14 安易な魔剣の作り方♪


が、そのフラグは、たまには期待を裏切る希少種フラグのようだったんで、スルーされた様子ですw

ねーよっ!!!ww



「ねぇ母さん、アンデットとかと闘ったことあるの?」

「ええ、あれは楽だったわねー」

「え?母さんの魔法で?」

「いーえ、、父さんの魔剣でちょこっとやると、皆粉々に。」

・・・・なにもしてなきゃ楽だわな、、


「ねぇ父さん、アンデットとかと闘ったことあるって母さんが言ってたけど」

「ああ、母さんが私の剣を魔剣にしてくれてな」


一度に言えやあああああ!!!!

とは言えないので、


「母さん、魔剣の作り方おしえて」こういう訊き方が最もいいな。ずれなさそう。


剣、何でも良い。

まず、魔力が強い者が、その剣に魔力を纏わせる。なんども。で、そのうちまといやすく成る。

それがベース。で、剣を使う者が、その剣に自分の魔力を纏わせる。

でできあがり。


こんなんでいーんだ?

「ベースを作れる者があまりいないのよね」母


で、俺が練習用の木剣にまとわせーのを何度もやってると、一瞬でまとうようになった。抜いた瞬間にはもうまとっている、だな。だから抜刀術でも使える魔剣になったかな?

使ったら結構斬れる。ので、剣が上手い父に使ってみてもらった。


「これ、試しに魔剣仕様にしたから、使ってみて?」


父は

そうかあ!お前がもう魔剣かあ!!うれしいなあ!!!

とかニマニマしながら庭に出る。

俺は鞘を持ってついて行く。


・・・・・・??

「これ、、、最初から魔力まとってんの?」

「ううん、まとってない。それお父さんの魔力です」俺


地べたに置いて手を離す。

「あ、ほんとだ、、??」

「父さん、はい、鞘」

お、おう、、といいながら腰に着け、剣を収める。


「抜刀術、できる?とうさん」

「ん?できるぞ、見てろ、、、」

じりじりじり、、居合での抜刀らしい、、、エア敵を見ながら、ってやつだ。


しゅばっつ!!!

・・・・・ず、ず、ずずずっしーん、、、

「あーあ、、」

ずっと先の方に有る大木を切ってしまった父。


「、、え??・・・いや、、だって、、、、なんだよこれ、、、」


「えー、だって父さんここまで凄いなんて知らなかったしー(棒)」俺

まぁ、可能性は十分あると思っていました。なので、壁に沿ってかなり厚めのバリアは張っておりました。ええ、そのバリアもかなーりダメージ受けました。なかったら被害は、ここから離れている村まで及んでたでしょう♪。


飛んできた母さんは、父さんの言いワケけというか説明を聴き、父さんと木剣とキレイにすっぱり来られた大木とを交互に見、、はぁ、、、、とため息をついて戻っていった。



夜の会議

「ゴーレムに持たせる。コレ最強!」次郎

「敵に取られたら?」

「ゴーレムの手に生やす?」

「ゴーレムの手を取られたら?」

「そりゃ、ゴーレム自体がダメになったら砂になるようにしておいて、パーツも本体から離れたら砂になるようにしておけば」

「賢いな?太郎じゃないだろ?おまえ三郎あたりか?」

「いやお前、自分がさぶろーだろーがよ、」

少しでも賢いこと良いこと言うと疑るんだもんなー、、


木剣でなく、ゴーレム作る時にそのまま生やして、前もってコアにその魔法掛けとけばいいだろ、となった。



で、翌日庭で実験。

コアにする石はカッコイイのが良い、なのでよく選んで拾ってくる。

形がアレだが、色が青か緑かの濃いやつで、その色がすっげーかっこよかったのでそれに。


俺らの背丈ほどのゴーレムにする。

パラレル操縦向けゴーレムにするので、いろいろ使えるゴーレムになるようにコアに成るその石に細かに魔法を掛けておく。で、魔力をまといやすいようにその石に何度も魔力を纏わせると、、ひょいっと完全に一瞬でまとうようになった。


「いでよゴーレムっ!!」

呪文いらないんだけど、、今俺らのはやりはコレw


地べたに置いた石に土がまとわりつき見る見る形成されていき、ほどなく出来た。


「えっと、どっちが俺だよ?」と俺


「いや、お前がお前だろ?」

「うん、お前とお前そっくりだなー」

「いや、俺と俺がそっくりってことはお前と俺もそっくりなんだから、俺とお前はそっくりだろ?」


俺(ゴーレム)は、見た目はまったく俺だった。その死んだ魚のような目。


「・・これ、、、」

「おう、、姫様にやらせたいな?」

「最後の呪文だけでいいなら、姫様でもできるよな?」

「行ってみる?」

「王都に?」

「いや、姫様の邸に直だ」俺(太郎)


念話で姫に確認とり、姫の部屋に4人で跳ぶ。というか+1でw


(もう魔剣忘れ去っている4人w)


「「「「「よう!姫様!!」」」」」


「よくきたわ・・・・・・??あれ?ひーふーみーよーいつ。ひーふーみーよーい、、、いちにーさんしーご、、あじーんどばぁ、とぅりぃ、ちぇとぅぃり、ぴゃ・・・、いーりゃんさんすーい・・・、、、一体どうなってんのよっつ!!!!」

王女様お冠w


はい、元凶はこいつです、と、ゴーレムを姫の目の前に出し、、

「太郎じゃない、、また何かやったの?」姫

ひでーなー、、、でも姫も俺だってわかるんだぁ、、目、だろーなー、、、お魚のつぶらな瞳、、


ぽん、、肩をたたかれた?

「現実を見ろ太郎」次郎

うるせーよ、、

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