なんでこれが埋もれとんねん代表と言ってもよいです。
流行りでは無い。
しかし、その中身は一人の女性の甘酸っぱい恋物語。
ガサツでも、タバコに逃げても、綺麗な生き方してる女じゃねーわと言っていても、やはり『女性』であるということが地の文や独白でクッキリと描写されているので思わず( ◜ω◝ )ニチャアしちゃいますね。
どれだけ乱暴を装っていても、化粧で自分を可愛く飾ることは怠らないし、ちょっとしたところにむっと嫉妬したり、彼が喜んでくれると照れを隠して煙草の箱を握りつぶしたり。
とにかく、そういった要素が全体に散りばめられていて、思わず「ふひ」と声が漏れてしまいました(きも)
人並みのちょっとした小さな幸せをいくつも回収するからこその出来栄えが、この作品にはあります。