第178話 潜在資格、顕在資格について

 資格をほとんど持っていない水谷一志です!笑


 今日は潜在資格、顕在資格について語っていきたいと思います。


 前にも語りましたが、僕は資格をほとんど持っていません。仕事に必要な資格を1個だけ、それも社会人になってから取得しただけです。


 …そこで僕は考えました。資格、いやもっと広範に、「仕事」「能力」とは何なのか?と。


 それで思ったことがあります!


 「世の中には、結果として現れやすい能力と、結果として現れにくい能力があるのではないか?」


 と言うことです!


 まず、勉強ができる人。これは偏差値として明らかに結果に現れます。それで会社に入り、資格をたくさん持つ人。これも「資格」と言う時点で結果として現れてますよね。


 あと、頭が切れる人も会社で出世していきやすいので結果として現れやすいと思います。


 それらを「顕在資格」と定義します。


 では逆に結果として現れにくい能力とはどんなものでしょうか?


 …これこそまさに、小説執筆などの活動ではないでしょうか。小説には検定試験はありませんし資格もありません。もちろん各種コンテストはありますが当選するのはほんの一握りですよね。


 また音楽製作、映像製作なんかも結果として現れにくいのではないでしょうか。


 それらを「潜在資格」と定義します。


 この、顕在資格と潜在資格の関係ですが…。


 まず同等の「顕在資格」と「潜在資格」を持っていると仮定した場合、明らかに顕在資格を持っている方が社会的に地位が上になる傾向があるように感じます。例えばいわゆる「仕事ができる能力」と「小説が書ける能力」を能力として見て「同じ」くらいだった場合には昇進は「仕事ができる能力」の方がしやすいでしょう。またそう言った人は資格も持っているであろうと推察できるので、社会的に「ステータス」が分かりやすくなります。


 繰り返しになるかもしれないですが小説の場合ですとそれを職業にできる人はほんの一握りです。その一握り以外の人は小説のみで生活はできません。でも「一般的な仕事(これも定義によりますが)」を職業にできる人はたくさんいます。それで食べていける人、それに長けている人は小説に比べたら社会的地位がどうしても上になってしまいます。


 でも、それは「人」としての能力が劣っているのでしょうか?はっきり言ってそれは違うと思います!もちろん(小説を例に挙げるなら)小説家の全てが優れているわけではありません。現実としてその中でのレベルがあることは事実です。ただ、「売れない小説家」は「(もちろん定義によりますが)サラリーマン」よりレベルが低いと言うことは絶対にないです。それは顕在資格と潜在資格との関係性で、どちらが上と言うことはないと思います!


 次回はAKB48の名曲!「水曜日のアリス」について語っていきたいと思います。


 (内容はAKBとは全く関係ありません)


 ではまた!

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