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海への応援コメント
koumoto様
この度は当方の企画へのご参加をありがとうございました。
参加なさった方の作品を拝読させていただくつもりもございませんでしたし、ましてこのようにコメントを書き込む予定など一切なかったのですが、率直に申し上げさせてください。
「何これ?」
本当にまさに、という作品です。だというのに同時にこんなにも惹かれることがあるでしょうか。
koumoto様の世界観の美しさ、不思議さ、個性、全てが光り輝いており、というか余計な説明を抜きに言うと大変私の好みであり、とても好きです。
世界観、言葉選び、描写、展開、文章のテンポ……どれを取ってもとんでもなく好みです。
改めて、企画への参加及び素晴らしい作品をありがとうございました。
湊賀藁友
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます、湊賀さん。
殺伐とした心情をひたすらイメージに込めてぶちまけたような作品なので、企画の趣旨に合うかな、と参加させていただきました。
読んでもらえて、「何これ?」と言ってもらえて、そして更に、励みになるようなお褒めの言葉までいただけて、なんと、素敵なレビューまでいただけるとは。望外の喜びです。
こちらこそ、ありがとうございました。感謝です。
海への応援コメント
主人公は鳥なんですか?烏なんですか?島なんですか?
わたしにはそうとしか思えません。
にしても、猫のタヒ体は車に轢かれ、骨がバキバキに折れたせいでぺちゃんこの状態になっているのを一度見たことがあります。処理してもらうために市の職員を呼び、彼が到着するまでソレを観察していましたが烏が啄んでいるところは見たことないですね。風葬は昔からあるのに…主人公は人間を見るまでもないと言いつつも猫の方を見るとは…今日はマボロシじまが見える日じゃ!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。
主人公が鳥とは、考えていませんでした。面白い見方ですね。猫の死体は、自分も見たことがあります。見て気持ちいいものではなかったですね。
コメント、ありがとうございました。
海への応援コメント
この作品大好きです。
死ねという言葉の響きが元々すごく好きで、わたしもよく使ってしまうのですけど、このお話を読んだあとのキャッチコピーの「死ね」は格別ですね。どうしようもない辛さとか、苦しみとか、やり場のない溢れんばかりの感情がこの「死ね」に見事に集約されているような気がします。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。非常に嬉しい言葉です。
自分も「死ね」という言葉に執着がありますね。毒のある言葉ですから、大っぴらに使ったり、他人に向けて言ったりはしませんが、こころによく浮かんで漂っている言葉です。
そういった、対象のない「死ね」、茫漠とした「死ね」を殺伐とした風景に込めたような作品になりました。
レビューまでいただけて感謝です。本当に、たいへん嬉しく、励みになります。
海への応援コメント
何度も読み返してしまいました。
絶望の底にはさらなる絶望があった。慣れ切っていたはずの死に対して、それでも感情が反応してしまった……という感じでしょうか。
どんな状況でも心が動かないよりは動いた方が良い・美しいのではないか?そんな提起をされているように感じました。
隣島の描写のところなどは特に、私たちが生きる現実へのメタファーを感じました。
見当違いの感想でしたら、すみません!
死を描いたkoumotoさんの作品にはとても心を揺さぶられます。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。丁寧に読解してもらえて、とても嬉しいです。死に慣れて、死が日常になって、こころが死んで、それでもなにかがあふれそうになる、というようなイメージで書きました。現実は、意識的に重ね合わせていますね。といっても、明確に寓意を込めているわけではないのですが。作者にとっても不明瞭なまま書いています。
多くの作品を読んでいただけて、本当に感謝です。特にこの作品は、だれかに通じるのか不安だったので、感想に励まされました。ありがとうございます。
海への応援コメント
こんにちは。
コレが死であり、生きている状態の土台のようにも思えました。
もし今日食べたパンが美味しければ、それだけで充分ではないか。
風船を手放すことで死を逃し、死に向かって生きる。見たくないものだらけの世の中でも。死を描くことで、こんなにも「生きる」が際立つんだなと改めて感動しました。
全くの見当違いかもしれませんが、猫の山のシーンはピーテル・ブリューゲルⅠ世の絵画「大きな魚は小さな魚を食う」が頭に浮かびました。
「かすれた横断歩道を歩く。もう意味のない、歩行者の橋。線を踏まないように歩いた。」
この部分が凄く好きです。
作者からの返信
こんにちは、蒼翠さん。読んでくださってありがとうございます。
死の心象を羅列したような作品ですが、少しでもなにかがこころに引っかかってくれたなら、とても嬉しく思います。
ブリューゲルのその作品は知らなかったので、検索してみました。教えてもらい、感謝です。
コメント、ありがとうございました。
海への応援コメント
文芸部へのご参加、ありがとうございます。
灰色の静寂に包まれた世界をただ歩き続ける主人公と、その旅路のなかで手渡される鮮やかな風船。言葉をあえて失わせた世界のなかで、静かな余白がどこまでも広がっていく、非常に深い情感に満ちた作品を静かに読ませていただきました。
■ 全体を読んでの感想
すべてがしんと静まり返った世界のなかで、ただひたすらに歩みを進める主人公の孤独な視線に、深く引き込まれました。
曇天が広がる冷たい景色のなかで、ふと手渡されるオレンジ色の風船や、夜空に一瞬だけ広がる光といった「色彩」の対比が、とても印象的で絵画のように美しいです。
なにも考えたくないと願いながらも、心の奥底にある「海が見たい」という切実な想いに突き動かされて走り出すラストシーンには、静寂の底に流れるかすかな体温と、生命の渇望のようなものが静かに息づいており、胸が締め付けられるような余韻が残りました。
■ お題「会話文(「」)の封印」と描写の活用について
本作は、言葉の記号を排除することによって、世界の静けさと孤独を美しく表現されています。
・白紙の紙片が物語る「究極の余白」
小瓶から取り出される、なにも書かれていない白紙の紙。このモチーフこそ、お題である「語らないことで、余白がより深く語り始める」というテーマそのものを象徴していると感じました。文字がないからこそ、かつてそこにあったかもしれない誰かの想いや、失われた世界の気配が、読者の想像力をどこまでも広げてくれます。
・沈黙の仕草が紡ぐ関係性
言葉による対話を一切排した代わりに、オレンジ色の風船を手渡される無言のやり取りや、すれ違う人々の沈黙した佇まいが、世界の冷たさと、そのなかに灯るかすかな温もりを際立たせています。セリフという具体的な記号に頼らないからこそ、それぞれの仕草が持つ意味が、地の文の丁寧な描写を通してより克明に伝わってきます。
■ 最後に
なにも語らない世界だからこそ、風船の鮮やかな色や、最後に主人公が見つめる景色の広がりが、ハッとするほどの美しさを持って心に迫ってきました。
たまに部長の感性や性格から詳しくコメント出来ない箇所があったりするかもしれませんが、このカクヨム文芸部は形式に縛られず自由に作品を置いたり、部員同士で交流したりできる場ですので、これからもぜひお気軽に部室へ遊びにいらしてくださいね。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。ひとつひとつ細部まで言及してくださった、とても丁寧なコメントに感謝です。失われた世界の気配、まさにそれを描こうと尽力した記憶があります。少しでもこころに残るものがあったなら、それに勝る喜びはありません。ありがとうございました。