第4話
目を開けると、ロッキー博士が立っている。
「これで信じてもらえたかね。」
「あぁ、なぜ破滅するのか分からないがな。」
「日にちはいつだった?」
「2100年12月30度だ。」
「なるほど。 多少、ずれた程度か。」
ロッキー博士はパネルに書いていく。
「感覚はリアルだった。 あれはあんたが造ったのか?」
「わしは造っていない。関わっただけだ。 ジョン博士が造った。」
「ジョン博士はここにいるが、死んでいるといったほうがいいだろう。 ついてきなさい。」
ロッキー博士はそう言われてついていく。
パネルに顔をスキャンすると扉があく。
博士は中の人を追い出す。
男性がいる。
「彼がジョン博士だ。 心臓は動いているし、脳は活動している。 意識が戻らないんだ。 さっき君を送ったマシンでジョン博士は初めてやった人間だ。 未来へ送ったら、意識は戻らなくなっていた。 あらゆる手をほどこしているが、見てのとおりだ。」
「このマシンには欠陥がある。 そうだろう。」
「その通り。 試さなければ結果は分からないのだ。 ただ、精神的に異常がないものだけが戻る確率が高い。 1番は死への恐怖がそうさせているのだろうと考えている。 しかし、ジョン博士だけは特別だ。 意識が戻らないものは脳は死ぬんだが、彼は死んでいない。 謎なのだよ。」
「なるほど、あんたは精神的に異常がないものたちを選んだわけだ。 俺たちは毎回死ととなりあわせなわけだ。」
「怖じ気づいたかね?」 ロッキー博士はニヤリと笑う。
「いや、なぜ破滅するのか気になるから続けるさ。」
ロッキー博士は笑って、話す。
「君は愉快だよ。 恐怖より好奇心か。 続けてくれるとは。」
「さぁ、またやろうじゃないか。」
「待ってくれ。 君に紹介したい人と説明を聞いてくれ。」
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