このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(313文字)
いろんなものが巡り巡ったという感じのストーリー。終盤の展開が見事でしたね。本当、色々と畳み掛ける。 レモンのメタファーとしての使い方がうまかったです。ある意味でこのタイトルのためのストーリー・内容というべきか。レモン味が作中に散りばめられています。 初恋、爽やか、涼やか、クール、切なさ、ほろ苦さ……。色々と思い浮かぶけれど、スラングまで含めて、フルで活かしているのは珍しい。 甘いだけでないというのも、この作品に合っていると感じます。
ひょんなことから始まった、恋愛の練習。あまりにも長い練習期間の中で、揺れる距離。距離感の描き方、感情の動き、時系列や流れの作り込み方。その全てがとても自然で、また精緻で、どんどん引き込まれました。あっという間に最新話までたどり着いてしまい、続きが楽しみです!
かつて中学時代、恋愛の「練習」相手だった男性との再会。そこから偶然の邂逅は、焦らされながら、焦れながら大人の恋愛へ。その過程に酔わされつつも、どこか未熟で甘酸っぱい2人の関係から目が離せません。