野望を抱えた高校生の、甘酸っぱいだけじゃない青春が光るストーリー

まるで師弟のような2人のやり取りを追いかけ回せば、イッキ読みは不可避でしょう。
気付けば、自分の青春時代の記憶をも掘り返したり、彼らの並々ならぬ野望への行動力にスマホの画面へエールを送ったりしていました。

東条先輩の批評がストンと頭に入ってくる爽快さ、キレキレの長文語りが癖になります。
そして、彼の学生として授業を受ける姿や、いつもどのように過ごしているのか。
その裏側まで気になるほどキャラに惹き込まれました。

私は人のレビューをこうしてお送りするのは、初めてのことでして⋯⋯⋯⋯件の先輩も顔をしかめるほど拙い文だとは思うのですが、私も彼のように思ったことを届けたいと願います。

作者さまと素敵な物語に感謝を。
ありがとうございます。

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