小説のお作法について
なんだか色々ありますよね。やれ「文頭は一文字下げろ」とか「三点リーダーは複数単位で使え」とか「符号の後には空白入れろ」とかとか。
やかましいっちゅうねん!
こちとら好きで書いとんじゃ。そんな『箸の持ち方』だけで人を測る様な真似して楽しいのか? こっちはお前の生徒じゃねーんだよ! 好きに書かせろよ!!
って思ってました。ええ、つい最近まで。
でもね、ちょっと思ったのですよ。
世の中には「小説作法が出来ていない作品は読まない」という方は少なからず居るようなのですが、逆に「小説作法を守っている奴の作品は読まない」というロックな方はついぞ見かけません。
それならば、余程の信念のもとに執筆して居るのでない限り、作法を守って書いた方が単純にPVが伸びるんじゃね? と気づいて(?)しまったのですよ。
「作法を守らない奴は読まない」と言うなら、裏を返せば作法を守っていれば「読むかも知れない」になります。可能性0%が数十%くらいには跳ね上がります。
もちろん読んだ作品を気に入って貰えるかどうかは、また別の問題ですけどね。
私が今まで何故小説の作法を蔑ろにしてきたか? と言うと「知らなかったから」と「面倒くさかった」からに他なりません。信念なんて欠片も無かったんですよね。
もちろん1から10までお作法通りにするのも面白くないのも事実です。なので私は個人的なこだわりとして、「三点リーダーの複数セットは文末のみ」とします。
『…』は空白や沈黙を表します。その使った(並べた)数で、ある程度の時間経過を具体的に読者に示せる便利ツールだと思っています。作法とやらに縛られるのは勿体無い存在です。
なので以降、私の三点リーダーの使用法については御意見無用とさせて頂きます。
あ、商業的な理由でお金が発生するのなら、信念を曲げるのも吝かじゃないですけどねw
おっと、私の事はどうでもいいですね。
もし本稿を読んで頂いた方で、小説の作法を無視している方がいらっしゃる様でしたら、少し気にしてみるのもオススメです。
ほんの少しの手間で、PVが増える可能性が広がるのですから。
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