夭折の詩

 気が付けばもう若くない

 私は若くして死にたかった

 溢れんばかりの才能をもって

 賞賛浴びて 惜しまれて

 そんな風に消えたかった


 だらだら生きて

 だらだらと生きてきたこの世界

 誰一人私の事を

 すごいと思っていないこの世界で

 小銭を稼ぐ 食事する

 精一杯 生にしがみつく

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