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憧月記

憧月記

そのへんにいるありさん

おすすめレビュー

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★★★
★6
2人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 美澄 そら
    108件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    懐かしくて、愛しい虎との再会。


    山月記。
    誰もが一度は教科書で読むのではないでしょうか。
    短いお話の中に、李徴という男の深い深い思考に誰もが共感できる作品です。
    虎になっていく自分への葛藤、姿形が変わってしまっても変わらない詩への思い。家族に対しての詫びる心。
    中島敦著の名作です。

    この憧月記は、山月記をベースに、李徴の視点ではなく、親友である袁慘の視点で描かれます。
    袁慘は親友だったからこそ、虎になっていく李徴のことを思い、共に悲しみます。
    ありさんの情感豊かな文章に、心打たれるお話でした。

    • 2021年2月17日 23:26