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私は愛の秤かたを知らない

私は愛の秤かたを知らない

月埜

おすすめレビュー

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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • ネコイル (猫頭鷹と海豚🦉&🐬)
    20件の
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    ★★★ Excellent!!!

    愛の証明は一粒のなみだ

    主人公は愛された記憶がなく、その秤かたがわからなかった。
    そんな彼女を「愛する」と言い、彼女の望むままに生きる男がいた。
    彼の愛は一方的で果てしなく深いものだったが、彼女にはそれが愛なのかやはりわからない。
    最後、彼は何も言わず彼女の前から姿を消す。
    それは彼の愛が尽きたからなのか、それとも彼女に「愛の秤かた」を教えるためだったのか。

    「愛の秤かた」を知っていれば、愛を実感し同時に相手を愛することも学べるのだろうか。
    私には何一つわからない。まさにこの物語の主人公と同じだ。
    でも、愛の秤かたなんて知っている人などいないのだろう。
    愛の秤は、相手の愛の重さと自分の愛の重さをはかるためにあるのだから。
    そして、一方のおもりがなくなったとき、はじめて愛の重さを知るのだろう。
    この物語の主人公のように。

    • 2020年8月17日 13:59