い作品をありがとうございました。
作者からの返信
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
何というか、毛利元就だけじゃなくて、この時代にいた、誰かをからませようと思ったんです。
そうしたら、うまいこと斎藤道三がいたので、出てもらうことにしました^^;
毛利元就、たしかにこの時代、最もバランスが取れた武将だと思います。
厳島の戦いばかりに注目が集まってますが、この初陣も凄まじい戦いで、この頃から元就の優秀さが際立っていると思います。
そのため、これを書けば面白いだろうなぁと思い、書かせていただきました。
お楽しみいただけたようで、何よりです。
こちらこそ、ありがとうございました。
03 鬼吉川の姫への応援コメント
企画にご参加ありがとうございます!!
少年少女、可愛い!!!
あまり詳しくない日本史、大丈夫かな?と読み始めましたが、元就くんがどタイプで飲むように読めてます笑
知将だけど、線の細さよりは精悍で強い意志がみなぎる青年、素敵です!
ドタバタとした賑やかさ、大河ドラマの始まりを観ているようで楽しいです!
作者からの返信
こちらこそ、素晴らしい企画に参加させていただいて、ありがとうございます!
日本史の、しかもマイナーな人物を扱っていて、非常に恐縮です^^;
なるべくわかりやすく、そしてキャラの魅力を出していくよう頑張りました^^;
いただいたコメントを拝見すると、それができたんじゃないかなと思えます!
また、大河ドラマの始まりというお言葉、歴史ものを書く者にとっては、最高の褒め言葉です!
ありがとうございました!
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
比翼連理。厳島での二人の出会いから始まった物語は、今、同じ厳島で幕を下ろす。
綺麗な円環を見たとさえ感じられました。
そして時を越え、四十年後の“厳島”へ。歴史と人生のダイナミズムに、ただただため息しか出てきませんでした。
2ヶ月あまりの間、楽しませていただきました!!
(え? 河越夜戦とかバイバルス戦記とか読んでたのもっと前? 時間の流れ速すぎじゃない!?)
作者からの返信
何となく、広島のあの辺だとランドマークとしては厳島というイメージがあります。
あとは修学旅行で行ったことがあるので、現地描写が何となくできるのではないか、と思って(笑)
……そんなわけで厳島で始めた物語ですが、「締め」はやっぱり厳島、ということに相成りました^^;
それとやっぱり……厳島の戦い、ちょっとは触れたかったんで(笑)
元就と言えば厳島。
これは外せないというところで、やらせていただきました^^;
それでは、これまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
そういえば河越やバイバルスも読んでいただいておりましたね……懐かしいですね^^;
ありがとうございました!
53 謀将二人への応援コメント
うおお、謀聖と未来の謀神がやり合っておる……!
この緊張感、たまりませんなあヽ(゚∀゚)ノ
その分、あれだけラスボス感のあった元繁さんですら、謀聖の前にはゾーマに対するバラモスみたいに思えてしまうというのが(汗)
>「……故・武田元繁どのの奥方ですか?」
ε=\__〇_ ズコー
雪ちゃんに聞かれたら、能面のような無表情でターゲットロックオン不可避デスネ(白目)
作者からの返信
謀の聖人と、謀の神。
神の方が上っぽい空気ですが、聖人も年経りた化け物(笑)
ラスボスの裏にいる、真・ラスボスです(笑)
っていうか、この人が武田君をスカウトしたのが、この戦いの原因ですしおすし^^;
まあ、その戦いを食い破って世に出たのが謀神ですけどね。
故・元繁夫人という元就渾身のギャグに、経久じいちゃんバカ受けです。
しかし雪ちゃんは激おこです(笑)
今夜あたり、こんこんと問い詰められているんじゃないでしょうか。
ロックオンされながら(白目
ありがとうございました!
50 帰趨(きすう)への応援コメント
大将首を取る一発大逆転で勝敗は決し、追い打ちをかける味方勢を見ながら限界を迎えた身体を休ませ……
というところで真のラスボスもとい雪ちゃん登場!( ゚∀゚)=3
……いやもう、なにこれ甘酸っぺえええ!!! 新九郎さんと光政さんと一緒に出歯亀しつつ、「抱けえっ!! 抱けっ!! 抱けーっ!!」と叫びたいところです
【ノスタル爺やめい】
冗談はともかく、今回冒頭部までの激闘から一転して、「戦い済んで……」の空気にスムーズに転換しているのがお見事だなあと。爽やかな風が吹いておる……
(しまった! 前回テンション上がりすぎて、「これが三本の矢の由来ですね」とボケるのを忘れていた……! 無念(お腹切腹))
作者からの返信
史実の元就は「お前大将首だろ! なあ!」と某ドリフターズのように首狩りに行ったみたいですが(笑)、そんな元就の、頭の上がらない相手、雪ちゃん見参です^^;
ちなみにこのあたり、当初はジュブナイル向けを想定していたので、当社比120%の甘酸っぱさを目指しております(笑)
なので、ぜひ叫んで下さい(笑)
まあ、あれです。戦いが終わったからこそ、できるシーンがあるということで。
これが戦いの前にやったら、死亡フラグ(笑)ですから、やはり「戦い済んで……」の方で、こういうシーンにしました^^;
三本の矢、そうです。
そのネタでフィニッシュはトリプルアローでした(笑)
ようやっと気づいてもらえました(笑)
ありがとうございました!
49 西の桶狭間への応援コメント
ゆ、雪ちゃんのペガサス彗星拳が!?
「聖闘t……ゲフンゲフン、この元繁に、一度見た技は通用しない!」ということですね(笑)
実際、応仁の乱当時のエピソードを知っていてもおかしくないですし。
元繁さんが元就を持ち上げた時は、一瞬、悟空&ピッコロvsラディッツ戦の魔貫光殺砲みたいになるかとw 諸共に貫通しなくてよかった(笑)
>「……この矢は、わたくしだけではない。元就さまと……興元さま、そして皆の矢だ!」
皆の思いを込め、今放たれる第三の矢! 見える、見えるぞ、1200万パワーの光の矢が!(更に重なるジャンプネタ)
いやもう本当、友情・努力・勝利の三本柱ですわあ( ゚∀゚)=3
あの頃は、悪魔将軍、赤カブト、ラオウ、教皇(サガ)と、「ラスボスじゃないけどラスボス感のすごいキャラ」が何人もおりましたが、元繁さんのラスボス感もすごかったですヽ(゚∀゚)ノ
現在仕事の方でかなりメンタル削れてたんですが、80年代ジャンプを彷彿とさせる展開のおかげでテンション上がりました!
ありがとうございました!
作者からの返信
手下の網膜に映ったホーロドニースメルチを看破する、一輝の兄貴のチートさと言ったらもう……(笑)
というわけで雪ちゃんの彗星拳、フレンドリーファイアになってしまいました^^;
……と思ったら、元就さん、一瞬のうちにその逆境を利用する策を思いつき、しかも以心伝心で雪ちゃんに伝えてシュート。
ちなみにこのあたりは、ジョジョ第二部のジョセフとシーザーのコンビを意識していたりします。
元繁とのバトルは、ジョセフ対エシディシの戦いをイメージしていたりします。
何気に友情・努力・勝利を成し遂げている、「ザ・トリックスター」ジョセフ・ジョースターが、滅法好きなもので……^^;
エシディシ元繁さん、悪魔将軍や拳王たちと比肩しておりましたか!
カーズじゃなかったのに(笑)
というのは冗談で、大変うれしゅうございます。
あの辺の時代のジャンプのバトル、熱くて好きだったんで、なおさらうれしいです!
お仕事の方、キツいとのこと。
拙作がその慰みとなれたようで幸いです。
ある意味、物書き冥利に尽きるお言葉で、こちらこそ、ありがたい限りです!
ありがとうございました!
48 死中への応援コメント
兵の数は少なくとも、大将首を取ってしまえば。
前回の光政さんとのやりとりは、こういう狙いだったんですね。
しかし、二対一にもかかわらず、咆哮一発でそれを押し返す元繁さん。……強い(白目)
なんだか川原正敏先生風の絵で脳内再生されました(笑)
あるいは赤カブトに挑む奥羽&全国の犬(おとこ)たち(懐かしいなー)
そして狙いを定める、鬼吉川の妙弓。はたして雪ちゃんの放った一矢は、赤カブトの首をとった絶・天狼抜刀牙となるか!?
【変なフラグ立てようとすんな】
作者からの返信
そもそも尼子経久が武田元繁を調略したことから始まったこの一連の戦いなので、じゃあその武田元繁をジャイアントキリングしてしまえばいいんじゃね? ……と斜め上を行く謀神です(笑)
こんなこと思いついてしかも実行するところが、ホント怖いなと感じます^^;
そんなわけで元繁に、四神とか無空波とかを放ったっぽい元就・光政ですが(イメージです(笑))、何だか気合いではね返されてしまいました^^;
ちなみにこの戦いが初陣の元就、二十歳。
事実上のラストバトルの厳島の時は還暦です。
そんな元就の初陣を赤カブト退治になぞらえるとは……(笑)
だって流れ星シルバーって、赤カブト退治は序章、そこからさらに特殊な犬とか狼っぽい何かとか、シベリアから渡海してくる奴らとか出て来るし^^;
あと、続編まであるし(笑)
何はともあれ、雪ちゃんのスナイプ、ペガサス彗星拳のごとく相手を貫くのか(フラグ(?))!?
ありがとうございました!
47 敵将を討てへの応援コメント
昔から、「やったか!?」は「やってない」と申しまして……。元就さんも、この「ふらぐ」からは逃れられなかったということですなぁ(謎の落語調)
しかし、渡河中の迎撃に備えて影武者を先行させ、さらに謀神を嵌めるとは、武田元繁やりおる……。
絶体絶命の窮地ですが、光政さんに目配せしているのは「こんなこともあろうかと」が残されているのか……!?
作者からの返信
この「やったか!?」を一度やってみたくって……(笑)
ついでにいうと水ポチャ→生きているという「フラグ」もやってみました^^;
ちなみに史実では、武田さん本人が川をジャンプしてました^^;
まあそれだとツマラナイなとアホな作者が思ってしまい……(笑)
光政さん、果たして何を察したのか。
元就は何を策しているのか、あるいは思いついたのか。
お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
45 第二次有田合戦への応援コメント
新九郎さんの、「こいつがいてくれれば大丈夫」な安定感が半端じゃないですね。
仮に劣勢になっても、「それでも新九郎なら……、新九郎ならなんとかしてくれる……(by陵南)」と期待を持たせてくれそう(笑)
作者からの返信
いちおう、「国盗り物語」前半の、野望ギッラギラな新九郎さんをベースにキャラ作ってるので、劣勢からの巻き返しもできる仕様になっております(笑)
そして元就も、安芸の次期キャプテン当確男とか言いながら特攻……するわけないか^^;
ありがとうございました。
44 終わりの始まり、始まりの終わりへの応援コメント
なるほど、武田軍は武田軍で、五分割「せざるを得ない」事情があったんですね。確かに国人たちの寄り集まりと考えればそうか。全部併せのんで運用できたらすごいんでしょうね。
そして真っ先に当たらされる己斐さん。後から寝返ったという立場上「残念でもないし当然」ではありますが、付く陣営を間違えて厳島神社に関わる家系を絶やす訳にもいかないでしょうし。そこは少し仕方ないかなあという気もします。
まあ、なんというか、生きて(ちょっと雑)
作者からの返信
この戦い、毛利は5倍の武田を打ち破った、みたいな伝われ方をしています。
あと、5段構えでやって来た、というのも。
じゃあ「1段」レベルだと、元就の「全軍」より少ないんじゃ……という私の想像です^^;
こういう国人の事情を乗り越えて運用できたのは、おそらく織田信長や羽柴秀吉クラスなんでしょう。
そういう意味で、長井新九郎にコメントしてもらっています(笑)
さて己斐さん、これも私の想像で(笑)、先鋒を命じられています。
まあ、興元兄ちゃんが己斐さんを助けようと思って始まったこの戦ですから、さすがの武田さんも「お前何もしないの?」と、メンチきったんじゃないでしょうか^^;
ありがとうございました。
41 戦(いくさ)と戦の間(はざま)にへの応援コメント
熊谷隊の捕虜に見せるため、策として寸劇もとい偽軍議を……みんな楽しそうヽ(゚∀゚)ノ
って、雪ちゃんそんなあ(´・ω・ `) ショボーン 一緒に乗った方が楽しいのに。
……これが男子と女子の差か……(笑)
長井さんの似非漢文大好きですw
作者からの返信
劇中劇というか、何というか(笑)
きっと文化祭とかそういうので男子が盛り上がっているところを、冷めた目で見る女子みたいな感じでしょう、雪ちゃん^^;
まあでも、ついつい見ている雪ちゃんも雪ちゃんだと思いますよ(笑)
長井さんの似非漢文は、捕虜たちに聞かせるためにあんなんです(笑)
本気を出した長井さんは、漢文上手過ぎだと思いますよ……元僧侶だし^^;
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
熊谷さん、餌を喰い破るどころか、食いつけもしませんでしたか……
トップが違っていれば、もっと生きて戦場を駆け、輝かしい武名を得られたのでしょうが……
合掌。
作者からの返信
これはもう、上司と相手が悪かったとしかいいようがありません^^;
実際、京の船岡山では大内義興や陶興房の指揮下で勇戦していたみたいだし……。
しかし何というか、謀神のレベルアップの材料にされた観が否めませんでした。
そんな熊谷さんですが、実は孫娘が謀神の息子の吉川元春の妻になります。
そして毛利家の「御一家」扱いになるという、なんとも運命の皮肉というか何というか……^^;
ありがとうございました。
39 中井手の戦いへの応援コメント
元繁さん、謀神を小策士扱いとは、いやあ恐れ入谷の鬼子母神(棒)
なんかもう、かえって気の毒にすらなってきましたw
熊谷さん、猛将だけあって、突撃するしかない状況に陥ってもリカバリが上手いですね。
でもこのテクニックも元就に吸収されそうな……(笑うしかない)
絶体絶命なのは多治比側なのに、謀神と蝮のダブルライダー(違)のお陰で、熊谷さんたちが可哀想になってきてます(乾いた笑い)
作者からの返信
いやだって、この頃の元就はまだ無名の、しかも国人の次男坊ですから、舐める方が正しい(?)と思いますよ汗
後世から見ると、そりゃあ「志村、じゃない、武田、うしろうしろ!」ですけど(笑)
熊谷さん、ここで中井手の方へ行ってしまったわけですが、これは史実のようなんです。
で、史実だとしたら、まだ初陣の(はずの)元就にうまく誘導されただと思います。
せっかくの大軍なのに、分けちゃうから……^^;
ちなみに熊谷さんのテクニックというか、熊谷家というのはですね、吉川元春の……いえ何でもありません(笑)
それはさておき、この時点の熊谷さん、武田本軍とは離れちゃったけど、まあやれるだろうと思っています。
謀神と蝮を相手に……後世から見ると、胃が痛みそうなシチュエーションですけど^^;
ありがとうございました。
35 胸中への応援コメント
何この夫婦漫才www からの経友お兄ちゃんがおいしい役どころwww
からの、トラウマを抱えた元就の複雑な内面。静かに熱いですね。
ま、元繁さんには、風雲再起に蹴られてもらいましょうか(゚∀゚)
作者からの返信
一度こういうヤキモキというかスラップスティックを書いてみたかったんです(笑)
兄貴はやっぱり唐変木だった、ということで^^;
そしてヒロイン(?)の元就の胸中はやはり複雑。
「こじき若殿」の少年期は、良くも悪くも彼に影響を与えています。
そのトラウマを乗り越え、勝利と愛する人を掴めるか。
……元繁さん、知らんうちに虎の尾とかマムシの尻尾とか、いろいろと踏んでいることに気づいておりません。
とりあえず風雲再起というか絶風に乗った某アーチャーに射られるかも(笑)
ありがとうございました!
33 血戦の勝者への応援コメント
熊谷さん、優秀な将であるがゆえに嵌まっちゃいましたね。
これはしょうがない。
そして、危地を脱した後の何というか、(;´∀`)イイフンイキダナー?なシーン。激戦の合間の、一服の清涼剤ですね。
作者からの返信
熊谷さん、大兵力で揉み潰してやろうと思ってたら(笑)
史実では、ホントに毛利本家の軍がやってきているので、おそらく謀神が嵌めたんでしょう(笑)
ちなみに本家の軍が来る前に自力で撃退している、史実の謀神って……^^;
(だから拙作ではこんな展開にしました(笑))
そして激闘のあとには……というところで(笑)
この二人を囃すために道三を呼んだと言っても過言ではありません(笑)
ありがとうございました。
31 策の結末への応援コメント
初陣で戦いながら能力を開花させていくとか、元就さんの成長力すごすぎぃ……
これが主人公補正かと思いきや、事実は小説よりも奇なり、を地で行く人だから恐ろしい(白目)
しかし熊谷さん(子孫)もさる者。策の全貌に気付かれ……
これからどうなるかドキドキです。
作者からの返信
ジョジョだと主人公が緒戦でよくやる奴です(笑)
こういうのがやってみたくって……^^;
ちなみにリアル(史実)元就は成長も何もなく、素で熊谷軍とガチンコ勝負を繰り広げています。
花の慶次でいう「虎が強いのは、元から強いから」みたいな^^;
熊谷さん、やはり合戦については一日の長があり、地力や兵数で上回っているから、策に気づける余地があった、というところでしょうか。
策が破れた策士の行く末は……。
ありがとうございました。
30 鬼吉川、動くへの応援コメント
>安芸武田家の軍中でも、最も猛々しい男、熊谷元直。
武田家でもっともたけだけしい……
経友さーん! 某所の金石斎さんがそっち行きましたよー!(こらこら)
そしてこの兄妹愛。遠江、もとい尊み……(互いに唐変木扱いしていたことから目をそらしつつ)
作者からの返信
ホントだ、いつの間にこんな文章書いていたんだろう(笑)
私の脳内の金石斎さんが仕事をしてしまったのか^^;
この兄貴たちは互いに唐変木ですが(笑)、どちらも妹LOVEなんです(表には出しませんが)。
だから表面上の長兄の反応は置いておいて、実は安芸武田家の「妹を嫁に」に怒り心頭だったりします(笑)
安芸武田家、どこまでフラグを踏みつづけるのか……^^;
ありがとうございました。
25 兄の想いへの応援コメント
兄上。゚(゚´Д`゚)゜。
法蓮坊改め長井さんと光政さんのおかげで「お怨み申し上げますぞ」が雲散霧消し、「わが心の迷いは晴れた!」(by獣王)へと昇華を果たした元就。
長井さんも合力してくれるとあって、猛々しい武田家の元繁っちが絶望の未来へレディーゴーする日がまた近くなりましたね……
作者からの返信
兄上がいつまでも京にいたせいで、元就は「こじき若殿」になりました。
でも元就は兄を恨むことなく、兄の死を「頼れる家族がこれでいなくなった」と書き残すぐらい、頼りにしてました。
その理由を考えた結果が、今回のエピソードです^^;
……さて、おっしゃるとおり「ギガブレイクで来い!」(by獣王)な状態になった元就。
もうこれで謀神へのジョブチェンジを妨げる心理的な障壁が消えてしまいました^^;
一方で長井さんもチーム元就に加わって、安芸武田家さんはまたひとつフラグを立ててしまったような気が(笑)
ありがとうございました。
24 姫武者の出陣への応援コメント
いざ多治比へ! 元就の下へ!
雪ちゃん、カッコいいヒーロゲフンゲフンヒロインですね!
曹操の愛馬・絶影は「影をとどめぬほど速い」という意味だそうですが(どこソースだっけ……)、絶風は「風を置き去りにするほど速い」というような意味になるのでしょうか。かっこいいなあ。
……というか、「兄弟に旋風・烈風・疾風(+熱風)がいそうだネ」なんて思ってしまった自分が……(汗)
作者からの返信
そうなんです。
何だか気づいたら、「あれ……これ雪ちゃんヒーロームーブ?」ということに(笑)
いやまあ元就も元就で「ここはおれに任せて」の王道ムーブしているはずなんですけど^^;
絶影ってそんな意味だったんですか。
何か厨二な名前で、意味なんて無いと思ってました(酷い^^;
絶風はですね、「創竜伝」(田中芳樹)に出て来る宇宙船の名前から拝借しました。
何かカッコイイなぁという印象の名前だったんで、つい……^^;
なので銀河な風の人たちとは、ちょっと関係ござんせん(笑)
ありがとうございました。
23 雲州の狼への応援コメント
ついに、元就の本心を雪ちゃんが知る瞬間が……!
でも、雪ちゃんの性格なら速攻で馬を駆ってとんぼ返りしそうな(汗)
一方、杉大方&広良さんと入れ違いでやって来た綺麗な蝮(ん?)。兄上が亡くなったと聞いて来たのでしょうか。それとも別な用事で兄上に会いに来て、多治比猿掛城で知るのでしょうか。
いずれにせよ、早いか遅いかだけで、元繁っち(誰だよ)に対し「俺の怒りが有頂天」(古いなー)になるのは間違いなく。
元就&杉大方+尼子のじじ様(協力者)+綺麗な蝮(協力者)vs元繁っち(外の敵)+高橋久光(内の敵)な構図が見えてきて……。
状況的に絶体絶命のはずなのに、安心感がひどいことになってます(白目)
作者からの返信
元就「ていうか雪ちゃんに見せないでよ」
経久「てへぺろ~」
……というやり取りをしたかどうか知りませんが(笑)、とにかく元就としては経久が雪に見せるとは思っていませんでした^^;
さあ、ラブレター(?)を見てしまった人はどうするのか……。
そんなわけで(どんなわけで)新九郎が安芸にやって来たわけだ(笑)
何で来たかはそのうち言いに来るんじゃないでしょうか。
まあいずれにせよ、マブダチ(古い)の兄上が亡くなり、しかもその理由とか知った日には、たしかに超マムシと化してしまうこと請け合いでしょう^^;
ちなみにこの頃の史実の元就さんはマジで滅亡寸前で、吉川家ぐらいしか味方がいません。
あまりの絶望感に、読者様が離れるんじゃないかと危惧した私は、何だか元就の味方をマシマシにしてしまいました(笑)
結果、この逆境からの揺り返しの期待値が凄いことに^^;
まさに想定外(古い)って奴です(遠い目
ありがとうございました。
22 杉大方(すぎのおおかた)への応援コメント
大切な者たちを守り、勝てる保証などない戦いへと赴く。
元就の悲壮な決意、そして杉大方との強い絆が胸を打ちます。
……これが戦国時代にいくらでもあっただろう無名の一国人のエピソードなら、本人は徹底抗戦の末に壮絶な戦死を遂げ……ってなるんでしょうけどね……。
主人公は毛利元就、しかも「こじき若殿」時代に北条早雲から薫陶を受け……となると、胸を打つと同時に「敵に回しちゃいけない男を敵にしちゃったねえ」感がふつふつと湧いてきます(汗)
作者からの返信
「こじき若殿」の時代に、互いに互いを支え合ったという経験があったからこその、元就と杉大方の想いです。
……おっしゃるとおり、これは、全国津々浦々どこにでもあるパターンだったんでしょう。
しかしここは安芸で、戦うは未来の梟雄・毛利元就。
戦国最大の梟雄、伊勢新九郎によって救われ教えを受けて……という元就です。
兄貴は戦国三大梟雄筆頭、長井新九郎とマブダチだし(笑)
そんな男が戦うとなると、たしかにヒロイックな雰囲気だし、かつ、ヤベー奴を覚醒させちゃったなぁという恐ろしさ^^;
ありがとうございました!
19 安芸の夜天に三ツ星輝く時への応援コメント
うわあ、元就の頭脳がフル回転しておる……(大汗)
これは覚醒しちゃいますかね、おだやかな心を持ちながら激しいイライラと怒りによって目覚めた伝説のスーパー謀神が。
はたして、じじ様への書状には何が書かれてあったやら。楽しみです。
作者からの返信
よせばいいのに、安芸武田家が「やーい、毛利ざまぁ」とかやっちゃうから、こんなことに^^;
調子に乗って、毛利の親戚の吉川までちょっかいかけちゃうから、ついに謀神が覚醒してしまいました(笑)
……いやまあ、安芸武田家のやり方は間違っちゃいないんです。
大軍であり大勢力であることを背景に、人質を出させたりするのはセオリー。
ただ、そのセオリーで詰めていった相手が謀神だったという……^^;
そんな謀神から謀聖へのラブレター(笑)
果たして何が。
ありがとうございました!
17 揺れ動く安芸への応援コメント
いくら舐めくさった要求とはいえ、安芸武田家とのパワーバランス的には受けねばなるまい……からまさかの大脱走。
ムチャシヤガッテ……(AA略)ならぬイエデシヤガッテ……(AA略)ですね。お兄ちゃんズの胃がきつそうw
雪ちゃん頑張れ超頑張れ(他人事)
おじいちゃんは「好きにせい」って言いそうですけど、当主の父上は……(目そらし)
作者からの返信
このあたりは私の創作なんですが、安芸武田家的には「大内家は京だし、毛利家は当主交代……あとは、わかるな?」と国人を脅しまくったんだろうなぁと思います。
さて、吉川家としては、じゃあこのまま安芸武田家に従うかといえば、微妙なところですね。
従ったところで、相当「低い」扱いが待っているはず。
そんな状況で雪ちゃん、そもそも自分の結婚相手は項羽じゃなくて劉邦なんだけどとばかりに家出(笑)
さあ、どうなるか。
劉邦に擬せられた人がこれからどう動くかがキーですね^^;
ありがとうございました。
16 兄の死への応援コメント
兄上ええええ (;゚д゚)エエーッ!!!
二十五歳は早すぎる……。まだまだこれからっていうところで……。
「どうすんだこれ」にも程がある状況(白目)
というか、二人で飲んでたところで急に倒れたって、疑われません?(いやまあこのタイミングでやっても元就にメリットないとは思いますが)
作者からの返信
毛利家は酒毒に弱い。
そういう傾向があります。
先代、つまり元就たちの父も酒で死んでます。
……まあ、兄上にとっては、相当のストレスでありプレッシャーだったから、酒に走るのも無理はないと思いますが。
そういえば元就くん、第一容疑者ですね^^;
でもこんなヘビーなブラック国人の地位の座を狙うなんて、誰もやりたがらない(笑)から、大丈夫だと思います^^;
実際は、他の重臣たちも見ている状況で飲んでいたと思いますし。
ありがとうございました。
11 蝮(まむし)への応援コメント
深芳野姫、運命に翻弄される姫君……かと思いきや“強い”お方ですねえ。
蝮の道三(まだ法蓮坊ですけど)とお似合いだよ! 感がすごいです(汗)
二人が言う「もし土岐どのが駄目だったら」って、「承知しなかったら」じゃなくて「無能だったら」って意味ですよね絶対……((((;゚Д゚))))
作者からの返信
深芳野さん、公家のお姫さま(という設定)だったのに、武田さんのアレな対応に、ついに吹っ切れてしまった模様(笑)
土岐さんが「駄目」っていうのは、武田さんレベルのアレな奴だったら責任取れよという意味です^^;
この時、まさかホントに責任取らされるとは……法蓮坊、強く生きろ(笑)
ありがとうございました。
08 覇王別姫への応援コメント
関わった以上、放り出す訳にもいきませんからね。若殿時代のことを思えばなおさら。
現状は尼子のおじいちゃんの一人勝ちみたいな雰囲気ですが、元就が深芳野姫を連れて帰ったことで、何が起きるか……(吉川家の方を見ながら)
作者からの返信
元就の性分として「じゃ、サイナラ」とは行きませんからねぇ^^;
そして、それが継母に知られたら、ただじゃすみませんし(笑)
そんなわけでホイホイ深芳野姫を城に連れ帰ったわけですが(笑)、多治比どのはわざわざ火種を持ち帰ってしまったことに^^;
尼子のおじーちゃんは「ふーん」とか思ってそうだけど、吉川家のあるお方は「初めてですよ……ここまでコケにしてくれた、おバカさんたちは……」とか思ってそうです^^;
多治比家の明日はどっちだ!?(笑)
ありがとうございました。
06 安芸(あき)武田への応援コメント
『項羽』武田元繁か……。傍らに『今范増』がいてくれれば良かったのでしょうか。
>「そう……たとえば、佐東銀山城に、すでに尼子経久がいるとか……」
そwうwやwっwてwフwラwグw立wてwっwかwらw
「げえっ! 尼子経久!」(違)
作者からの返信
残念ながら、この時代の安芸には脳筋しかいません(笑)
のちに謀の神と呼ばれる男も、家臣から「突撃するなよ、突撃するなよ!」っていわれても、突撃しちゃうオチャメさんだし^^;
……そんなんだから、出雲から来た悪知恵じーさんに好きにされちゃうんだよなぁ(遠い目
そして武田さん、悪知恵じーさんの噂をついうっかりしちゃいました(笑)
じーさんの突撃隣の国の晩御飯は私の創作ですが(笑)、帰ってきた武田さんに、さっそくナンパをしかけたのは史実です(笑)
さあ、武田さんの明日はどっちだ!?^^;
ありがとうございました。
04 国人一揆(こくじんいっき)への応援コメント
なるほど、「一揆」とは、もともとそういう意味だったんですね。
地方領主たちによる反乱かと思っていました、「国人いっき」(ひらがなで書きたくなる病)
吉川家のドタバタコメディパートが癒しw
お兄ちゃん二人苦労するなあ(;´∀`)
作者からの返信
「いっき」と書くと、昔ファミコンにそういうゲームあったな、とか思い浮かべます(古い!
一致団結的な意味合いがあった、と思いますけど、それが領主とかからすると、それがそのまま自分への反抗に繋がっていきます。
そこから、われわれの知る「一揆」の意味合いになっていったと思います。
吉川家は末っ子の姫武者さんがまだまだヤンチャですからねぇ……^^;
姫武者さんが「誰かさん」に落ち着くまで、頑張れお兄ちゃんズ!(笑)
ありがとうございました。
00 プロローグ 安芸の宮島への応援コメント
尼子経久の名前が出た時点でテンション急上昇でした!ヽ(゚∀゚)ノ
(知ってる名前が出てくると嬉しくなっちゃう民)
コメント欄を拝見していたところ、昔大河ドラマの毛利元就があって~と書かれていたので
いつだっけ? 生まれる前かな……と調べたら1997年!? 大学生の時やん(白目)
そうだよなあ……、「昔」だよなあ……orz トシハトリタクナイデスネ
またゆるゆると読ませていただきます。今後が楽しみです!
作者からの返信
尼子のじっちゃんは、たぶん、意外と人気者なんじゃないかと思います^^;
家臣が「いい木ですね」と言ったら、その庭の木を切って差し上げちゃう、愉快なじーさんだし(笑)
そうです、あの「こじき若殿」の部分も、その大河ドラマでやってました^^;
井上(片岡鶴太郎)に連行され、あばら家にぶち込まれる若殿(森田剛)と継母(松坂慶子)……衝撃的な映像でした(笑)
お楽しみいただければ幸いです♪
ありがとうございました。
50 帰趨(きすう)への応援コメント
史実を明らかにしようと詳細を探っていく作品も好きですが、人物に今風を充て再構築を試みる御作の手法、これもまたいいですね(#^.^#) 却って、今まで見えなかった深い部分が見えてくるのかもしれない、そんな気がしました。
四谷軒文学、爽やかな風を感じるようで大好きです!
作者からの返信
何か新しいことを思いついても、これ史学の世界で発表しても「ええ……」と思われるだろうな、と感じます。
なら、物語として描いてやれ、という気持ちで書いてます^^;
トンデモな説でも、これフィクションだから許して、という感じで(笑)
そんなわけでこの毛利元就の初陣についても、結構脚色して書いています。
そもそも、妙玖さんは姫武者していないと思いますし(笑)
何というか、女の人も男の人も活躍する、ある意味異世界ファンタジーみたいな戦記ものを書いてみよう、と思ったのです。
ちょっとジュブナイル系を狙って書いたつもりなんですが(笑)、「爽やかな風」と言ってもらえて、それがかなったのかな、と思いました^^;
ありがとうございました!
42 「項羽」の出陣への応援コメント
面白くてゴメンナサイ!コメントするのも忘れて読み進んじゃいました!
戦場を描く、本当に難しいことと存じます。単に『数』じゃないのでしょうね、戦記を読んだり今のウクライナ情勢を聞いたりすると。一人一人の人間を、どのようにして死地に向き合わせるか。大将の仕事はそれに尽きるように思われました。
「うちの大将笑ってる、…なら勝てるんだな?」兵らにそう信じさせることが出来たなら。強いですね。
続きが楽しみですっ!
作者からの返信
いやあ、読んでいただけるだけでも嬉しいので、お気になさらず。
合戦を描く、というのは結構難しいと思います。
ガチで描いちゃうと、うわぁと思われてしまいますし、あまりヒロイックにしても、ええ……と思われてしまいますし。
そこらへんの塩梅が難しいと思います。
私はフィーリングで書いていたりしますが^^;
というか、やはり「物語」なんで、お芝居みたいな感じで、大将を笑わせたりしています。
従う将兵がそれを見て「おお!」と思う。
それを見ている観客の方=読者の方に、そうなるよね、そう来たか、と感じてもらえるように^^;
そして、たしかに仕事でキツくても、リーダーが笑っていたら、うまく行けるんだよな、と思えますね^^;
ありがとうございました!
22 杉大方(すぎのおおかた)への応援コメント
元就の覚悟と決意、素晴らしい!
作者のアレンジが素晴らしいのか、史実が本当にそうだったのか、私が知り及ぶところではありません。
しかしこの回の毛利元就の決断、決意、そしてその一言一言には、すごく重みを感じました。
作者からの返信
この辺の杉大方の動きは、実はよく分かっていません。
ただ、杉大方が高橋家出身であることは伝えられておりますので、その「実家」が来たら、それは隅に置かない扱いだったのではないか、というところです^^;
なので、拙作ではもうその辺は自由に書かせていただくことにしました。
ちなみに元就については、この時、どこまで考えていたのかは不明ですが、少なくとも徹底抗戦するつもりだったようです。
多治比に攻めかかると知っていて、その多治比に「いる」というところがなぁ……^^;
拙作では、いろいろとその胸中を妄想して描かせていただきました。
ありがとうございました。
21 風雲、急を告げ……への応援コメント
元経、鬼吉川と言われているにしては随分と日和見ですね。弟の方がよほどに小気味良い。
こうなってくると元就の去就が注目されますね。未来の中国の覇者、元就の決断と行動を楽しみに期待したいものです。
作者からの返信
鬼吉川は、親父さんのあだ名なんで、元経さん的には「うーん……」と思っていたんじゃないでしょうか(笑)
実はその親父さんが、京へ出張中(大内軍にいた)という説もあります。
それならば、当主たる親父がいないので、嫡子の元経に判断ができないから、この煮え切らなさは納得がいくんですけどね^^;
そして元就。
毛利本家は高橋家に牛耳られ、ほとんど孤立無援。
そうこうしているうちにも、安芸武田家の魔手が迫ってきます。
追い詰められた元就が、謀神として覚醒するまで、あとわずか……。
ありがとうございました。
20 安芸の項羽への応援コメント
さすが項羽、軍略はなかなか的を射ているように見えます、毛利家の急所が元就にある、そして、そのウィークポイントも高橋にある、よくよく見抜いています。
さて元就は一体どう出るか。きっとあの姫様に託した一石がここで活きてくるのでしょう。これからの展開が非常に楽しみです。
こじき殿様のお手並、拝見いたします。
作者からの返信
多治比を攻めるのは、実際に実行しているので、やはり当時としてはそこが急所だったのでしょう。
問題はその多治比の領主が未来の毛利元就だったということで……^^;
そんなわけで、孤立無援の状況で、多治比元就の戦いが始まります。
でもその前に、高橋家相手に、一手、打ちます。
こじき若殿と呼ばれた、あの頃からの「縁」の「あの人」と共に……。
ありがとうございました。
19 安芸の夜天に三ツ星輝く時への応援コメント
お久しぶりです。ご無沙汰で遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
作者からの返信
お久しぶりです。
こちらこそよろしくお願いします。
ありがとうございました!
18 石見(いわみ)の高橋家への応援コメント
いやはや難問山積、後の英雄も今の現状はいかんともしがたいところですね。これからこの問題をどうさばいていくか、この後を楽しみに読み進めます。
作者からの返信
このあたり、毛利家はもう滅茶苦茶だったと思います。
逆に言うと、のちの毛利元就だからこそ切り抜けられたという……。
果たして元就がこの苦境をどうさばいていくか。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
17 揺れ動く安芸への応援コメント
いいぞ、姫様!
それにしても橘川家の采配はどうもイメージ的にいまいち良くない。関ヶ原のあの振る舞いがどうしても頭に引っかかってこの家の事を見てしまうのでしょうか。
作者からの返信
姫様は、何かもう政治とかそういう思惑をぶっちぎるという役柄を演じてもらっておりますので(笑)
吉川家というか、この時代の国人領主って、どうしても生き残りをかけて、そういう風に生きていくしかない感じです。
真田家みたいにうまく生き残って、かつ、爽やかにある……なんていうのはレアケースなんで^^;
関ヶ原は関ヶ原で、やっぱり生き残りをかけていたんでしょう。
弁当を食べながら(笑)
ありがとうございました。
16 兄の死への応援コメント
お兄様は酒の飲み過ぎで病気で亡くなられたということでしたか。
だからといってすぐに元就にお鉢が回ってくるとは考えにくいですね。兄嫁さんもどう出るか、子供のことになると女性は思い切ったことをします。それにあの勇ましい弟くん。まだまだこれから山あり谷ありの状況だとは思います。
やはり全てが知らない話ばかりで、とてもワクワクして読み進めています。
作者からの返信
酒は、これまでの毛利家の当主の命を奪って来た代物なんです。
だから元就は興元にやめろやめろと散々言って来たわけで……。
さて、興元亡き後、「次」は順当に考えれば元就の番なんですが、たしかに兄嫁さんがいます。兄の子もいます。
弟もいますし、そこら辺の兼ね合いが、ここからのテーマになってきます。
というか、兄嫁さんの実家が……。
地方史って、結構未知の宝庫なんで、調べていて私もワクワクしておりました(笑)
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
元就が「守ろうとした」のではなく「守られたかった」と気づく心理描写は、夫婦の立場にある者同士の精神的対等性を鮮やかに表している。恐れを半分持たせてほしい、と語るセリフは、ただの支えではなく「共に担う」存在としての愛を象徴する。歴史に埋もれがちな女性の言葉と祈りが、夫の未来と戦いの決断に実存的な影響を与えていることを、美しく描出していますね。
作者からの返信
元就は家族を大事にした武将でした。
みずからの兄弟に不幸があったからこそですが、それは自分を大事にして欲しかったからかもしれないなぁと思って、このような描写をしました。
一方の雪も、元就を支えて、彼女が死ぬまでは、元就は側室を持たなかったみたいです。
そしてこれから二人で、この乱世を乗り切っていくということをエンディングにあらわしたかったのです。
そこを取り上げていただき、作者冥利に尽きます。
それでは、ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました!
ではではノシ