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濡羽詩人

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おすすめレビュー

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★★★
★5
2人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 夏山茂樹
    83件の
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    ★★★ Excellent!!!

    亡霊という名前の文豪

    この作品に出てくる猫には、シェイクスピアの様な文豪の魂が宿っている。
    どこで憑依したかは知らないが、自作に自信のない飼い主のために小説を書いている。
    そんな状況に飽きたのか猫は逃げ出すのだが、その猫と飼い主はよく似ていると私は思いました。
    代筆するのに飽きたという割には簡単に逃げ出した。まるで締め切り前に気が狂って、遠くの街へ高飛びする高名な作家のように。
    きっと飼い主の作家にも似たような時代があったかもしれません。猫も高飛びするのかと、この時初めて思わされました。
    次回作も楽しみにしています。

    • 2020年2月4日 03:20