19話 九尾

「私の眼は見た相手の産まれた時間、持ち物、人生、色、目的まですべてを見ることが出来る『真実眼』と言う魔眼です。自分にどのような考えや思いをいだいているかすぐにわかってしまうのです。私には嘘は聞きません」


真実眼……嘘を見抜くだけでないということは戦闘で有利に動くことが出来る。ただ、隠し事も出来ないのは人によってきついことだ。


「あなたに渡せばあなたは強くなり、その力を使うことができるようになる。今は白虎の力が目覚めた見たいですが、他の力は目覚めていないようです。白虎の力に目覚めるまでは身体能力だけは覚醒した状態だったようですね」


そこまでわかるのか。力に目覚めるということはその血が流れていたということ。


「僕になんの血が流れているかわかる?」


「はい。ステータスを見ればわかると思いますが、まずは白虎、龍、吸血鬼、精霊、神でスキルからしてハイドワーフ、ハイエルフです。他には不死鳥、喰狼、鬼人ですね。しかも全部上位種で化け物と呼ばれていた世代の血です。覚醒の時よく死ななかったといいたいくらいですよ」


やっぱりそんなにやばかったのか。下手したら死んでいた可能性さえあったと。あの時覚醒出来てなかったらどうなってたんだ?


「完全消滅、もしくは魂の消滅です」


ほんとにやばかった。自分がそうなっていたと思うとゾッとする。


「それはともかくライルが寝てしまったので今のうちに力に目覚めちゃってください」


「その前にステータス見ていいか?」


「私のですか?どうぞ」



《名前》キリヒメ

《種族》九尾(神霊)

《ジョブ》巫女

Lv24


体力 37000

霊力 80000

神力 400

筋力 300

忍耐 800

俊敏 3000

精神力 47000


《固有スキル》

真実眼 妖刀召喚


《スキル》

体術Lv4 剣術LvMax 感知Lv7 人化LvMax 視覚強化LvMax 裁縫LvMax 家事LvMax 料理LvMax


《アクティブスキル》

闘技Lv3 臨界突破Lv2


《魔法》

精霊魔法Lv2 妖炎魔法Lv3


《加護》

精霊神の加護LvMax



普通に強い。人化解いた方が強いだろうけど剣術LvMaxは強い。妖刀召喚?どんなやつなんだろう。


「私の妖刀はこれです」


キリヒメの目の前に紫色の炎が渦巻く。刀の形に変わっていき紫色の刀、禍々しくはない、むしろ神々しいような力を放つ刀が浮かんでいる。


「妖刀『九神呪刀』。これが私の刀です。綺麗でしょう?」


確かに綺麗だ。けど見てしまった。この妖刀の持つ力がえげつない。



《九神呪刀》

『神殺し』『神呪』『魅了』『精気吸収』『侵食』『纏妖炎』のスキルを持つ刀。九尾の巫女とその婿以外が触れると数秒で死に絶える。



完全な死刀じゃないですか。


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