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カウンター…キャサが私の横に座った。

[あなた、何も言わず考えず女王様やりなさい]

私に真顔で言った。


私はユダを見た…ユダはうなづいた。


私は従った…キャサにうなづいた。


キャサは真顔になんかならなかったかのように、笑って、後ろ…皆に向かって言った。


[女王様の誕生よ!]


ボックスに座ってた男や女やオカマ達は歓声をあげた。


そうして私は女王様になった。


トオルは私を見て微笑んで笑った。

優しい笑みだった…私は安心した。

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