第27話
大会12日目剣術、武術第2試合
時は少し戻り、ユンの試合
相手は3年4組チョウト
チョウトは身長も高いが、特徴的なのはがたいが大きく、ピチピチの服を着ている為に筋肉が浮き出ている。腰を大きく落とし右手を握り、闘技台に付けている。
それに対しユンは前回と同じ構えを取った。
審判の『はじめ!』の声と同時にチョウトが『身体強化、プロテクト』と唱えると、体の上半身に透明で鎧の様なプロテクターが現れた。
特に両肩と頭のプロテクターは大きく、頑丈にプロテクトされた、次の瞬間、「GO!」の掛け声と共に低い体制のままユンに頭から突っ込む、いわばタックルだ。
ユンはジャンプでチョウトを飛び越えようとしたが、飛び越える瞬間、足を捕まえられ、闘技台に叩き落された。
【ドン!】「かは!」
チョウトは追撃をしなかったが最初の構えのまま、ユンが立つのを待っていた。
それに対しユンは、起き上がりつつ『ヒール、身体強化、ショートブレード』と唱え、構えた。
だが先ほどと違うのは、両手首から魔力で作られた剣が現れていた。
それを見たチョウトは『プロテクトⅡ』と唱えると、頭の先と肩のプロテクターから棘が何本も生えた。
お互い殺傷能力が低い形状(刃先を殺している)であるため審判は止めなかった。
チョウトは『スピンタックルGO!』の掛け声と同時に飛び込むと、体が回転しそのままユンに突撃してくる。
大きなドリルとなったチョウトに対しユンは両手を合わせると、ショートブレードが一回り大きくなった。ドリルの中心目掛け、ショートブレードで突きを放つ。
チョウトの攻撃の方が強く、ショートブレードが弾かれたが、とっさに2本に戻しつつ、後ろに倒れこむように倒れる。
闘技台に倒れ、チョウトが真上に差し掛かった時、ドリルの腹面を両手同時に攻撃を加えると、回転が乱れ闘技台に頭から突き刺さったと同時に。
審判が「勝負あり、勝者ユン!」と宣言した。
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あとがき
今回短く、ボロボロの状態で申し訳ありません。
急な土曜の夜勤が入り夜中の2時から書いたため、このような状態に。
投稿日をずらせばよかったかな?少し後悔中です。
次回はもう少しまともにしたいと思っております。
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