【世界はいろんな人生でできている】は、「人の数だけ世界の見え方があり、その違いこそが“世界”を形づくっている」というテーマを、やわらかくユーモラスに描いたエッセイ集です 🌏🌿
第1話では、生活音が音階として聞こえる “ほぼ絶対音感” を持つ語り手のエピソードから始まります 🎹🎶
電車やサイレンが “音楽” として響く不思議さ。そして、それが必ずしも「才能」としてきれいに活かされるわけではない現実が、軽やかな自虐とともに語られます 😅🎵
そこに、しっかり絶対音感を持って生まれた娘や、音楽の素質を持ちながら活かしきれなかった夫の話が重なり、「能力の有無より、それをどう受け止めて生きるか」という視点が自然と浮かび上がってきます 😊👨👩👧
楠瀬スミレ先生の語り口は終始やわらかく、笑いを交えながらも、他者の感覚や人生を決して茶化さない 😺🐾
その絶妙なバランスがとても心地よく、読み終えるころには「世界はいろんな人生でできている」というタイトルが、そっと胸の中で腑に落ちます 📘🌿
不思議な話が好きな人にも、スピリチュアルは少し苦手だけれど “人の人生の話” としてなら読んでみたい人にも、やさしく寄り添ってくれる作品だと感じました 😊🌏