第1話への応援コメント
ああ
次への引っ張りがうまい!
上村松園の「雪女」を出した時点で、もう、雪乃の陰影ある姿が浮かび上がってきました。
上村松園、美人画で知られていますが。水ぎわは「焔」や「雪女」「花がたみ」に惹かれます。
美しい女性をここまで追い込む恋の業に、息をのみますね。
作者からの返信
ああ
褒め方がうまい!
水ぎわさんの作品、遅ればせながら、まだ幾つかしか読んでなくて、それで解ったような事を言うのも何なのですが、幅の広さ、奥の深さにぶっ飛んでいます。
「ガラケー……」の軽妙洒脱。作者の訴えたいことを的確に捉える洞察力……。
うん。今後とも拝読させて頂きます。夢中で読んだときなど、コメントは控えさせて頂く場合が多々あります。ご理解ください。
第3話への応援コメント
霊に憑りつかれる。正に怪異ですね。何処か悲しくもありますが、想い人を守る強い気概は優しさを覚えるものでした。そこは松園の雪女の話が際立たせるようで、物語を拝読する方に強い印象付けをするのではないかと思いました。じっくりと読めば人を想う気持ちの強さが如実に表れていると感じます。そこが見所ではないかとも覚えました。怖くもありましたが、心が温かくなる怪異譚は素晴らしいものです。
美ぃ助。
作者からの返信
美ぃ助実見子様
コメント有り難うございます。
怪異譚でありながら、心が温かくなる。まさしく私が目指したものであり、そう言って頂けただけで、この短編を書いた甲斐がありました。
嬉しくてモチベーションが上がって参ります。
本当にありがとうございます。
第1話への応援コメント
私も、松園の『雪女』を拝見したことがあるのですが、見ているだけで冷感を覚えました。ゾッとするものです。刀を手にした白い女性の影に、くぼんだ目が何処か髑髏のようで恨めしくもあり、戦慄したのを覚えています。それだけ強い印象を与えるものでした。
もし、拝読する皆様方がこれを想像できるのであれば、きっと雪乃は不気味な存在であると感じるに違いがありませんね。ゴクリと喉を鳴らして読み進めます。
作者からの返信
美ぃ助実見子 様
コメント有り難うございます。
絵をご覧になったことがお有りなんですね。
より深く読み進めて頂けて嬉しく思います。
あの、全てを吸い取るような雪の中に朧気に存在する女性らしき物の怪が持つ刀だけに色がついています。つまり物語はあの刀が中核となって進められていくというわけです。
同時に不気味な存在となった無念さも抱えて、霊となって現れる者の美しさを精神の美しさであると松園は解きたかったのだと言う方がおられました。
とてもそこまでは表現することが叶いませんが、最後の最後で多少なりとも胸を撫で下ろして頂けるのでは無いかと思います。
第1話への応援コメント
コメント失礼いたします。
麗人や佳人という言葉は知っていましたが、優劣があるなんて知りませんでした。
でも、麗人はまだ美しい感じがしますが、佳人になると美しいというより、賢いって感じがするのは僕だけでしょうか。
作者からの返信
コメント有り難うございます。
まさしく仰有るとおりで、伯父も言っておりますが、美人は見た目、麗人は言葉や想いに情がある人。佳人はそれに加えて知性とか教養のある人と申しておりました。
ですから優劣というより、少女時代は美人と言われた人が、恋を知って麗人となり、知性と教養を身に付けて佳人と言われるようになった。というようなことではないかと解釈しております。
編集済
第3話への応援コメント
怖いですが、なぜか
妙に納得してしまうのは
なぜでしょうか。
すらっとした文章が恐怖を
押さえてくれるからなのか。
整った、美しい語りにいつも
関心いたします。
独特の美学といいますか、筆の力の持つ
しなやかさと表現力のしなやかさは今までの
執筆と推敲のたまものだと思います。
他の作品も読ませて頂きます。
筋の発想も独自で既読感がないところが素晴らしいですね。
作者からの返信
樹 亜稀 様。
コメント有り難うございます。
すらっとした文章
整った、美しい語り
これらの言葉に歓喜雀躍しております。
実は私、いわゆるドロドロのホラーが大の苦手で、読んだ事さえ一度か二度。
その訳は、僧籍にも身を置く女流作家の、「凡そ霊というものは、自分の身内の幸せを願うが故に現れる」という言葉を聞いた事にあります。(まったくフアンではありませんが)
今回はそれに加えて、小泉八雲の『雪女』とは違う、上村松園の『美人画』にカテゴライズされる『雪女』に感銘を受けたことが、本作作成のきっかけになりました。
最後までお読み頂けましたことを感謝致します。
それから★をありがとうございます。レビューに対する返信の場がないので、こちらで。
蛇足
樹を「いつき」と読むことを知ったのは「ラブレター」という小説によってでした。
映像化されたプロローグの、雪の上に寝るシーン。白い雪と黒いコートのコントラストの見事さを今も覚えています。
改めて、樹様作品を拝読させていただきたいと思いました。
第3話への応援コメント
あられはそのことを伝えに来たのですね。
〉 雪乃の美しさは、あられの精神の美しさと溶け合っているからなのだと思う
確かにあられは雪乃を助けたし、良い子なのでしょう。でも雪乃の意識はどうなったのでしょう?
なるとが二人と付き合う!
それはあられと雪乃の二人そういう意味でなのでょうか?
作者からの返信
天音さん。そうなんです。あられは、あのときの少年の高校が、また事故を起こす危険に巻き込まれようとしていることを伝えるため。 それからあのとき抱いた淡い好意のために、親友の雪乃に頼んで憑依させて貰いました。
あられは実態を持つ雪乃とは話したり相談もしていたようで、授業で解らないときは二人で考えて答えを導いていたようです。それが人には独り言のように思われたのでしょう。
ナルトが二人とつきあうというのは意識態であるあられと実体を持つ雪乃のことをいっているのでしょうね。
ありがとうございました。
追記
★をありがとうございます
レビューに対する返信の場がないようなのでこちらで。
第3話への応援コメント
そんな裏話があった何て………雪乃はからだは生きているけれど、あられに乗っ取られいる。雪乃自体は、表に出られないのでしょうか? シンは雪乃を助けてあげられないのでしょうか? 雪乃が可哀想だなと思いました。
作者からの返信
akasarasa さん。コメント有り難うございます。雪乃を気にかけて頂いて有り難うございます。
でも大丈夫。あられと雪乃は固い絆で結ばれているみたいです。
雪乃は事故の時、あられのおかげで脱出できたのだから、あられが幽体になっても嫌いになる訳がありません。雪乃はあられに理由を聞いて、喜んで憑依させたことでしょう。
その証拠に授業で解らないときにはあられと雪乃は二人で相談しているので、乗っ取られたという関係ではないようです。シンも、付き合うということは結局二人と付き合うことになるといってますので、つまり身体は雪乃しかないけど意識はあられのものもある。ということで、供養していくことで徐々にあられはの意識は雪乃から消えていくと思われます。(その時期は、大学受験のあとぐらいかな)と雪乃が言ってます。
追記
★を有り難うございます。
レビューに対する返信の場がないようなのでこちらで。
第1話への応援コメント
うわ。冒頭10行目くらいで、ものすごく惹きつけられました。思わず、ご指摘された絵をググってました。
つづき、すごく楽しみです。
ところで、5分でに出されるなら、専用校正係発動します(うるさかったらやめるから、言ってね)。
下記の部分がちょっとわかりにくいです。特に《》でくくった部分です。よく読めばわかるのですが、少し工夫が必要かもしれません。
数えてみたら、短い文内に登場人物が6人もいました。おそらくそのせいもあるかもしれません。早速雪乃が需要人物でなければ、名前を出さずにクラスメートの女の子くらいにしておくのも手だと思います。
短編って、なかなか名前を覚えられずに読んでいて、まだ名前に感情移入ができてないのが理由と思います。
「二人はつきあってるの?」
早速雪乃が訊く。
「そうなの」
《「お前、杉とつきあってるくせに」
「バレてる?」》
「とっくに」
作者からの返信
早速の専用校正係、感謝です。
なるほど。一度しか出ない登場者の名前は一々出さない方が流れが良くなるのですね。
確かに確かに。 それに初めて見る転校生の名前がいの一番に出て来るのも不自然でしたね。
そう言えば最初に考えたタイトルは『転校生』だったんですよ。 だから自己紹介までは転校生と言う事で。
それから、最初に出した名前を途中で変えるのも分かり難いと思い、止めました。「杉下」を「杉」とよぶとかですね。長編小説では有りでしょうが、短編では説明文を書く字数が勿体ない。だから「加代」は加代のままでいきます。
そんなわけで、こんな感じになりましたが如何でしょうか。
第2話への応援コメント
大丈夫か。男子は次々に順番で生気を吸い取られているんだね。怖い怖い。
作者からの返信
いやあ。吸い取られてみたいものだ……と思っていたら……