第7話 時間跳躍(タイムリープ)

 「タイムリープ」という言葉をきいたことがあるだろうか。最近の映画とかアニメ、小説とかでタイムスリップと言わずにタイムリープと言っている事が多い。タイムリープ=タイムスリップなのだろうか。私は、今さらだがもう1度「タイムリープ」という言葉をGoogleで検索してみたのだった。


 タイムリープというのは、和製英語の造語で「時間跳躍」という意味である。

 みんな知っていると思うけど、映画「時をかける少女」で使われるようになった言葉のようだ。「自分の意識だけが、過去の身体に乗り移ること」のようだ。

 個人的には、その辺りはどうでも良くて、私が気になるのは科学的に少しは、できる可能性があるのかということだけである。

 

 ネットで調べた結果、やはりタイムリープするのは不可能のようだ。

 しかし、タイムリープしたような気分になる方法はあるらしい。

 具体的やり方としては、

 ①過去の戻りたい時間を決める。

 ②瞑想で無意識状態になる。

 ③今からタイムリープします。などと宣言する。

 ④その意識に没頭する。

 という方法である。

 

 なんというかこれは、やる事じたいは意味があることではあると思うけど、タイムリープはしてないと思う。

 過去に、とりかえしのつかないような失敗などをして、それをかえたいみたいな時にこれをやったとしても当たり前だが、何もかえることはできないのだ。

 でも案外、たいていのことをこのような瞑想(めいそう)することで解決することもあるのかなとは思うのであった。

 

 例えば、過去のやり直したい過去があり、その過去を思い出し、それをかえることはできないけど、それを受け入れることで、心のもやもやが少しは、なくなるというのがある。こういう話をすると結局は過去は、かえられない、現在(今)を頑張って生きていくしかないという夢がないけど、そういう結論になってしまうのだった。


(続く)

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