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  • 第二夜 月がみていたへの応援コメント

    企画への参加ありがとうございます。

    四人での軽いやり取りから始まり、晴矢と香織が二人きりになった瞬間に空気が一気に重くなる流れがとても印象的でした。

    明るい掛け合いの裏に、三年前の出来事や罪悪感がずっと沈んでいる感じがあり、作者さんが人物同士の距離感と傷の残り方を丁寧に描かれているのが伝わってきます。

    香織の弱さや、晴矢の逃げたい気持ちも、どちらか一方を責めるのではなく、同じ秘密を抱えた子どもたちの危うさとして描かれていて良かったです。

    麻里奈と双葉の会話でも、それぞれが「普通にしているように見える誰か」を見ながら、自分たちだけは大丈夫だと思い込もうとしている感じがあり、六人全員の関係が少しずつ歪んでいることが自然に伝わってきました。

    最後に月が彼らを見下ろしている描写も綺麗で、タイトルの不穏さと静けさがよく効いていたと思います。

    少年少女たちの秘密と罪悪感が、この先どう崩れていくのか気になります。

    作者からの返信

    リド。様

     素敵な企画ありがとうございました。
     そして拙著の第二夜への温かくも鋭いご感想をありがとうございます!
     前半の四人での他愛のない日常と、二人きりになった途端に過去のトラウマが顔を出す落差は、まさに本作で丁寧に描きたかった部分でした。そこを汲み取っていただけて本当に嬉しいです。

     晴矢と香織の「傷の舐め合い」のような危うさや、麻里奈と双葉の「他者を見て安心しようとする」自己暗示など、中学生特有の脆さを意識して執筆しています。どちらが悪いわけでもなく、ただ純粋に恐ろしかったという彼らの弱さに寄り添っていただき、作者としてこれ以上ないほど救われる思いです。

     六人の抱える歪んだ日常が、この先どう崩壊し、彼らが真実とどう向き合っていくのか。タイトルにも絡む「月」に見下ろされながら進む彼らの行く末を、引き続き見守っていただけると幸いです!