二人の甘い夜

第53話

二人の寝室に入ると少しふらついたがユノが手を握っていたので倒れずに済んだ



「大丈夫か?」


「えぇ…」


彼女がハンナ様とロナウド様を招集されたときに私が無意識に気を張っていたのがあだになっていたのだろう

「…女王時代の素が抜けなかったみたい…まさかアナに見破られていたとはね」


「アナスタシアもお前を心配していたってことだろう」




ゆっくりとベッドに連れていかれ私は腰を下ろしユノが隣に続いて座る



「…ねぇ…こっちを向いてくださるかしら?」



「…っ!?」

ユノがこちらを向いた途端私はその唇を奪った


ユノはすごく驚いた顔をしていた



後ろに手を回してもっと深くキスをしようとしたとき彼に無理やり引きはがされると息を切らしながらつぶやいた

「おまっ…あんまり…煽るなって…我慢してる身にも…」


我慢?させない。今日は絶対に


「…今日は…誰にも邪魔…されませんよ?」


「言っている意味わかっていってるのか?」


「私はそこまで子供ではありません」






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