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  • 第5話 迷い谷 其の二への応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    結界をスイッチ一つでオンオフできるという設定がおもしろいです。
    そして、鞭のシーンの生々しさ! しばしば小説で見かける鞭、ぴしりと鞭打つくらいで、一体どんな罰になるというのか?と思っていましたが、二十回で…五十回で…七十回で…のくだりに唖然としました。そんなに破壊力のあるものだったのですね。
    アリアドネの傲慢さと豪胆さから、いかにも生まれながらの支配者という雰囲気が感じられました。
    アリアドネとテセウス、衝撃的な出会いですね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    コメントをありがとうございました。結界は、現在の警報システムから考えました。あの時代に無理だろ、と言われるのは承知の上です。ただ、クレタ島には、ダイダロスという名工がいたわけで、彼ならそれくらいの細工はやってのける、なにせ、ラビリンスを作った人ですから。かなり、強引な設定、面白いと言って頂けて嬉しいです。

    鞭打ちについては、アメリカ南部の黒人奴隷の背中の写真を見たことがあります。鞭の跡、かなりひどいものでした。昔の出版物でしたから、フェイク画像ということはないでしょう。(ここで、ふと、AIが発達した現在では、逆説的に、ローテクだった昔の書籍の方が信用できるかもしれないと、考えました。おかしな時代になりました。)
    二十回、三十回、五十回というのは、英国の芝居で読みました。英国が囚人をオーストラリアへ追放していた時代、その輸送船内で反抗した囚人への罰則の鞭打ちの描写でした。戯曲そのものはフィクションですが、かなり綿密に実態調査の上で書かれた台本でしたから、事実から大きくかけ離れてはいないと思います。人間は同じ人間にたいしてこんなにも酷いことができる。恐怖です。

    アリアドネとテセウス。神話だと、アリアドネがテセウスにあっさりと惚れて、糸玉を与えることになってますが、そう簡単じゃないはずだと考えて書いた物語です。この後もお楽しみいただけると幸いです。

  • 第3話 迷い谷 其の一への応援コメント

    こんにちは。アリアドネ王女が登場しましたね。当時女性にどの程度の自由が与えられていたのか、気になるところです。アリアドネ王女のこのやや奔放にも見える行為が受け入れられるものだったのか、王女でなかったら到底許されるような行動ではなかったのか。
    いずれにしても、現代人の私にしてみれば、気風の良い好感の持てる女性だと感じられます。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    また、拙作にお越し頂き、ありがとうございます。
    「迷宮の神」はかなり昔に書きました。当時、一番関心を持っていたテーマを真正直に書いた小説で、あまり、史実に忠実ではありません。大昔にクレタ島やクノッソス宮殿には行ったことがあり、その風景や印象はそのまま描写したつもりではありますが、人や社会は私の想像の産物です。

    現実には、当時のアテネの女性は、ほとんど家の中にいて、外出は稀だったようです。アテネでは日常の買い物も男性の仕事で、劇場で演劇を見るのも男性のみでした。アテネの女性が家の中にこもっていたのは、アテネ市民権が与えられるのは、両親ともにアテネ市民の子に限られたためと言われています。そうはいっても、男ばかりじゃ殺風景だと考えたらしく、宴席にはヘタイラと呼ばれる女性が侍りました。楽器や社交術に優れた外国籍または、奴隷身分の女性たちでした。古代ギリシアに、日本の芸者のような役目を持った女性がいたのは、面白いと思ってます。

    アリアドネとテセウス、ラビリンスとミノタウロスの話はギリシア神話のなかでも魅力的な話だと思います。私なりの解釈ですが、楽しんでいただけると嬉しいです。コメントありがとうございました。