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  • 静かな夜に雨を想うへの応援コメント

     雨が降っていますよ。
     しとしと降っていますよ。
     蛙がないていますよ。

     ひんやりとした風に魅かれてベランダに出ると、
     遠くに人影が見えます。
     夜ですから、人影しか見えません。
     部屋の灯りに照らし出されたその影は、空を見上げている様です。

     雨が降っていますよ。
     夜の空ですよ。
     何が見えているのかしら。

  • 桜の花にのせてへの応援コメント

     そよそよと風が吹く。
     陽ざしは冬の様に緩やかではない。

     照らし出された世界は明るく暖かい。
     うんうんと納得した少女の様に揺れる桜。

     ぴゅ~と冷たい風が吹き、花を散らすとぱぁ~と走り出す。
     風と一緒に走り出す。
     つむじを起こして駆けまわる。
     風に乗って翔けて行ってしまう。

     元気に元気に。


     みたいな。
     いいですねぇ~。

    作者からの返信

    パパスリアさん、お久しぶりです。
    いつもありがとうございます。

    パパスリアさんの詩もまた良い空気感があって素敵ですね。

    元気に元気に。

    いいですねぇ〜。

  • 桜の花にのせてへの応援コメント

    雨音さんの詩が、やっぱりとても好きです。

    作者からの返信

    フミさん、お久しぶりです。

    変わらずに読んでくださりありがとうございます。
    そしてお気持ちも。
    すごく、すごく嬉しいですし、なんだかホッと落ち着きました。

    ありがとうございました。

  • 冬の匂いがする朝への応援コメント

     どんよりとした冬の湊。
     吹く風は、無垢な子供にも、罪を隠した大人にも、分け隔てなく、容赦なく温もりを奪う。

     どんよりとした冬の港。
     灰色の蠢く波は、善行を口にする者にも、悪行を企む者にも、等しく問い質す。

     雲の合間から陽が射し、人々を包むと皆仰ぎ見て、その暖かさに和む。

     雲の合間から陽が射し、海を照らすとまるで世界の全てが、きらきら、きらきら輝き出した様に思える。

     深く呼吸をすると、冷やされた潮の香。
     とても心地良い。



     寒いから、余り冬の海に行く機会はないけど、
     昔何かの用事で冬の湊に行った事があって、
     こんな感じかな。

  • 秋の花への応援コメント

     空は青く、雲は髙く、陽の光は未だじゅうじゅうと肌を焼きます。
     されど空気はさらさらとしております。

     麗しい花を咲かせるもの。
     実を付け、糧を与えてくれるもの。

     風にそよぐ金木犀、芳しい香りを振りまきます。
     雨が降りますと潔く、地に落ちます。
     辺りは一面オレンジ色。

  • 秋の花への応援コメント

    秋だと分かっていながら忘れていたなあと思いました。
    がさつに時間を過ごしていると見落としてしまうことが多いです。
    久しぶりにこういう感覚を思い出させてもらえました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    柊さん、ありがとうございます。

    お久しぶりです。お元気でしたか?
    秋の便りをお裾分けできたようで何よりです。
    今年は秋を感じやすい日が多い気がして、とても心地良く過ごせています。
    柊さんにとって心地良い秋をより感じられる日が続きますように。

    編集済
  • 雨の歌声への応援コメント

     それは静けさのなか、厳かに始まる。

     ぽつりぽつりと歌いだし、声は増えて行く。
     やがて合唱の歌声は聖歌と成り、
     暗き夜の癒しとなる。

     緩やかに柔らかくリズムを変えながら、
     心を鎮めてくれる。

     罪を許し、心を清めるこの歌声に耳を澄まそう。
     ゆるりと深く息を吸おう。

     この時だけは、煩わしさは去り、救いとなる。
     雨の歌声。


     みたいな。

  • 夏の終わりの予感への応援コメント

     夏の終り、蝉の恋も終わる。
     夏の終り、手つかず宿題、遊びに行けない。
     夏の終り、湿気が減り、空が少し青さを増す。

     夏の終り、空気が震えだすと、雲は鱗の様にお行儀よく並ぶ。
     夏の終り、夏の終り、夏の終り。
     熱い季節、熱い熱気、熱い、・・・夏っていつだったかな。


     みたいなぁ~。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    夏、いつだったかな。
    今も一応、夏なのかな?

    空気が震えだすと、雲は鱗のようにお行儀よく並ぶ。が心に刺さりました。素敵な表現ですね。

    ありがとうございます。

  • 泡のように消えるへの応援コメント

    “おとなしい雨が~”、良いですね(^ー^)
    なにか自分も優しく包まれた、安心した気持ちになりました。素敵な詩をありがとうございます。

    作者からの返信

    遠野さん、ありがとうございます。
    返信が遅くなってしまいすみません。

    お言葉が嬉しく、私もまた優しく包まれた気持ちになりました。
    ありがとうございます。

  • 言葉の足跡への応援コメント

    一行目でやられましたm(_ _)m
    綺麗な詩ですね。素敵です。

    作者からの返信

    遠野さん、ありがとうございます。

    うまく詩と向き合えていなかった頃だったと思うので、その時の詩や言葉を褒めていただけるのはとても嬉しいです。
    ありがとうございます。

  • 蝉の声への応援コメント

     彼は只管、女の子に声をかけまくる。
     暑い日差しを物ともせず。

     誰よりも大きな声で、誰よりも美しく。
     どうだい凄いだろう。

     一生に一度の大恋愛、残りの情熱の全てを傾ける。
     本当に命を燃やす青春、振り返る時間はない。

     目を閉じて、このまま終わってしまったら、そう思うと怖い。
     蝉の青春の様に、目いっぱい声を張り上げた事がない。
     未だにない、それともまだ、土の中なのか。


     見たいな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    返信が遅くなってしまいすみません。


    まだ、土の中。
    そのときが来るのをひっそりと待っているのかもしれませんね。

    パパスリアさんの歌声はどんなものなのでしょうね。

    いつもありがとうございます。

  • 雨は枯れへの応援コメント

     雨が上がって、赤く赤く、大きく大きな太陽。
     揺れる波はきらきら、きらきら煌めく。

     そそくさと去って行く、黒かった雲は、
     恥ずかしそうに紅く染まって。

     慌てて帰ろうとしていた君は、にこにこ、にこにこ。
     歩み寄った僕も、つられてにこにこ、にこにこ。

     夏だねぇ~。


     見たいな感じ。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    夏ですねぇ〜__(⌒(_'ω')_

    にこにこ、にこにこ。

  • 雨は枯れへの応援コメント

    リズムが心地いいです。なんとなく、サカナクションに通底する雰囲気を感じました。

    作者からの返信

    koumotoさん、ありがとうございます。

    自分では意識していませんでしたが、サカナクションを感じていただけるとは…とても嬉しいです。
    ありがとうございます。

  • 雨は枯れへの応援コメント

    とても好きです。夏の夕方のどことなく物寂しい感覚が感じ取れます。
    リズム感も素敵ですね。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。

    「雨別れ」という言葉と感覚だけで紡いだものですが、リズム感だけでなく景色までも感じとっていただけて嬉しいです。

  • 意味も無くへの応援コメント

     そこにいたいのが何故かは解らない。
     ただ、見ていたい、そこにある物、景色。

     何が引き留めるのか、分からない。
     香りだろうか。
     止まる事無く踊り続ける波だろうか。
     ちゃぽんちゃっぽんと微妙に移り変わるリズムだろうか。

     ここにいる間、煩わしい事を忘れられる。
     束の間、解き放たれる。


     みたいな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    うんうん、そんな感じです。

    鎧を脱ぐような感じ。

    編集済

  • 編集済

    紫陽花と夏鳥への応援コメント

     荷物にさえならなければ、透明のビニール傘は良い。

     雨が見える。
     次から次に落ちて来るのが見る。

     雨が見える。
     ぴーんと張ったビニールに当って弾ける。

     雨が見える。
     寄り集まって、ビニールを伝ってくねくね、傘から落ちる。

     紫陽花の花にぽたぽた。
     花を揺らす。

     紫陽花の葉にぽたぽた。
     葉を揺らす。

     かたつむりにもぽたぽた。
     すっと角を引っ込める。

     傘の下に入れると、又角を出してきょろきょろ。
     私も出来る事なら、ゆっくり歩みたい。


     みたいな。
     最近、かたつむりに寄生虫がいる可能性があって、
     不用意に触れないんですよねぇ~。


     追記

     外来種やナメクジに主に寄生しているらしいのですが、
     もし触ったら、必ず丁寧に石けんで手を洗って下さい。

     それまで手を、口や目に持って行かない様に、
     おっ、新型コロナとほぼ同じですね。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    素敵な雨の詩をありがとうございます。
    雨の中ビニール傘を差しながらゆっくり歩いている心地良い気分になれました。
    ありがとうございます!

    かたつむり…寄生虫…そうなんですね…。゚(゚´ω`゚)゚。

  • 泡のように消えるへの応援コメント

     ふぅ~~~っと、息吹を吹き込むと、次から次へと膨らんて飛んで行く。
     ふぅ~~~、膨らんで、風に吹かれて、飛んで行く。

     小さの、中ぐらいの、大きいのはなかなか膨らまない。
     陽の光を七色に変えて纏い、風に導かれ舞い上がり、ぱちんと弾ける。

     又ふぅ~~~、膨らんで、たった一つでも、
     青空目指して高く高く上がった時は嬉しい。
     両手を上げて飛び跳ねたいぐらいに嬉しい。

     何度弾けても、ふぅ~~~って、言の葉を膨らます。
     いつかきっと高く舞い上がる。


     シャボン玉みたいな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    言葉を込めたさまざまな色合いのシャボン玉が、夏のような陽射しの中ふわふわ漂いながら旅をしている様子が目に浮かびます。

    なんだか心地の良い風も感じられるような気分。

    気持ちが晴れやかになりました。ありがとうございます。

    編集済
  • 曖昧な月の明かりでへの応援コメント

     いや、その、彼を弁護する訳ではないのだけれど、
     月はね、引き付けられているんだ。
     近過ぎて、近付き過ぎて、直ぐには離れられないんだ。
     
     いや、止める間も無くて、お節介な雲が、間に入ってさ。
     でもね、これでいいのかな、てっ。

     気を悪くしないでね。
     月はね、毎年数cmづつ、確実に離れて行ってるんだ。
     時が来れば、必ず飛び去って行くんだよ。


     みたいな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    いつもながら返信が遅くてすみません。

    これはまた不思議な世界線ですね。
    最後は飛び去って行ってしまうのか…なんだか淋しいですね。

  • 春雨への応援コメント

     濡れて色濃くなった道路。
     傘をさして行き交う人。
     緑が薄かった背の低い街路樹の、緑の面積が増えて来る。
     いつの間にか、萌黄の草がいっぱいに。

     音もなく降り注ぐ雨。
     小さなつぶつぶは、風がそよぐと、ふわっと流れて行ってしまう。

     嗚呼、春かなと思っていたら、いつの間に梅雨。

  • 寂寞への応援コメント

    雨は、主観的に色づけされるらしい。季節による雨の音色の違いは、ほんとうに雨が好きな人にしかわからないのかもしれない。その一筋の雨は弦のようで、天と地の間の祭りを弾いている。すべてが雨に洗われることを望んで、私の心を含めて、誠心誠意雨を聞く心。

  • 五月晴れの夕空への応援コメント

     菜の花が実を付け、葉桜になって、鯉のぼりは何処かへ行ってしまった。

     河の土手を歩いていると、正面に眩しいけれど、
     揺らめきながら去って行く、大きな大きな太陽。

     朱色に染まった空と、黒く塗りつぶされた建物やら色々。

     視線の先を離れた土手下に向けると、それはそれは長身の影を従えた女の子。
     三つ葉の生い茂るそこで、しゃがんで何かを探す様子。

     不意に立ち上がると、今度は一生懸命葉っぱを蹴り上げる。
     それはもう一生懸命。

     距離が詰まってその姿を見ると、女性の方でした。
     夕暮れは、無邪気な頃に戻れんだね。

  • 五月晴れの夕空への応援コメント

    この詩すごく好きです。
    夕方から夜にかけての空や空気の変化が伝わってくる気がしました。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。
    返信が遅くなってしまいすみません。

    すごく好きだと言っていただけて、すごくすっごく嬉しくて、ずっともやもやとしている漠然とした寂しさみたいなものが、少しだけ満たされたような気がします。
    ありがとうございます。

  • 切望への応援コメント

     雨は潤す。
     乾いた地を潤す。

     地が潤えば、草木が芽吹き、虫や鳥や獣や人の糧となって、恵になる。

     心に雨が降れば、悲しみを知り、痛みを知り、人を思いやる様になり、敬愛し、豊かなになる。

     でも、余りにも多いいと、濁流となって押し寄せ、何でもかんでも巻き込んで、溺れさせてしまう。

     願うのは恵か、別の事か。
     まぁ、何れにしても、殺伐とした、乾ききった中で生きるのには向いてない。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    返信が遅くなってしまいすみません。

    いずれにせよ、殺伐とした、渇ききった心で生きるのには向いていない。

    だからこそ雨を乞うのかもしれません。

  • 雨を孕んだ夜への応援コメント

     春の夜深は、深閑。

     虫はまだいない。
     人々は、温い暖かさに深く眠る。

     温度も感じない、音も聞こえない、光は僅かばりのこの空間。

     回顧が訪れる。
     それは余りにも多く、想いが溢れ、落ちる雫は雨、留まる事無く流れ去る。



     色々溢れて来たのかな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    うん、多分、いろいろ溢れてきていたのかもしれないです。

  • 雨を孕んだ夜への応援コメント

    この詩、すごく好きです。なんでか説明はできないですが😞💦
    素敵な詩をありがとうございます。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。

    私自身、感覚的に言葉を連ねていっただけの詩なので、この詩の説明は上手くできないんです。

    でも、今の自分が滲み込んでいるようには思えます。

    すごく好きと言っていただけて、すごく嬉しいです。
    ありがとうございます。

    編集済
  • 帰窓への応援コメント

     車窓に差し込む、春の日差し。
     何処からともなく、香ってくる潮の匂い。

     通路の対面の窓を通り過ぎる景色は、映画の様で現実味が無い。
     そこに座る人は、こっくり、こっくり、飽きて夢の中へ行ってしまたみたい。

     戻りたい場所、戻りたい時を、覗いているに違いない。
     皆、とても穏やかだ。


     こんな列車の中、かな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    パパスリアさんの詩は列車の中でありながらも、夢の中にいるかのような、そんな詩のようにも思えました。

    それもまた良いですね。

  • 懐かしい香りへの応援コメント

     明るい、優しい光が差し込む。
     ベランダの窓を目一杯開ける。

     さぁ~とっ風が入って、何処から来たのか、幾枚が花びらが舞い込む。
     鳥の囀り、街中の音、遠いい音。

     日溜りで転寝をする、茶と白、縞の毛皮の獣を撫でる。
     思い起こされるイメージも、遠いい異国の事。

     今の私には関係、ここは異世界、私の世界。


     少しずれた、別の世界に入り込みましたか。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    すごい!猫の色と柄はまさにぴったりでびっくりです!笑

    私の世界という異世界。
    この感覚いいですね。

  • 寂寞への応援コメント

    春の顔をした雨、という表現がいいですね。

    一行詩の情感の美しさを余白とともに。。。

    作者からの返信

    つきのさん、ありがとうございます。
    返信遅くなってしまいすみません。

    久しぶりの一行詩にしてみました。
    やっぱり余白による美しさが際立ちますね。

    雨の表現を褒めていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
    季節はすっかり春ですね〜。

  • 懐かしい香りへの応援コメント

    今の季節によく似合う、情景が目に浮かぶような素敵な詩ですね。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。

    心地の良い季節ならではの情景を描けて良かったです。
    冬好きではあるのですが、程よく暖かく、桜などさまざまな花が咲き始める春もまた好きな季節です。
    心地良く感覚が研ぎ澄まされます。

    編集済
  • 雨の街を歩くへの応援コメント

     見上げる花にね、水滴が付いて、
     蕾みたいに少しずつ膨らんで、
     でも咲かないで、不意に落ちる。
     
     下に在った水溜りに、ぽちょん。

     王冠の様に開いて、
     まん丸い花がすぅ~とっ、咲き広がって消える。

     息をすると、湿った空気が気持ち良いね。

     ぱさぱさ、ぱさぱさ。ぽちょん、ぽちょん。
     音はするけど、とっても静か。


     街中に、妙に落ち着く神社があるのですよ。
     思い出しました。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    雨が降る、静かな神社のなかで、雨粒や水溜りに広がる波紋や濡れる草花の瑞々しさと、奏でられているさまざまな雨の音色が鮮明に見えて聞こえてくるようです。

    自分にとって落ち着く神社があるって良いですよね。

  • 雨の街を歩くへの応援コメント

    とても静かで、キレイな詩ですね。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。

    今日降った雨がまさに
    とても静かで、綺麗な雨でした。

  • 雨の街を歩くへの応援コメント

    文字の隙間に風のない雨がまっすぐ降り落ちてくるようなイメージを持ちました。

    作者からの返信

    柊さん、ありがとうございます。

    柊さんの想像力の素敵さが沁みていますね。
    素敵なイメージのお裾分けをしていただけて心地良いです。

    編集済
  • 雨の街を歩くへの応援コメント

    余白の豊かさが、想像を喚起するような詩ですね。

    作者からの返信

    koumotoさん、ありがとうございます。

    余白がないと窮屈な雨のような気がしてしまって…息がしやすいような雨にしたくて、このようになりました。
    いろいろな想像に想いを巡らせていただければ嬉しいです。

  • 寂寞への応援コメント

     陽は伸びて、明るくて、暖かくて。

     丸かった雀も、見慣れた姿。
     公園の鳩は、陽だまりで目を閉じてじっとしている。
     瑞々しくて初々しくて、萌えるる若葉。

     風が吹けば心地よく、雨に濡れても凍えない。

     でも私にはよそよそしくて、夜には冷たくて、寂しい。
     暖かくなるのは、もう少し先みたい。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    ひと言だけの詩に情景を彩ってくださりありがとうございます。
    ひとりの女性を雨となって眺めているような心地になりました。

  • 春の声への応援コメント

     道に並ぶ木々が芽吹き、公園では蕾が膨らみ、一つ二つ花を咲かせている。

     川辺には黄色い花が咲いて、気の早いモンシロチョウが飛んでいる。

     流れはきらきらと煌めいて、寒かった時より何処となくきらびやか。

     風にそよぐ髪を押さえ、空を仰ぐ君は、何想う。

     形を変えながら、大空を行く雲を見て、何想う。


     一枚の絵か、写真の様な感じ。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    このコメントの詩、すごく好きです。
    この言葉自体もひとつの絵のようで、写真のようで、在りし日の記憶のひと欠片のように美しいですね。

    感動しました。
    ありがとうございます。

  • 冷えた朝への応援コメント

     息を吐くと白くなって、見える様になる。
     けど、それはとても僅かな間。

     息を吐くと白くなる。空には雲一つない。
     東の空は茜色、山が陽を隠している。

     息を吐くと白い。羽根を膨らませて、まぁ~るい雀。
     ちゅんちゅん騒ぐ者は居らず、とても静か。

     息を吐くとまだ白い。山より高く上った眩い太陽。
     体をあっと言う間に温める。

     嗚呼、私が居ても居なくても、一日は始り、
     ずぅ~~~とっ繰り返して行くのだなと思う。


     冬の朝てっ、静かですよねぇ~。

  • 冬終わりの夜にへの応援コメント

     寝床に入る。
     眠いのだけれど、物足りない。

     車が走る音がする。ざぁーーーーー。
     暫くして、又ざぁーーーーー。
     タイヤが濡れた路面を転がる音。

     雨。窓を開けてベランダに出る。
     寒い、まだ寒い。

     下を見ると、街灯かりを反射して揺らぐ水溜り。
     ぽつっぽつっと波紋が広がって、
     水溜りが揺れて、雨粒が落ちた事が解る。
     雨が降っていると分かる。

     じ~~~とっ、見ていると無秩序に出来て、
     広がって消える揺らぎ、心が和む。
     でもやっぱり寒い、寝床に入ると安心する。


     みたいなイメージ。

  • 白いしるしへの応援コメント

     僕は駆けていた。
     皆と同じ様に、駆けていた。
     いや、駆けていると思い込んでた。

     街中を駆けていた。
     ぴかぴかで大きなガラス窓、町行く人々を映していた。
     衝撃だった、自分が駆ける姿を初めて見た。

     何て鈍足、何て醜い、何てみすぼらしい。
     周りの人が、顔を歪める理由を悟った。

     でも、やっと解ったんだ。
     皆違う、皆違う走り方をしてる。

     これは僕だけの走り、僕だけのスタイルさ。
     恥じる事など、何処にもない。


     見たいな感想。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。


    なんだか背中を押してもらったような心地です。
    素敵な詩をありがとうございます。

  • 居場所の意味への応援コメント

     紅色のアイラインを見せて微睡む月に尋ねても、
     紅色の薄い唇で、ただただ微笑み、答えてくれなっかた。

     僕は何故ここに居るのか。
     周りに人はいる、なのに独り。

     僕は僕に聞いてみたけど、迷うだけで解らない。

     あれから二十日以上が経った夜、貴方を見つけた。
     銀色のまつ毛を輝かせ、にこやかなのに、
     口はへの字、苦笑い。

     何か知っているなら、教えてくれないかな。


     見たいな感想。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    再会した銀色のお月さまは何を心に抱いていたんだろうなぁ。。

    なぁんて。

  •  僕には表情がない、そう言われた。
     怒らないし、笑わないし、泣かないし、何時も同じ顔。

     だって、怒ったって、何も変わらない。
     それに、皆の言ってる事は面白くなかったし。
     そして、泣いたって、誰かが助けてくれる訳じゃない。

     僕は悟ってたんだ、そんな簡単には変わらない。
     なのに、”何悟ってんだ、怒りたい時は怒れ、笑う時は笑え、泣く時は泣け、”それが人なんだってさ。

     だから今が怒るし、憎むし、羨む。
     それが人なんだって、悟った。


     見たいな感想。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    いつも返信遅くなってしまってすみません。

    時には自分の心を守る為に感情を抑える必要もあるのかもしれない。けれどずっとそのままになってしまうのは、きっと、悲しい。
    人らしくあれるのって難しいけど、手放しちゃダメだなぁと思います。

    いつも素敵な感想ありがとうございます。


  • 編集済

    言葉の足跡への応援コメント

     言葉は、起きた事を伝えます。
     これから起きるかも知れない事も伝えます。
     心も伝えます。私がここに在る事も伝えます。

     言葉、むかぁ~しむかしは、きっと雄叫び、かな。
     ん~~~、身振り手振りかな。

     人は音を使う、音を聞けない人は光を使う。
     宇宙人はどうかしら、匂いかな、化学反応かな。

     でも、一つだけ共通の事柄がある様に思えるのです。
     互いに意味を知っている事。

     知らなければ、伝わらない。
     だけれども、同じ人なら、
     喜びも、楽しさも、悲しみも、苦しさも、痛みも、
     喩え色褪せるとしても、きっと解るはず。

     そうであって欲しい。


     ながぁ~い感想。

  • 言葉の足跡への応援コメント

    淡い痛みのようなものが漂う詩で、とても好きです。

    作者からの返信

    koumotoさん、ありがとうございます。

    淡い痛みや切なさや寂しさが漂うように滲む感覚が私にはちょうど良く心地良いのかもしれません。

    お言葉が嬉しかったです。ありがとうございます。

    編集済
  • 詩の面影の歌への応援コメント

     ごーーごーーぴゅーぴゅー。寒々しい風。
     枯れた草を薙ぎ倒し、枝を幹を樹を揺すり、
     家々の合い間を傍若無人に駆け抜ける。

     青い空を足早に、通り過ぎて行く雲達。
     陽は明るく、私の黒い影はやっぱり黒い。

     何か、人の世から取り残された感じ。

     でもそれが、世界の一員に戻れた気がする。
     今なら、私の好きな歌を口ずさむ事が出来る。


     こんな感想。

  • 雲の海への応援コメント

     明日のご飯、貯金の残高、老いさらばえて行くだろう身体。
     不安で不安で、競って奪い合う。

     空を覆う雲は、波打って海の様。
     なのに雨が降っている、海から雨が昇って来るみたい。

     雨が止んで、目線を西の向けると、流れる雲が島の様。
     揺蕩うの視界に、島影の向こうから陽が漏れて天使の階段が現れる。

     嗚呼、私だって世界の一部なんだな、そんな風に思える。


     狭間にいる様な、そんな感想。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    狭間にいる様な、そんな感覚。

    確かにそんな感覚でずっと日々を揺蕩っているのかもしれないです。

    いつもありがとうございました。
    これからもよろしくお願いしますね。

  • 凪いでいるような日々がへの応援コメント

     私もそう思っていた。
     心地良い、小春日和の様に暖かく、雨も無く雪も無い。
     とても落ち着く、風も吹かず、波も無い。

     気付かなかった、空気が澱んで行く事に。
     気付かなかった、霧の中に迷い込んでいる事に。
     足元しか見えなくなっていた。

     風が吹き、霧が動いた、何かいる、ナイフを握った。
     振った、…振った振った振った。
     霧が飛ばされて、傷だらけの君がいた。

     ちょっとだけ風が吹き、
     ちょっとだけ悲しい雨、冷たい雪、
     ちょっとだけ暑かったり、寒かったり。

     その方が、君の心も解かる様に思えた。


     みたいな感想。

  • 白銀の綿への応援コメント

     白い白い真っ白い。
     道も屋根も真っ白い。
     木々の枝は、上半分が真っ白い。

     白い白い真っ白い。
     等しく熱を奪って、等しく無情に冷やして行く。
     清い者にも、穢れた者にも等しく真っ白く降り積もる。

     白い白い真っ白い。
     見える全てに白いフィルター。
     見上げれば空も真っ白い。

     空の上からすぅ~とっ舞い降りて来る。
     ファッションモデルの様に、すまし顔でやって来る。

     六角形を基本形に、白を基調にした個性的なデザイン。
     皆が声を潜め、音を立てず、まるで音を無くしたみたい。


     こんなイメージ。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    詩(うた)を口遊むような、心地良いリズムのある詩ですね。

    いろんなものも雪が降り積もれば綺麗に見えてくる、そんな気がしますね。

  • 白銀の綿への応援コメント

    とてもキレイな詩ですね。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。

    雪とは少しばかり縁遠い土地で生活していてるから、雪への憧れがあって。
    冷えた空気の中、雪を夢想することだけに気持ちを浸らせたらすごく心地が良くて、そんな感覚の詩になりました。

    雪の白さはいろんなものを浄化してくれそうな美しさがあるように感じます。

  • 白銀の綿への応援コメント

    リズムが心地よく、余白さえもが詩の一部であるような、美しい詩だと思いました。

    作者からの返信

    koumotoさん、ありがとうございます。

    雪への憧れがあって。
    雪が舞っているようなリズム感、世界一面の雪景色の白さのような余白、雪に包まれた静かさ、冷えた空気の中そんな感覚に泳ぐような心地で、夢想の中にいるようで気持ち良くて、そんな詩になりました。

    なんだか変な返信になってしまいましたね。すみません。

  •  今日はふたご座流星群。
     寒い寒いこの季節に訪れる幸福の時。

     でも雲が沢山、街灯かりも沢山。
     それでも二人で空を見上げる。

     流れる雲を恨めしく思いながら、
     ふたご座の辺りを眺める。
     願いを用意して願い星を待つ。

     寒いからくっついて。
     温かい缶コーヒーを持って。

     今日はふたご座流星群。
     一つ消えても又流れる。
     こんな幸福な日々が続きます様に。


     私の所は曇ってて、全然観えませんけど。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    返信が遅くなってしまいすみません。

    冷え切った世界の中にある暖かさに触れたような、優しい詩ですね。

    ふたご座流星群、見ませんでした。見れた人いるのかなぁ。

  • 冬と手を繋いだ帰り道への応援コメント

     小さくて、細かくて、冷たい雨。
     傘の内側に舞い込んでくる。
     きっと空の上の方では、真っ白なレースだったのだろう。

     繋ぐ手はとても冷たくて、熱が流れて行く。
     それでも足りなくて、手を持上げて、もう片方の手も添えて、
     はぁ~~~、とっ雲を造る。

     横を見ると、お月様の様に輝いて、
     又、はぁ~~~、とっ雲を造る。
     はぁ~~~、はぁ~~~、とっ雲を造る。

     冷たいのは君の手だろう。
     そんなに雲が出たら、…見えなくなるじゃないか。


     みたいなぁ~、イメージ、かな。

  • 冬と手を繋いだ帰り道への応援コメント

    寒そうなのに温もりが感じられる詩です(´ー`*)ウンウン
    ポカポカします❤

  • 夜に触れるへの応援コメント

     夜、陽の温もりは失われ、呼気が白く姿を現す時。

     空は透き通り、星々達は輝き、月は純白に光り、
     この世界に摩訶不思議な力があるかの様に、
     少しだけ希望を授けてくれる。

     寒さを堪えて星を見ていたはずが、震えは止まり、過ぎ去った日々を見ていた。
     月に目を向けると今に近付いて来て、
     そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た。

     でもそれは記憶に残らず、消えてしまった。
     三人の女神達が、気まぐれに見せてくれたのかも知れない。


     見たいな感想。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    「月に目を向けると今に近付いて来て、
     そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た」
    素敵な情景ですね。
    ひとりなんだけど、孤独ではない感覚が程よく温かくて心地良いです。

  • 夜に触れるへの応援コメント

    美しすぎる。

    雨音さんの詩は美しい……

    作者からの返信

    あいるさん、ありがとうございます。

    そう言っていただけると、とても嬉しいです。。

    報われます。

  • 夜に触れるへの応援コメント

    未来のことがあえて過去形で書いてあるんですね。
    柔らかに思えるっていいですね。凪のような感覚がします。

    作者からの返信

    柊さん、ありがとうございます。

    辿ることのなかった未来だから《時間軸》としては《過去》なのですが、
    辿ることのなかった未来だからこそ《気持ち》としては《いつまでも未来のまま》のような感覚なんです。

    詳細は言の葉日記に書いてあるのですが、結果的に流れ着いたところも悪くはなかったと思えたのは良かったです。

    凪のような感覚、すごくわかります。心地の良い夜でした。

    編集済
  • 夜に触れるへの応援コメント

    綺麗な詩(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
    ボクも触れた気がしたよ――同じ一つの夜に。

    作者からの返信

    RAYさん、ありがとうございます。

    同じ一つの夜のどこかで、一緒に触れてくれている誰かがいるというのは温かいですね。
    ありがとうございます。


  • 編集済

    瞳に映る景色への応援コメント

     陽だまりは、情熱の眼差しに晒され、
     色付いた娘達も絆されている。

     クールな北風が駆け抜けると、
     枝が揺れ、娘達は燥ぎ、ついには駆けだして、
     さらさらがさがさ、と、付いて行ってしまう。

     陽は立ち去り、帳が下りると、空一面に煌めく星達。

     どの王子と語らうか、娘達は小さく囁き合う。

     この娘達の愛しき日々も、
     瞬く間で、刹那で、必ず終わるのだ。



     みたいな感想です。


     追記

     す、すみません。
     もっと素直に感想書きます。

     擬人化しました。
     太陽、北風、星々をイケメン男子。
     色付いた葉っぱを女の子達に見立てています。

     まぁ、少女漫画風です。

    作者からの返信

    パパスリアさん、返事が遅くなりすみません!

    やっと、この詩の情景を感じとり見ることができました。
    (多分、私のテンションの問題でなかなか読み込めなかったもので…)

    綺麗な詩ですね。
    ストーリー性もあって、その締めの形もまた良かったです。

    ありがとうございました。

  • 瞳に映る景色への応援コメント

    終わりのない日々にも終わりはあると。という一節が好きです。力の込められた詩ですね。

    作者からの返信

    koumotoさん、ありがとうございます。

    もしかしたら、この言葉が唯一自分自身に言ってやりたい言葉なのかもしれないです。

    「必ず終わりはある、だから大丈夫だよ。」って言って欲しかったのかもしれない。
    それはきっと「終わり」を求めている裏返しなのかもしれないですね。

    この言葉を好きだといっていただけて、気持ちが楽になりました。
    ありがとうございました。

    編集済
  • 瞳に映る景色への応援コメント

    私は最後の三行が凄く好きです。

    言葉選びが素敵なのはいつものことですが……(´›ω‹`)フエエ…羨ましくなる

    作者からの返信

    あいるさん、ありがとうございます。

    着地点を見据えずに書き連ねていった詩なので、最後が良いと言っていただけて、この終わり方で良かったんだなぁと思えました。

    嬉しかったです。ありがとうございます。

    言葉選びをしている時、「この言い回しあいるさんに響くかなぁ」なんて下心を抱きながら書く時があるので(笑)、褒めて頂けて「やったー!」と心で両手上げました(笑)

    ありがとうございます。

  • 瞳に映る景色への応援コメント

    秋の色に頬を染めた木の葉、という表現が素敵です。今日の一日が詰め込まれてますね。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。

    秋も深い頃なのに夏の気配が濃く漂う今日を描きたいなぁと思って書き始めので、感じ取っていただけて良かった。

    また季節を連想させる景色にいろんな比喩を混ぜたくて、いろいろ考えながら書き進めていたのもあったから、お言葉が嬉しかったです。
    ありがとうございます。

  • 流線への応援コメント

     レースのカーテン越しに、夜が遠のいて行く。
     暗い青とも青い灰色とも、
     言葉に困る色合いの明かりが窓から入る。
     全てを明かさない、へんてこな明かり。

     隠されてしまった線を、触れずに空間に流線を描き、
     フォルムを浮き上がらせる。

     ああ、これは良い、君の心の流線も描ければ、
     向いている方向も大きさも解るのに。

     いや、これは知らないから良いのかな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    返信遅くなりすみません。

    「君の心の流線も描ければ、向いている方向も大きさも解るのに」良い言い回しだなぁと思いました。
    確かに、知らないから良い。のかもしれないですね。


  • 編集済

    雨を飲むへの応援コメント

     心地の良い、火照った心を癒してくる、夏の雨とは違う。

     夜に降り、姿も見せず、足音だけの冷たい雨。

     忘れかけていた追憶を、冷やし続けて呼び覚ます。

     紙に落ちた雫が、優しく愛おしい想いを連れて来て、
     文字を書かせ、言葉を綴らせ、喉をぐぅ~っと啼かせた。

     雫が落ちて落ちて、文字が滲んで滲んで、
     綺麗な模様にして消して行く。


    みたいなぁ~。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    返信遅くなってしまいすみません。

    見せていなかった物語が見えてくるようですね。
    静かな時が流れているような感じもあって良いですね。

  • 空を舞うへの応援コメント

     秋晴れの空、人の気持ちなどお構いなしに清々しい。

     街路樹の銀杏が、黄色くなって色彩を増やす。
     銀杏は歩道に落ちて、臭いを撒く。

     まったく、自然だな。

     あれ、雨?
     手を翳し見上げると、太陽の周りに七色の環。
     浮かんで漂う、霧の様な水滴。

     傘は要らないな。



     こんな感じで届く?

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    秋らしい情景が浮かびますね。
    銀杏や七色の輪が漂う空を眺めながら、心には声を届けたい誰かがいる。

    届くといいなぁ。

  • 空を舞うへの応援コメント

    やさしい詩ですね。
    包まれてる感じがします。

    作者からの返信

    フミさん、ありがとうございます。

    やさしい心地のまま過ごしていければいいのになぁ…と思いますね。

    でもひと時でもやさしい言葉が紡げるような心地になれたのなら、それはそれで良いのかなぁとも思います。

    編集済
  • 空を舞うへの応援コメント

    今日は朝から雨が降ったり止んだり。
    そんあ一日にフィットする詩です。
    一日を振り返りながら読ませてもらいました。
    そうそう、遅くなりましたが、★★★(*。・ω・)σ=σ[]ポチッ

    作者からの返信

    RAYさん、ありがとうございます。

    RAYさんの住む街では朝から雨が降ったり止んだりの天気だったのですね。
    一日を振り返りながら思いを巡らせるような、そんな詩をお届けできてよかったです。

    沢山の星も下さりありがとうございます。光栄です☆

  • 空を舞うへの応援コメント

    何だかウルッとする詩ですね。
    (´இωஇ`)

    作者からの返信

    あいるさん、いつもありがとうございます。

    私が紡ぐ雨が、あいるさんの涙になれるまではいかないかもしれないけれど、届いたようで嬉しい( *´꒳`*)

    コメント嬉しかったです。ありがとうございます♪

    編集済
  • アメネコラジオへの応援コメント

     あぁ、雨が降っている。
     喧騒を吸って、静けさを主張する夜の雨。

     部屋には、音量を下げたラジオの音。
     加わる雨音。

     ストーブの前をスタジオに、
     パーソナリティは、眠気を誘う猫と、
     それに茶々を入れるゲストコメンテーターの君。

     「ほれほれ」「うにゃうにゃ」と始まる新番組。

     リスナーの僕はほっこりさ。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    最高ですね!
    ストーブ前のスタジオで、猫との自分のラジオだなんて!
    最高すぎます!

    それでは今宵も「ほっこりあめねこらじお」スタートです。
    にゃー!

  • 夜を泳ぐ猫になってへの応援コメント

     僕の部屋にはチェシャ猫がいる。

     時折、夜空に浮かぶ月をじぃ~っと見ている。

     僕が近付くと、振り返って、にっこっと笑うんだ。

     抱き上げて、頬ずりをすると、パックっと頬を噛む。

     この悪戯者を、このままベットへ連れて行こう。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    頬をカプリと噛むのも可愛いですね。しかもチェシャ猫。
    ベッドへ連れて行ってそのまま一緒にぬくぬく眠れたなら、この上なく幸せですね。

  • 秋の君への応援コメント

     冷ややかな空、湿り気がなく透き通る。

     草むらで、姫君に、恋を囁き続ける背の君。
     何処からか、金木犀の香りが漂い来て、雅を添える。

     君は陽の光を受けて、煌々と輝き、僕を冷たく照らす。
     僕は、明るい君を、微笑む君を、眺めるだけで良い。

     でも叶うなら、気付いて、笑って欲しい。


     見たいな光景、かな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。


    この詩好きです!素敵!
    なんだか物語の一場面に触れたような、暖かな心地です。

  • あの日の雨の色をへの応援コメント

     移ろい、色あせ、霞んで行く。
     辛い事も、悲しい事も、苦しい事も。

     流れ、薄らぎ、ぼやけて行く。
     歓びも、嬉しさも、楽しさも。

     そこにあって、色鮮やかで、
     清亮としているのは、今の時だけ。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。
    返信遅くなってしまいすみません。

    今回も素敵な詩をありがとうございます。
    時や季節やかつての日々の移ろいと今この瞬間の刹那的な感覚すらも鮮やかに、柔らかに描かれていて素敵でした。

    ありがとうございます。

    編集済
  • 月のない夜への応援コメント

     道に立つ、名も無き者共が、行き、逝き、踏み締めて出来た。
     姿勢を正し、視線を遠くに向ければ、その先の分かれ道。
     そこの合い間に立ち並ぶ家々、その後ろに見える風景。

     私に見渡せるのは、ここまで。
     しゃがんでみると、分かれ道はもう見えない。
     寝転んでみると、もう道幅が分からない。
     でも、蟻の歩みは良く見える。

     遠くを見渡せる眼があれば、より良い道を選べるのだろうか。
     蟻は、どうしているんだろう。


     みたいなぁ~、蟻目線かんそう~~~。

    作者からの返信

    パパスリアさん、ありがとうございます。

    視線を変えると見える景色も変わる。当たり前だけど、なるほどなぁと思いました。
    蟻目線というのは面白いですね。

    蟻にはきっと蟻の道があるのかな。
    蟻にとっては人間の道なんて関係なくどうでもいいものなのかなと思います。なんとなく(笑)

  • 秋夜の声への応援コメント

    夜の声。秋の声。泣いているような。
    なにか、とても共感してしまう詩でした。

    作者からの返信

    koumotoさん、いつもありがとうございます。

    夜が、秋らしくなってきたなぁと感じて、そうしたらいろんな声(虫の声とか、秋の夜そのものの雰囲気みたいな空気感とか)を肌で聴いているような気持ちになって、なんとなく泣けそうな気がしたんです。

    koumotoさんに響く詩を書けて良かったです。嬉しい。

  • 水溜りの絵への応援コメント

    はじめまして拝読いたしました。

    最近、創作活動に悩むことが多くて意欲を無くしていたのですが、こちらの詩を読んで心に落ち着き先を示していただいたような気がしました。

    偶然目についた作品でしたが、読んで良かった。ありがとうございます。

    作者からの返信

    海野原さん、はじめまして。
    読んでくださりありがとうございます。

    なかなか心が落ち着かず書けないでいた日々からやっと抜け出せそうな、そんな気配を感じられた時に書けた詩であり、新しく始めた詩集でした。

    そんな詩が海野原さんにとっての示しになれたのならば、とても嬉しいです。

    お星さまもたくさんくださり本当にありがとうございました。

    この詩集はゆっくり気まぐれの更新になると思います。
    また気が向きましたら、ふらりとお立ち寄りくださいね。

  • あまおとのはじまりへの応援コメント

    日本語は美しいですね。

    言葉を紡ぐことは想像を膨らませることなんだと、改めて思いました。

    作者からの返信

    藤沢さん、はじめまして。
    コメントありがとうございます。

    日本語は本当に美しいですよね。
    気候や季節、天気や色…数えきれないほどの美しい言葉がありますね。
    きっと知らないだけで、美しい日本語ってもっとたくさんあるように思います。

    「言葉を紡ぐことは想像を膨らませる」藤沢さんのお言葉で、私自身も改めて気づかせていただけたような心地です。

    ありがとうございます。

  • あまおとのはじまりへの応援コメント

     ぽつぽつ、ぽつぽつ、さぁーーー。
     天から降りて来る、すまし顔の妖精達。

     空に漂うものを捕らえて、地に落とす。
     建物にパシャ、笠にぼつぼつ、葉っぱにぱさぱさ。

     弾けて広がって、マイナスイオンを放ち、
     多くの香りを巻き上げる。

     この恵みの始まりは、嫌いじゃない。


     う~~~、これ、感想になってるかな。

    作者からの返信

    パパスリアさん、いつもありがとうございます。

    ぽつぽつ、さぁーー、ぱしゃっ、ぼつぼつ、ぱさぱさ…

    さらさら、せらせら、しとしと、どはどは、ざばーっ!、どしゃーっ!…

    雨の音っていっぱいありますね。

    心地良いはじまりとなった気がします。
    お星さまもくださりありがとうございます。

    そしてこれからもよろしくお願いいたします。

    編集済
  • 水溜りの絵への応援コメント

    そっかーそんな表現も出来るんだと思わずため息が漏れました。

    これからもよろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    あいるさん、ありがとうございます。

    嬉しいお言葉です。
    ありがとうございます。

    こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

  • あまおとのはじまりへの応援コメント

    新作発表おめでとうございます。

    嬉しいです。

    作者からの返信

    あいるさん、ありがとうございます。

    これからもよろしくお願いしますね。

    嬉しいと言っていただけて、私も嬉しいです。

  • 水溜りの絵への応援コメント

    忘れられない情景があって、忘れてはいけない涙があります。
    前に進むために。

    作者からの返信

    RAYさん、ありがとうございます。

    前に進むために、忘れられない、忘れてはいけないものありますよね。

    RAYさんにとっての情景と涙がこれからも色褪せずにありますように願ってます。