原作を茶化すのではなく、現代人の孤独を通して“更新”しているところが面白いと思いました!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(1442文字)
かの名作に「俺」なる闖入者を加えることで、まさかの展開に……。その入り方が本当に絶妙で、最初に獲得したドライブ感が物語の最後まで保たれています。一見、ネタ要素が強そうに感じられる作品ですが、読ん…続きを読む
磔にされ、身代わりとなってくれる友もなく、なんなら親兄妹もなく絶望的な状況下、暴君へ向けて"俺"は言った。「俺はアナタと友になり、アナタを身代わりにしたい」作中屈指の迷言にして名言である。…続きを読む
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