生活から離れて

 昼食の弁当を食べながら、ふと思ったのだが、生活に密着した職業というのは、何かと気苦労が多いのではないだろうか。例えば医者や教師、農家、とまではいかなくても家庭菜園をしている人などが当てはまる。ちょっと診てくれ、ちょっと分けてくれ、なんだと、出来ないのか、金を取るのか、この守銭奴め。こんなやりとりをよく耳にする。これが宇宙飛行士なら、ちょっと連れて行ってくれ、なんて言わないだろう。いや、タレントなら、うちの子も目指してて、とかあるかもしれない。絵描きなら、無料でぱぱっと描いてよ、これも有り得る。結局、ああいう人種には、何をしても無駄なのだろう。

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