番外編

もう我慢できないわ……❤️

 青龍山愛梨は、私こと白虎谷姫華と同期にして恋人。でもここ最近、お互い単独任務が忙しくて二人だけの時間をあんまり作れてないのが悩み。


「はぁ……」


 なので今日も私は、一人での任務が終わってからも寮の部屋の机の前でぽつんと寂しくため息をついてたの。


(愛梨は私とこんな日常を過ごしてばかりで色々我慢してないのかなぁ? だとしたら、私が癒してあげたいわ……)


 そうは思うけど、実は当の私も色々と我慢してて、正直辛くて仕方がないの。


 でもでもっ、愛梨のあの柔らかい巨乳も、キュッと引き締まった形のいいお尻も、少しムチッとした触り心地のいい太ももにも触れてない。


 何よりそんな身体をも上回る愛梨の暖かくて、それでいて激しい思いを受け止められないなんて……‼︎


「ああっ! 雅華神社の主よ、なぜ私にこのような苦難を授けられるのでしょうか?」

「何が苦難なのかしら?」

「ひぎゃあっ⁉︎」


 ガララっと部屋の扉が空いたと思いきや、私の最愛の想い人・愛梨が目の前に立っているではありませんか……。


 ……何でこんな他人事のような言い方になっちゃったのか分からないけど、それぐらいの衝撃があるのは間違いないわ。


「あ、愛梨。今日は結構早かったのね〜」

「勿論よ❤️」


 そう言いつつ、愛梨は私の隣に近づいて、背後からギュッと抱きしめてくれた。


「こうやって姫華と一緒にいたいって思ってたからこそ、今日一日でも余裕が取れるようにお仕事を頑張ってきたのよ」

「そうなの……」

「ねぇ姫華」

「なぁに?」

「私ね、色々溜まってるの」

「やっぱり?」

「当たり前よ❤️」


 そのまま愛梨は私の緋袴の切れ込みからはみ出る太ももに手を這わせ始める。


「あんっ❤️」

「こうやって貴女の身体に触れられないのがどれだけ辛かったか……❤️」

「私だって、愛梨と触れ合えなくて、辛いし苦しいし、我慢できなかったわぁ❤️」


 そう言いながら私は席を立って壁際まで愛梨を移動させ、愛梨の袴の切れ目から丸出しになってる艶々の太ももに手を這わせる。この感触、本当にキモチイィ❤️


「もうっ❤️ 姫華ったらぁ❤️」

「仕方ないでしょ? 私をこぉんなに待たせたんだもの。いっぱい触って、感じたいのぉ❤️」


 いつも以上に猫撫で声を上げて誘惑する私。愛梨が忙しいのは仕方ない。巫女として立派なのも一番知ってる。


 でも、時には他の何よりも私を優先して欲しいの。我儘って言われても、こればっかりはどうしようもないの❤️


「ふふっ、私って罪なことしてたのね。可愛い私の姫華がこんなに我慢しちゃってるのに、ごめんね」

「謝らなくていいの❤️ 巫女のお仕事は大事でしょ? 私はね。少しでもあなたとの時間が取れたら、誰よりも私のことを優先して欲しいだけなの。優しくて、激しい愛梨との時間が欲しいの❤️」

「姫華……」


 すると愛梨は私の装束からはみ出る下乳に手を這わせ始めた。


「きゃん❤️」

「分かるわ。姫華の愛も、そして想いも、何もかもがね❤️」

「あ、愛梨❤️」


 本当に我慢できなかったのね、愛梨は。胸に這わされた手の温度が高いのが分かるもの。


「愛梨、我慢しちゃってたのよね?」

「ええ、すっごく我慢してたわよ」

「じゃあ、もう夜も遅いし、このまま……ね?」

「勿論よ。じゃあ、お布団の準備をしなきゃね❤️」


 そして私達は一晩中、互いの身体を愛で合い、激しく燃え盛ったわ。ちょっと腰にキちゃって、情けない歩き方になっちゃったのは、微笑ましい後日談、かな?

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