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羽搏くのが罪だとしても

羽搏くのが罪だとしても

南屋真太郎

おすすめレビュー

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★★★
★18
6人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 綺嬋
    288件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    空より青く、まっすぐな物語

    現実世界で鳥に転生するという独創的な世界観は、当たり前の人の世界を自由の象徴である空の世界に変えてくれるだけでなく、人と鳥という世界の隔絶を自然かつ絶対的にあらわしてくれます。
    けれども、渡り鳥と留鳥、捕食者と被食者、人と関わる鳥と関わらぬ鳥といった関係性は人間社会に重なって見えます。だからこそ人からは自由に見える鳥の世界も何も変わらないことを、ひいては私とあなたの世界であってもそれぞれにしか見えない葛藤があることを教えてくれます。

    美しく描写されたその世界の中で恋人のために苦難を乗り越え真っ直ぐに飛ぶ主人公の軌跡が、心に残る作品です。

    • 2021年1月31日 21:47