なろうから連載を指折り数えてずっと読み続けてきた。自分は学生の頃三国志に全く興味がなかった為、三国志関連のゲーム、小説は遠慮気味だったが、この作品だけは別だった。
なろうでは、ラストのシーンから少しして状況が大きく変わるというところで、しょうもない言いがかりによって立ち消えてしまった。
カクヨムでたまたま見つけて、喜び勇んでなろうでのストーリーを見比べるようにして読んだ。
なろうで連載したものと大まかなストーリーは変更なく、より引き込まれるような内容の変化にとても満足していた。
そして、ラストのシーンである。
正直、なろうが打ち切られた際ラストシーンを少し自分ならどうするかと想像したこともある。
想像は大いに裏切られて、まさかのエンドで驚いた。
未だに、ダンのいる世界に頭だけ置いて置かれてしまったようだ。
エンドには勿論納得はしている。それは作者だけの世界なのだから。
だけれど、ひとつだけ言わせてもらうのなら
ダンの後日談も読んでみたいです
テンプレに始まり、テンプレの中にそっと収まる物語とは真逆と言って良いだろう。
読み終わった後、終わったのだと一抹の寂寥感を感じる物語でもある。
それはすでに過ぎ去った歴史のよう。
納得がいかないと思う、それもまた良い感じ方であるように思う。
この物語を読んで感じる物は様々であろうが、好きも嫌いもそれぞれに読んだ人に何かを感じさせる。
この物語に触れた者は、それぞれの登場人物の『その後』に思いを馳せる。
その未来がどうであるのか、想像する以外の術はない。
それもまたこの物語の醍醐味であるように思えてならない。
同時に静かに思う。
結末がどうであれ、物語はこうであってほしいとも。