王と王女、二人の心の軌跡が、胸に響きます。どうして、こんなに繊細で、美しい表現ができるのでしょうか、……、それは、ひとえに作者の方の心根の優しさ、そして徹底的に心の奥底まで突き詰める、客観的な目をお持ちの故かと、思い至ります。儚く思われる程、限りなく美しい描写に、心打たれました。