藍色のrequiem

　最後までお読み下さった方、どうもありがとうございました。いかがだったでしょうか……。コメント等もしいただければ嬉しいです！

　最初に「藍色のrequiem」というタイトルが頭に浮かんでから、内容と色言葉を考えていくというスタイルで作っていきました。タイトルにここまで凝ったのは初めてです。自分で色言葉と英単語を文章に入れようと決めたのに、キーワード縛りで自分の首を絞める羽目になりました。なので群青色と藍色は色言葉ではないのです。笑

　最後に小話をいくつか。

　dawnとtwilightは対義語です。<NBJ>のお話がもたらした始まりと終わりを、対比しようとしてつけたタイトルです。雛さんの人生の、陰と陽を表すタイトルのつもり。

　それから、エピローグ。

　お気づきでしょうか、プロローグの文言がいくつか使われていることに。最初と最後がつながるお話を書いてみたくて。ちょっとこだわりました。

　タイトルの洋蘭色とは、別名・ライトオーキッドピンクとも呼ばれています。ふんわりしたピンク色で、桜とはまた違う可愛らしい色なんですよ。

　それから、エピローグの文章中にはピンク色の胡蝶蘭が出てくるのですが、ここでは花言葉も使っています。欲張りました。笑

　ピンク色の胡蝶蘭の花言葉は……

　「あなたを愛します」です。

　蘭に捧げる響也の気持ち。少しはうまく表現できたかなと思っています。

　他の章はタイトル→文章、で作っていたのですが、ここだけは文章→タイトルで作ってみました。花だけじゃなくて、色にも言葉があるって素敵ですよね。

　以前近況ノートでもチラッと触れましたが、近日中に、あともう1つはこれくらいの長さの小説を書くつもりです。既に他のサイトで5年以上前から書いているものですが、何せ昔の自分の文章力が酷すぎるので笑、ある程度書き直そうと思っている所です。ちゃんと書き上げてお見せできるように頑張ります。

　「藍色のrequiem」、お読み下さりありがとうございました。

　よろしければ、他の作品にもぜひ遊びに来てくださいね。