地の文で最新話まで読者を引っ張る非凡な作者が送る創作ラブコメ

東条くんは小説家になることを目指しているのと同時に、もっと他者と本音でかかわりたいと思っているらしい。
でも、非凡な才能を持つがゆえに人に素直に心を開くことが難しい。

彼の後輩・乃愛ちゃんは善良で、素直で、誠実で、だから東条くんも心を開けたのかもしれない。

小説に対する真剣な創作論でもある本作品は、もっと読まれ、評価されるべきである。

東条くんの非凡ぶりに振り回される乃愛ちゃんのびっくりやドタバタが冒頭に来ているので、ラブコメとしても読めます。

でも本当に面白くなるのは後半なので、そこまでぜひ読んでもらいたい。