応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • >トランシルヴァニアの山の奥深くにある湖があります。鏡の湖と呼ばれておりますが、そこには昔から、黒魔術の学校があるという言い伝えがあります

    こ、これは……!
    去年、『呪文の言語学 ルーマニアの魔女に耳をすませて』という本が発売され、一部で話題になっていたので読んだのですが。
    そこにもこの魔術学校の説明がありまして、無知な私は『吸血鬼ドラキュラ』を図書館から借りてきて、該当箇所を探して「へ~、こんな伝説があるのか!」と驚いたものです。
    その魔術学校に、こうしてまた再会するとは!
    トラキアの英雄が創設した学校という説、興味深いです。

    そしてド・ヴィル伯爵……彼の正体やいかに⁉

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。

    『呪文の言語学 ルーマニアの魔女に耳を澄ませて」
    こんな本が出ているとは知りませんでした。市立図書館で検索してみると、ちゃんと持ってました。ただ、5~6冊あるのに、全部貸し出し中か予約待ちです。すごく人気みたいです。私も予約したので、そのうち、読めると思います。教えて頂いてありがとうございます。

    ルーマニアは吸血鬼の本場で、ドラキュラ伯爵のお城は人気の観光スポットで、城の中に入れるそうです。本当は伯爵のお城ではないんですが。本当のお城も、跡は残ってるとか。興味深いのは、ドラキュラ伯爵ーというか、ブラド・ドラクールの生まれた家の方は本物が残ってて、今はレストランになってるということです。
    つい最近亡くなったダン・シモンズが「チルドレン・オブ・ザ・ナイト」という長編でルーマニアのドラキュラ伝説を扱ってますが、ちゃんと、レストランになってる家に、お年寄りのドラキュラ伯爵がいらっしゃいます。不死とはいってもさすがにお年で、ほとんど寝たきりなのですが。翻訳あると思います。興味がおありでしたら。

    魔術学校の話は、多分、タイム・ライフ社の本で読んだんだと思います。子供の頃から吸血鬼は大好きだったので、ルーマニア、行ってみたかったですねえ。もう手遅れだけど、せめて、物語の中ででも、と書いた小説です。ド・ヴィル伯爵、かっこいいでしょうか?

    コメント、ありがとうございます。


  • 第16章 納骨堂への応援コメント

    ルイズ、ついに正体を現した……!
    と思ったら、ピーターがどうにか難を逃れ、ほっとしたのも束の間、今度は博士が狼にやられた⁉
    予想外の内容にハラハラしっぱなしでした。
    博士がルイズのことを知らない、ただの狂人だと思っている……というのも読者をドキドキさせるおもしろい展開ですね。

    それから、頂戴した前回の返信ですが、
    >牢から脱獄したら、警察は黙ってないでしょう。自警団にも睨まれているし、これはさっさと高飛びしようと、テッサは考えたのだろうと思います。
    確かにそうですよね💦
    とんちんかんな感想、失礼いたしました。

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。

    失礼なんてとんでもない。どんどん、感想お寄せください。
    読者の感想は、ものすごく貴重です。(ご自身作品を書かれる渡森様はお分かりだと思います)が、特にこの作者は、熱に浮かされたように書いていますので、独りよがりになってしまうことが多いのです。テッサが何を考えたのか、三郎もわからなかったかもしれません。ここは一言、あるべきでした。

    ヴァンパイアは、外見からは全くわからないらしいです。(亜寿沙ちゃんも吸血鬼に気付かなかったですよね?)映画のクリストファー・リーなんか、凄くかっこいいじゃないですか。鋭い犬歯と、真っ赤なコンタクトレンズを見せるまでは。ゾンビや狼男は見ただけで不気味なのに不公平です。吸血鬼が、モンスター界の貴族と呼ばれる理由らしいです。
    コメント、ありがとうございました。

  • 第15章 悪いニュースへの応援コメント

    ああ、やっぱりテッサは賢いですね。
    それに肝も据わっている。
    彼女ならさっさと錠を外して逃げ出してしまうことでしょう。
    ただ、高飛びしなくてはいけないほどの何かが、ルイズとの間にあったとか?
    三郎ではないですが、とても気になります。

    また、前回の感想についてのお返事、ありがとうございます。

    >ヴァンパイアの伝説では、犠牲者が亡くなってしまうと、首の傷はきれいに消えてしまうとあります。ルイズの傷が消えたということは、彼女が犠牲者ではなくなった、つまり、死んで加害者側(ヴァンパイア)に回ったということだと思います。

    こちら、知りませんでした!
    ルイズはまずい状態になってしまったんですね。
    となれば、一緒に夜の街を歩いたテッサがますます心配になってしまいました。

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    牢から脱獄したら、警察は黙ってないでしょう。自警団にも睨まれているし、これはさっさと高飛びしようと、テッサは考えたのだろうと思います。どっちにせよ、ロンドンの公演は終わりに近く、巡業に出なきゃならない時期でした。
    テッサは大丈夫。ただ、ルイズの周りの人たちは、あんまり大丈夫じゃないかもしれません。

    コメント、ありがとうございました。

  • 第14章 ヴァンパイアへの応援コメント

    テッサ、十字架をあっさり女の子にあげてしまいましたね。
    このまま何も起こらなければいいのですが、ルイズが怪しすぎて怖いです。
    首の傷はなくなっていましたが、ヴァンパイアだったらうまく消すことができるとか……?
    テッサは前向きで賢く、おまけに面倒見のいい人なので、できればひどい目に遭ってほしくないなと思ってしまいます💦

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    ヴァンパイアの伝説では、犠牲者が亡くなってしまうと、首の傷はきれいに消えてしまうとあります。ルイズの傷が消えたということは、彼女が犠牲者ではなくなった、つまり、死んで加害者側(ヴァンパイア)に回ったということだと思います。
    テッサはヴァンパイアなんて信じてないし、自分の力に絶対の自信を持ってますから、十字架を子供にあげたのでしょう。「汝の必要の方が大きい」ノブレス・オブリッジの精神を、貧しい出身の人間の方が持っているというのは、不思議です。大丈夫、テッサは強い子です。
    コメントをありがとうございました。

  • 第13章 ガル博士への応援コメント

    モスボールとあったので、moss ball……苔玉? と思ったらmothball(防虫剤)なんですね!
    テッサとの会話――本筋とは関係ない、こういうちょっとしたやりとりが物語に奥行きを与えていて、おもしろいです。

    それから、ガル博士がタンブレッティの保釈に尽力したわけ……なるほどなぁと感心してしまいました。
    クラレンス公アルバート・ヴィクターのことはまったく知らなかったので調べたのですが、日本とも縁がある方なんですね。
    あいかわらず日野原さまの豊富な知識が満載で、大変興味深く読みました。

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。

    テッサは三郎に結構、辛辣なこと言ってますよね。弟子に取ったんだから可愛くないはずはないんですが、自分が強いものだから、頼りなく感じてつい、意地悪したくなるんでしょうか。強い女性にたまにあるように思います。私の親友の気の毒な弟さんは、姉さんに何言われても全く言い返せませんでした。どこかの陰陽師も、しっかり者の弟子には頭が上がらないようだし・・・。

    クラレンス公は、切り裂きジャックが出てくる映画ではちょいちょい顔を出す人気者です。英王室はこの頃から「困ったちゃん」を良く出して周囲の関係者の頭痛の種になってたようです。

    コメントありがとうございました。

  • 第11章 ドクターの弟子への応援コメント

    >その名前は、爆弾のように耳を撃った。

    この表現、かっこいいですね!
    そして元助手が誰の名を言ったのか、とても気になります!

    それから、前回も盛りだくさんのコメントをありがとうございました。
    日野原さまは洋書からネタを得ていたのですね。
    私は英語が苦手で(じゃあ日本語が得意なのかと言われると、それもうーん? なのですがw)、ですので、原書を直に読めるって純粋にすごいなぁと思います。
    日本語に翻訳されていない(翻訳されるアテもない)、おもしろい英語の本は世の中にたくさんあるわけですから。

    これからもこちらの作品から自分の知らない知識を得られればいいなぁと思っています。

    作者からの返信

    誰の名前だったか。意外や意外、お楽しみに。

    洋書といっても、私の場合、英語だけです。フランス語には、三度挑戦し、その度に数字の読み方を覚えられずに撃退されました。まだ未練があるので、そのうち、四度目の挑戦するかもしれません。終わりなきダイエットみたいです。

    渡森様のきちんと調べた知識、こちらこそ、有難く拝読してます。亜寿沙の可愛らしっさと共に、作品の得難い魅力ですね。

    私のは雑学です。何の役に立つでなし、ただ純粋に好奇心だけで色々、首突っ込んでます。最近、古本で寺山修司の『幻想図書館』(河出文庫)を手に入れました。演劇界の鬼才が嬉々として靴の民俗学だの蛙学者だのについて書いてます。恐れ多いほどの巨人が、同好の士だったと知って嬉しくなりました。

    コメント、ありがとうございました。


  • おもしろい……!
    日野原さまは本当にいろいろな知識をお持ちですね。

    >一四九二年、六十歳だったローマ法王イノセント八世は、若返りを図って三人の少年から取った血液をおのれの血管に注入させた

    こちら、思わず調べてしまいました。
    これはイノケンティウス8世を元にした創作でしょうか?
    それでもこのローマ法王がとんでもない人なのがわかって為になりました。

    どんどんお話が核心に迫っていきますね! 続きが楽しみです。

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。

    イノセント八世の実験については、私の創作ではなく、英文資料にあったイノセント八世を私がそのまま書いてしまったものです。日本語で書くなら原音に忠実にイノケンテイウス八世にすべきでした。すみません。

    資料にはそうありましたが、もしかしたら定説ではないのかもしれません。元ネタをばらしちゃうと、Time/Life Books 出版の『Mysteries of Unknown』シリーズのうちの『Transformation』『Search for Immortality』のどちらかに載っていた話です。

    Time/Life社のこのシリーズは面白い話がたくさんの写真と一緒に載っていて、私は図書館から借りだしてきてよく読んでいました。『Mind and Matter』とか、『Time and Space』とかの、科学、オカルト、疑似科学系の情報がどっさり載っていて楽しかったですね。アカデミックな本ではなく、一般読者向けのシリーズでしたから、必ずしも正確ではないのかもしれません。それに、出版されたのが、1970年代ですから、情報としては正直、古い。ユリ・ゲラーがきっかけになって、超能力が世界中でブームになっていた時代でした。

    今でもひょいと思い出して、読みたくなったりします。帰国前に、中古で全部手に入れて持って帰ろうかと思ったのですが、古さと重さで挫折しました。ネッシーから雪男からダウジング、タロット、中世ペルシアの暗殺教団、ゴーレム、インドの暗殺宗教、心霊治療、易経、UFO、若返りの泉、ポルターガイスト、ニューエイジ、LSD、魔女狩り、過去視と未来予知、アニミズムにチャネリングと、思い出しても、よくもまあ、これだけ色々、変てこな話があるものだと思います。世の中、確かにunknown なもので満ちていて、小説のネタには事欠かないですね。

    これからも頑張って面白い話を書いていきたいです。コメント、ありがとうございました。







  • 第八章 二重殺人 への応援コメント

    ああっ、ルイズ嬢とキリヤコス夫人が殺された⁉
    久しぶりにお邪魔したら、いきなりの展開で驚いています。(そして久しぶりなのに、登場キャラクターが立っているので、前話を振り返ることなく一気に思い出せました!)
    それにしても、ルイズの首筋にあった小さなふたつの穴……。
    これはもう、犯人はアレしかいない⁉ と短絡的な推理をしてしまいました。
    また、ヴァン・ホーテン教授が嘘の死因をでっちあげてくれたのは、時代柄あってもおかしくないことなのでしょうか。
    ここから一気にお話が進みそうですね!

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。
    はい、ルイスの首にあった二つの穴。多分、推理された通りの犯人です。
    怖れ多くもブラム・ストーカーの「ドラキュラ」へのオマージュと、切り裂きジャックを組み合わせ、そこに全盛期のライシアム劇場を入れこんでみました。日本ではちょうど、自由民権運動が盛んになった時代です。
    死因は、自宅での病死で医師が死亡診断書を書けば、特別な告発がない限り、警察はあえて介入することはないでしょう。

    近況ノート、拝読しました。
    ご無理をなさらないように、また、渡森さまの文にお目にかかれるのを楽しみにしています。

  • トランシルヴァニア出身の伯爵、と聞いただけでわくわくしてしまいました。
    彼はなぜ切り裂きジャックを追っているのかう……?
    それと、にらみ合った杉崎とマノーラの一触即発な描写が見事で、こちらはドキドキしてしまいました。

    さらに、切り裂きジャックは船員なのでは、という推測もおもしろかったです。
    くわしい方からすれば、そういう説があったのはすでにご存知なのかもしれませんが、私は無知すぎて、なるほど……と感心しながら読んでしまいました。
    当時の人々の暮らしが垣間見えるのも、この作品のおもしろいところですね。

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。

    切り裂きジャックの正体については、やんごとなきお方から下々まで、実に多くの説があります。19世紀から今までたくさんの人が熱狂して推理してきました。証拠も、捏造からもしかして本物?まで色々あって、収拾がつかなくなってます。だからこそ、面白いのですが。
    この小説では、ジャックの正体について、従来の研究者の成果を交えて、作者が強引な推理を試みてみました。

    ヴィクトリア朝ロンドンは面白い所です。英国人はせっせと海外へ出ていきましたが、海外からも色んな人が訪れているはず。トランシルヴァニアの貴族も・・・・
    コメントありがとうございました。面白いと言って頂けて光栄です。

  • 第6章 ルイズの夢への応援コメント

    上流階級の娘にも悩みや苦しみがあるのに気づき、自分の持っている幸せに気づけるテッサはかしこくて強い女性ですね。
    ルイズから話を聞き出す口調も、ちょっと蓮っ葉なようでいて、やさしさに溢れていて、読んでいて胸が温かくなりました。

    それにしても、ルイズの首に付いたふたつの赤い痕が気になります。
    ついつい吸血鬼や狼男を想像してしまいましたが、果たしてその正体は……⁉

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。

    衣食住に不自由しない家に生まれた娘は、自由がない。親やその周りの言う通りに振舞うように小さい頃からしつけられてますから、それが当たり前だと思ってる。なまじっか自我が強いと本人が不幸でしょう。
    映画で、ずっと年上の男と結婚させられることになった貴族の娘が、「でも、あの人は年寄りで醜い」と親しい年上の女性に訴えるシーンがありました。その年配女性の回答。「あの人はあなたの夫なの」そして、その娘が恋をしている若い音楽教師のことを、「そうして、彼はあなたの恋人なのよ」結婚と恋愛は全く別のもの。一つの知恵だと思いました。

    庶民の方が楽かというと、こっちは食べるために四苦八苦する。テッサは、まだ運の良い方で、ブルヘッドに集まった娼婦たち、悲惨な暮らしです。ジンでも飲まなきゃやってられなかった、と言うのが正直な所でしょう。それでも彼らはメソメソしないで生きていった。あの時代の下層階級の女たち、ちょっと尊敬しています。

    ルイズの首の痕。多分、渡森様のお考え、それほどはずれていないと思います。
    コメントありがとうございました。

  • 第五章 ブルヘッドへの応援コメント

    酒場の雰囲気が本当にリアルですね!
    読みながら、店のざわめきや匂いなどが容易に想像できました。

    また、ユダヤ系の移民がロシアからロンドンに流れ込んでいた、というのも初めて知りました。
    上海にユダヤ人街があった……というのをうっすら聞いたことがあるのですが、西に逃げた人たちもいたのですね。

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    お読み頂いてありがとうございます。英国にいた時にパブへは何回か行ったことがあります。週末の夜は人でいっぱいで、私一人じゃ入るのが怖いような気がしました。特に注文するカウンターの近くは、人がわちゃわちゃいて、どうやって近づいたものか憶えてないです。英国人の友人が一緒にいなければ、あの夜、飲み物にはありつけなかったかも。ただ、全てのパブがそうではなさそうで、後では、もう少しお上品なパブに立ち寄ったこともありました。

    ユダヤ系移民は、上海にもいたのですね。切り裂きジャック徘徊の頃、英国では大きな問題だったようです。ロシアは国策として、せっせとユダヤ人を追い出し、迫害を逃れた人々は、別の土地へ流れ込み、そこで摩擦を起こす。ジャックの犯行現場の壁に、「ユダヤ人は、理由なく非難されているわけではない」というスペルミスのある落書きがありましたが、警察は暴動が起こるのを恐れて、あわてて消してしまったと言われてます。

    改めてこの章を読んでみて、当時の英国の状況が、なんとなく、現在の日本の移民反対の現状と被ってるのに気づきました。今の生活を守りたい人間と、新しく生活を切り開きたい人間。どっちにも言い分がある所が、難しいです。ジャック跳梁の19世紀末から、100年以上の年月が経ってますが、人間はまだ、同じ問題に悩んでいますね。
    コメントをありがとうございました。

  • 第四章 墓地への応援コメント

    テッサの過去がわかる、非常に興味深い章でした。
    石炭置き場から縄抜けして、そのおかげで才能を見いだされる……という展開もいいですね!
    それと同時に街中に現れた狼や、女性を縛り付けてくれと頼んでくる男など、謎も多くておもしろいです。

    ところで、前回のコメントの返信を拝読して、日野原さまは様々なことに造詣が深い方なのだなぁと感心してしまいました。
    以下はその問いと返信になります。(長々とすみません💦)

    >東洋と西洋の死後生観の一番の違いは、輪廻転生かと思ってます。
    >民俗学に詳しい渡森様は、どのようにお考えでしょうか。

    たしかに西洋……キリスト教ですと、人生は一度きりで、天国に行って永遠の命を得るのが目標ですよね。
    反対に東洋の輪廻転生は、何度も転生を繰り返しながら、最終的に解脱する……苦しみの連鎖から抜け出すことが目標。
    なので、西洋と東洋の死生観の行きつく先は「永遠の幸せ」という、ある意味同じものなのですが、キリスト教(西洋)はチャンスは一回、仏教(東洋)はいつ終わるかわからない修行を延々とやらされる……というのが大きな違いかと思います。
    そして、この違いはいったいなぜ生じたのか?
    飽くまで個人的な考えですが、キリスト教は「宗教」ですが、仏教は元々「哲学」として生み出されたものなので、前者は「神にすがれ(絶対的な存在に浮気は厳禁、やり直したいなんて許されると思ってる?)」、後者は「自ら修行して悟れ(人間は不完全なもの、何度もチャレンジして頑張れ)」という考えが根底にあるのだと思っています。
    余談ですが、たまにネットで目にする「この人、人生何度目?(人間できてる!)」も輪廻転生が元になった考え方ですよね。

    非常におもしろい問いをありがとうございます。
    なかなか自分では気づけないことなので、いろいろ考察するのが楽しかったです!

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    造詣が深いなんて、とんでもない。ただ、長く生きていて、色々なことに首を突っ込んできただけです、いや、ホント。

    渡森様の西洋、東洋の死生観の違い、興味深く読みました。「仏教の根底にあるのは哲学」というお言葉で、はっと思い出したことがあります。知り合いのアメリカ人女性に、「仏教は宗教なの? 哲学なの?」と尋ねられて、うまく答えられなかったことがあるのです。気になってました!そうですね、自分で考え、修行して悟るのが本来の仏教だとすると、これは信心の問題じゃなくなってくる。自分自身との対話、対決の問題で、そこに神様はいない。
    もう少し早く、渡森様のご意見をうかがえていたら…と思いました。面白いご意見をありがとうございます。

    こういうことを真っ向から話し合える人は、中々いません。大学在学中の若いころはともかく、実社会ではみんな忙しすぎて、少なくとも私の周りには、話せる人がいないので、ものすごく嬉しかったです。また、こういう対話ができると嬉しいです。
    コメント、回答、ありがとうございました。







  • 当時のイギリスを実際見てきたような描写に驚きました。
    登場人物たちの会話もウィットに富んでいておもしろいです。
    特に「不老不死は神罰なのです。決して恩寵ではない」というセリフは興味深いですね。
    中華風世界……特に道教は「不老不死万歳!」みたいなところがありますが、日野原さまのお話を読んでいて、キリスト教世界の不老不死はその対極なのかも? と考えてしまいました。
    続きも楽しみです!

    作者からの返信

    渡森ヨイク様

    コメントありがとうございます。
    19世紀末頃のロンドンは、英文学大好きな人間にはこたえられない世界です。なんといっても、オスカー・ワイルド、コナン・ドイル、ブラム・ストーカーが同時代人で、狭いロンドンで行き来してたなんて、想像するだけでわくわくします。で、せっせと当時を描いた本やドラマ、映画から情報を集めました。役立っていたなら、嬉しいです。

    道教が不老不死礼賛というのは、知りませんでした。そういえば、中国の仙人は不老不死ですね。キリスト教は、ちゃんと死なないと天国へ行けないので不老不死では困るのだろうと思いますが、その割に、不老不死への願望は強いように思います。吸血鬼は、もろにその願望充足幻想じゃないかと考えています。ギリシア神話の神様たちも、皆さん不老不死ですから、ヘレニズムの影響もあるんじゃないかと思います。

    素人考えですが、東洋と西洋の死後生観の一番の違いは、輪廻転生かと思ってます。東洋人にはごく普通の観念に思えるんですが、西洋ではほとんど考えられないみたいです。例外はピタゴラスだけで、でも彼の考えは大きく広まりませんでした。
    民俗学に詳しい渡森様は、どのようにお考えでしょうか。

    興味深いコメントありがとうございました。また、色々、考えが広まりました。