第24話 嫌いな所はダメな所?
以前のエピソードで、私は、すごく絵が下手だという話を
書いた。
そして、この間、たまたま、息子とコジコジの話をしていて、
コジコジの絵を書いていたのだが、あまりの下手くそぶりに、
息子が大ウケで、手直しした息子も、私に負けず劣らずの
下手ぶりで、完成した絵は、もはや、コジコジではなく、
別のあやしい宇宙人にしか見えず、二人で爆笑してしまった。
この時、思ったのだ。
「あー、今まで絵が上手く書けない自分が嫌だって思ってた
けど、確かに、絵を上手く書きなさいって状況で、上手く
書きたい人の集まりにいたら、私は、とんでもなく居場所が
なく、嫌な思いをすることになるけど、楽しめばいいって
状況で、たくさん笑いたい、楽しみたいって人達の
集まりの中にいたら、私の絵は、一種の才能だな」
何も考えず、ただ書くだけで、こんなに人を笑わせることが
できるなら、中途半端な下手さじゃなくてよかったとさえ
思えてくる。
私の絵の下手という事実は変わらないが、自分の中のフレームを
変えるだけで
自分を幸せにすることができる。
だから、もし、自分の嫌いな所があったら、嫌いだけど、
本当にダメなとこなのか?
(できない人がいるから、出来る人ができると認識できる)
場所や人があってないだけじゃない?とかいろいろ疑ってみて
ほしい。
その時は気づけなくても、そういう目で嫌いな所をみていると、
そうじゃないと、気づける時が来ると思います。
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