蝉の声への応援コメント
彼は只管、女の子に声をかけまくる。
暑い日差しを物ともせず。
誰よりも大きな声で、誰よりも美しく。
どうだい凄いだろう。
一生に一度の大恋愛、残りの情熱の全てを傾ける。
本当に命を燃やす青春、振り返る時間はない。
目を閉じて、このまま終わってしまったら、そう思うと怖い。
蝉の青春の様に、目いっぱい声を張り上げた事がない。
未だにない、それともまだ、土の中なのか。
見たいな。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
返信が遅くなってしまいすみません。
まだ、土の中。
そのときが来るのをひっそりと待っているのかもしれませんね。
パパスリアさんの歌声はどんなものなのでしょうね。
いつもありがとうございます。
編集済
紫陽花と夏鳥への応援コメント
荷物にさえならなければ、透明のビニール傘は良い。
雨が見える。
次から次に落ちて来るのが見る。
雨が見える。
ぴーんと張ったビニールに当って弾ける。
雨が見える。
寄り集まって、ビニールを伝ってくねくね、傘から落ちる。
紫陽花の花にぽたぽた。
花を揺らす。
紫陽花の葉にぽたぽた。
葉を揺らす。
かたつむりにもぽたぽた。
すっと角を引っ込める。
傘の下に入れると、又角を出してきょろきょろ。
私も出来る事なら、ゆっくり歩みたい。
みたいな。
最近、かたつむりに寄生虫がいる可能性があって、
不用意に触れないんですよねぇ~。
追記
外来種やナメクジに主に寄生しているらしいのですが、
もし触ったら、必ず丁寧に石けんで手を洗って下さい。
それまで手を、口や目に持って行かない様に、
おっ、新型コロナとほぼ同じですね。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
素敵な雨の詩をありがとうございます。
雨の中ビニール傘を差しながらゆっくり歩いている心地良い気分になれました。
ありがとうございます!
かたつむり…寄生虫…そうなんですね…。゚(゚´ω`゚)゚。
泡のように消えるへの応援コメント
ふぅ~~~っと、息吹を吹き込むと、次から次へと膨らんて飛んで行く。
ふぅ~~~、膨らんで、風に吹かれて、飛んで行く。
小さの、中ぐらいの、大きいのはなかなか膨らまない。
陽の光を七色に変えて纏い、風に導かれ舞い上がり、ぱちんと弾ける。
又ふぅ~~~、膨らんで、たった一つでも、
青空目指して高く高く上がった時は嬉しい。
両手を上げて飛び跳ねたいぐらいに嬉しい。
何度弾けても、ふぅ~~~って、言の葉を膨らます。
いつかきっと高く舞い上がる。
シャボン玉みたいな。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
言葉を込めたさまざまな色合いのシャボン玉が、夏のような陽射しの中ふわふわ漂いながら旅をしている様子が目に浮かびます。
なんだか心地の良い風も感じられるような気分。
気持ちが晴れやかになりました。ありがとうございます。
雨の街を歩くへの応援コメント
見上げる花にね、水滴が付いて、
蕾みたいに少しずつ膨らんで、
でも咲かないで、不意に落ちる。
下に在った水溜りに、ぽちょん。
王冠の様に開いて、
まん丸い花がすぅ~とっ、咲き広がって消える。
息をすると、湿った空気が気持ち良いね。
ぱさぱさ、ぱさぱさ。ぽちょん、ぽちょん。
音はするけど、とっても静か。
街中に、妙に落ち着く神社があるのですよ。
思い出しました。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
雨が降る、静かな神社のなかで、雨粒や水溜りに広がる波紋や濡れる草花の瑞々しさと、奏でられているさまざまな雨の音色が鮮明に見えて聞こえてくるようです。
自分にとって落ち着く神社があるって良いですよね。
真夜中に吐き出したい深雪〜真白雪〜への応援コメント
僕には表情がない、そう言われた。
怒らないし、笑わないし、泣かないし、何時も同じ顔。
だって、怒ったって、何も変わらない。
それに、皆の言ってる事は面白くなかったし。
そして、泣いたって、誰かが助けてくれる訳じゃない。
僕は悟ってたんだ、そんな簡単には変わらない。
なのに、”何悟ってんだ、怒りたい時は怒れ、笑う時は笑え、泣く時は泣け、”それが人なんだってさ。
だから今が怒るし、憎むし、羨む。
それが人なんだって、悟った。
見たいな感想。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
いつも返信遅くなってしまってすみません。
時には自分の心を守る為に感情を抑える必要もあるのかもしれない。けれどずっとそのままになってしまうのは、きっと、悲しい。
人らしくあれるのって難しいけど、手放しちゃダメだなぁと思います。
いつも素敵な感想ありがとうございます。
雲の海への応援コメント
明日のご飯、貯金の残高、老いさらばえて行くだろう身体。
不安で不安で、競って奪い合う。
空を覆う雲は、波打って海の様。
なのに雨が降っている、海から雨が昇って来るみたい。
雨が止んで、目線を西の向けると、流れる雲が島の様。
揺蕩うの視界に、島影の向こうから陽が漏れて天使の階段が現れる。
嗚呼、私だって世界の一部なんだな、そんな風に思える。
狭間にいる様な、そんな感想。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
狭間にいる様な、そんな感覚。
確かにそんな感覚でずっと日々を揺蕩っているのかもしれないです。
いつもありがとうございました。
これからもよろしくお願いしますね。
凪いでいるような日々がへの応援コメント
私もそう思っていた。
心地良い、小春日和の様に暖かく、雨も無く雪も無い。
とても落ち着く、風も吹かず、波も無い。
気付かなかった、空気が澱んで行く事に。
気付かなかった、霧の中に迷い込んでいる事に。
足元しか見えなくなっていた。
風が吹き、霧が動いた、何かいる、ナイフを握った。
振った、…振った振った振った。
霧が飛ばされて、傷だらけの君がいた。
ちょっとだけ風が吹き、
ちょっとだけ悲しい雨、冷たい雪、
ちょっとだけ暑かったり、寒かったり。
その方が、君の心も解かる様に思えた。
みたいな感想。
白銀の綿への応援コメント
白い白い真っ白い。
道も屋根も真っ白い。
木々の枝は、上半分が真っ白い。
白い白い真っ白い。
等しく熱を奪って、等しく無情に冷やして行く。
清い者にも、穢れた者にも等しく真っ白く降り積もる。
白い白い真っ白い。
見える全てに白いフィルター。
見上げれば空も真っ白い。
空の上からすぅ~とっ舞い降りて来る。
ファッションモデルの様に、すまし顔でやって来る。
六角形を基本形に、白を基調にした個性的なデザイン。
皆が声を潜め、音を立てず、まるで音を無くしたみたい。
こんなイメージ。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
詩(うた)を口遊むような、心地良いリズムのある詩ですね。
いろんなものも雪が降り積もれば綺麗に見えてくる、そんな気がしますね。
散りばめられた冬晴れのような煌めきへの応援コメント
今日はふたご座流星群。
寒い寒いこの季節に訪れる幸福の時。
でも雲が沢山、街灯かりも沢山。
それでも二人で空を見上げる。
流れる雲を恨めしく思いながら、
ふたご座の辺りを眺める。
願いを用意して願い星を待つ。
寒いからくっついて。
温かい缶コーヒーを持って。
今日はふたご座流星群。
一つ消えても又流れる。
こんな幸福な日々が続きます様に。
私の所は曇ってて、全然観えませんけど。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
返信が遅くなってしまいすみません。
冷え切った世界の中にある暖かさに触れたような、優しい詩ですね。
ふたご座流星群、見ませんでした。見れた人いるのかなぁ。
冬と手を繋いだ帰り道への応援コメント
小さくて、細かくて、冷たい雨。
傘の内側に舞い込んでくる。
きっと空の上の方では、真っ白なレースだったのだろう。
繋ぐ手はとても冷たくて、熱が流れて行く。
それでも足りなくて、手を持上げて、もう片方の手も添えて、
はぁ~~~、とっ雲を造る。
横を見ると、お月様の様に輝いて、
又、はぁ~~~、とっ雲を造る。
はぁ~~~、はぁ~~~、とっ雲を造る。
冷たいのは君の手だろう。
そんなに雲が出たら、…見えなくなるじゃないか。
みたいなぁ~、イメージ、かな。
冬と手を繋いだ帰り道への応援コメント
寒そうなのに温もりが感じられる詩です(´ー`*)ウンウン
ポカポカします❤
夜に触れるへの応援コメント
夜、陽の温もりは失われ、呼気が白く姿を現す時。
空は透き通り、星々達は輝き、月は純白に光り、
この世界に摩訶不思議な力があるかの様に、
少しだけ希望を授けてくれる。
寒さを堪えて星を見ていたはずが、震えは止まり、過ぎ去った日々を見ていた。
月に目を向けると今に近付いて来て、
そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た。
でもそれは記憶に残らず、消えてしまった。
三人の女神達が、気まぐれに見せてくれたのかも知れない。
見たいな感想。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
「月に目を向けると今に近付いて来て、
そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た」
素敵な情景ですね。
ひとりなんだけど、孤独ではない感覚が程よく温かくて心地良いです。
編集済
瞳に映る景色への応援コメント
陽だまりは、情熱の眼差しに晒され、
色付いた娘達も絆されている。
クールな北風が駆け抜けると、
枝が揺れ、娘達は燥ぎ、ついには駆けだして、
さらさらがさがさ、と、付いて行ってしまう。
陽は立ち去り、帳が下りると、空一面に煌めく星達。
どの王子と語らうか、娘達は小さく囁き合う。
この娘達の愛しき日々も、
瞬く間で、刹那で、必ず終わるのだ。
みたいな感想です。
追記
す、すみません。
もっと素直に感想書きます。
擬人化しました。
太陽、北風、星々をイケメン男子。
色付いた葉っぱを女の子達に見立てています。
まぁ、少女漫画風です。
作者からの返信
パパスリアさん、返事が遅くなりすみません!
やっと、この詩の情景を感じとり見ることができました。
(多分、私のテンションの問題でなかなか読み込めなかったもので…)
綺麗な詩ですね。
ストーリー性もあって、その締めの形もまた良かったです。
ありがとうございました。
月のない夜への応援コメント
道に立つ、名も無き者共が、行き、逝き、踏み締めて出来た。
姿勢を正し、視線を遠くに向ければ、その先の分かれ道。
そこの合い間に立ち並ぶ家々、その後ろに見える風景。
私に見渡せるのは、ここまで。
しゃがんでみると、分かれ道はもう見えない。
寝転んでみると、もう道幅が分からない。
でも、蟻の歩みは良く見える。
遠くを見渡せる眼があれば、より良い道を選べるのだろうか。
蟻は、どうしているんだろう。
みたいなぁ~、蟻目線かんそう~~~。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
視線を変えると見える景色も変わる。当たり前だけど、なるほどなぁと思いました。
蟻目線というのは面白いですね。
蟻にはきっと蟻の道があるのかな。
蟻にとっては人間の道なんて関係なくどうでもいいものなのかなと思います。なんとなく(笑)
水溜りの絵への応援コメント
はじめまして拝読いたしました。
最近、創作活動に悩むことが多くて意欲を無くしていたのですが、こちらの詩を読んで心に落ち着き先を示していただいたような気がしました。
偶然目についた作品でしたが、読んで良かった。ありがとうございます。
作者からの返信
海野原さん、はじめまして。
読んでくださりありがとうございます。
なかなか心が落ち着かず書けないでいた日々からやっと抜け出せそうな、そんな気配を感じられた時に書けた詩であり、新しく始めた詩集でした。
そんな詩が海野原さんにとっての示しになれたのならば、とても嬉しいです。
お星さまもたくさんくださり本当にありがとうございました。
この詩集はゆっくり気まぐれの更新になると思います。
また気が向きましたら、ふらりとお立ち寄りくださいね。
あまおとのはじまりへの応援コメント
ぽつぽつ、ぽつぽつ、さぁーーー。
天から降りて来る、すまし顔の妖精達。
空に漂うものを捕らえて、地に落とす。
建物にパシャ、笠にぼつぼつ、葉っぱにぱさぱさ。
弾けて広がって、マイナスイオンを放ち、
多くの香りを巻き上げる。
この恵みの始まりは、嫌いじゃない。
う~~~、これ、感想になってるかな。
作者からの返信
パパスリアさん、いつもありがとうございます。
ぽつぽつ、さぁーー、ぱしゃっ、ぼつぼつ、ぱさぱさ…
さらさら、せらせら、しとしと、どはどは、ざばーっ!、どしゃーっ!…
雨の音っていっぱいありますね。
心地良いはじまりとなった気がします。
お星さまもくださりありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。
静かな夜に雨を想うへの応援コメント
雨が降っていますよ。
しとしと降っていますよ。
蛙がないていますよ。
ひんやりとした風に魅かれてベランダに出ると、
遠くに人影が見えます。
夜ですから、人影しか見えません。
部屋の灯りに照らし出されたその影は、空を見上げている様です。
雨が降っていますよ。
夜の空ですよ。
何が見えているのかしら。