下−19 小さい村の廃宿?


かなり下ってきた。

森も抜け、道も荷馬車が通るくらいになり、道の両側には畑が広がる。野菜が実っている。

その間を歩き続けると、夕方頃に彼方に村が見えた。


「よし、走るぞ!」A

もうゴールが近いのでいいか、とBとC

余裕の男子2名。

やはり若者は余裕なのか?!!




「ちーす!」

宿屋である!多分村で一軒だけの宿屋である!


「客いなそう、、」C

「宿の人もいないんじゃない?」B

「廃屋?」タカシ

テーブルのうえを人差し指でなぞる、もそっとホコリが指に、、、

明り取りのためか、窓が数カ所開けっ放しになっているから特にだろう。


「あれ?もしかして、、お客さん?」

と、扉の外から顔を覗かせるおっさん。


「おう!もしかしてのお客さんだ!」A

「へぇ?めずらしいねぇ?道に迷ったの?」

・・・・・・・

「そんなに誰も通らないの?この裏街道」C

「ああ、通らないねぇ!!!まったくもって!!!」

・・・・・・・

「まぁ、、なんだ、、この宿、できれば泊まりたいんだが、、、」A

「ああ、いいよ、てきとーにしてて、いま嫁さん呼んでくるわ、、」

とおっさんは行ってしまう


「掃除しましょう!」B、我慢ならないってすごい顔!!

「建物全体除塵」とタカシがつぶやく。

一瞬にしてホコリが無くなる。


・・・・・・・・・・・・・・怪訝な顔のC

・・・・・・・・・・・・・・見直した顔のA

・・・・・・・・・・・・・・(使えるわね)B   やめろー、、、

(へぇ、、こんど教えてもらおう!帰ったらおうち掃除してやれば姫よろこぶなっつ!!!)アラタ


おうち・・・一応城だけどな、、、


「ねぇ、タカシちゃん、ダニとかノミとかGとかも駆除できない?」C

「うー、、、虫排除!」・・・「多分、これで出来たと思う、、、」

(虫だよね?ヤモリとか蛇とかは違うけど、、まぁあまりいないからだいじょうぶだろう。しかも皆冒険者だからそのくらい)アラタ

フラグ立て始めたアラタ。だめだよそーゆーの覚えちゃ。


二階に部屋を見に行く。暗いのでタカシがライトを灯す。

ここでいいか、ガちゃ、、扉を開ける。

「きゃー!!とかげとかげとかげとかげーーーー!!!」C

「なんでおまえはイモリも蛇も食うしヤモリも平気なのにトカゲがだめなんだよっ!!」A

「かわいくないでしょっつ!!」C

「かわいいか?で、かわいいのを食うのか?」A

「そーよっつ!おいしくたべてあげるのよっつ!!」C

「ネコはおいしくないそーです」タカシ

「ネコは食べないわよっつ!!!」C

Bがとかげをつかまえて窓を開けてそとに放り出す。


部屋には寝具はなかった。ベッドはあるけど。

洗面所に桶はある。

「水」とタカシが唱えていっぱいにした。

「複製、2つ」と、水を張ったオケをあと2つ増やした。


(まじイサムさんの跡継ぎだな、、、)アラタ


ひそひそひそ

おい、、いいのか?こんなの俺らが使っちゃってさ、、(A子)

いいんじゃない?本人がいーって言うんだから(C子)

なんか、ばちあたりそう、、ホントは勇者なんでしょ?(B子)

まぁなぁ、、まあねぇ、、そうねぇ、、


「「「ま、今は良いっか!!!」」」ABC



おきゃくさーん?

と階下から声がするので降りる。

「すみません、勝手に部屋見せてもらってました。」アラタ。渉外担当である!

「いーよ、でもなんもなかったろ?あとで寝具持ってくるから。あと、飯、まだだろ?少し待ってな、あとで皆が持ってくるから」

皆が持ってくる??


「茶でも飲むかい?いれてやるよ」

「「「「「すみませーん、」」」」」


席に座ってほどなく茶をもってきてくれた。

湯をすぐわかせるのだろう。

「魔法使えるんですか?」アラタ

「ああ、湯を沸かすくらいならね、、でも昔は温泉が出て、熱いのがね。だから楽だったんだけどねぇ、、、この宿も、その名残さ。」

なるほど、、、


タカシは茶をすすりながら土中をサーチ。

ほどなく発見。

「温泉、ドコに出せばいいですか?」タカシ

??????女性4人

(・・・・まじですか、、、)アラタ


「えっと、村の中心に昔温泉が湧き出してたところが小屋になってて、、」

「ああ、あそこ、、はい、」

と、なにやらぶつぶつもごもご言って

「もうでましたよ」タカシ


うわーーーー!!!

と外から多数の悲鳴?


皆外に駆け出る!

しゅわーーーーーー!!

中心の小屋の屋根をぶち抜く勢いで吹き出す湯気と大量の湯!!!


でも、ほどなく収まる。

「ああよかった、大工が治してくれたんだよきっと。もう古いから管が腐ってたんじゃないか?」

「なんだそーか、、またタカシが、、いや、なんでもねー、、、、ごめんタカシ、、」A

何が?ってな顔つきのタカシ。わかっていないのでOkw


(言わないでよかった、)(私もそう・・・))BC


その表情を捉え、白い目のアラタ。


「でもすごいね?あんた、魔法使い?魔人?魔王?」おばはん、、、、、、


「いや、ふつーの冒険者?」タカシ

「いや、ふつーできねーよ」A

「まぁ、、あっち側の普通?」C

「そうね、あっち側ね。」B


あっちってどっちだよ(アラタ)

あ、でもなんとなくわかった、、、数人居るよな、、あっち側の人間?人間って言うのかな?あーなっちゃってても、、、(アラタ)


(にんげんだぼけぇえええ!!!!)イサム翔太ゴッツ

・・・・・・・・


そーゆーときだけ聞こえているのかな?

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