令和六年、確定申告の話

 またこの季節がやってきた。

 毎年のことなので、これは自分のために記している。

 事務処理が昔から苦手な私。

 正直、めんどくさい。

 経費等の処理をせねばと思いつつ、時間だけが過ぎていた。


 結局、経費やら、雑所得などの計算は、申告会場に向かう当日の朝に始めた。

 ダラダラとやっていたので、2時間程度かかってしまった。

 朝から緊張していたせいか、何度もトイレへと駆け込む。

 なんてことないはずなのに何故だ。

 私は小心者か?

 結論から言えば、大したトラブルもなく、難しくもなかった。


 昨年と違う点があるとすれば、マイナンバーカードの期限切れだったので、カードなしで確定申告をしたという点である。

 ネット調べでは、出来るという話だったので、更新することなく会場に向かったのだが、実は半信半疑であった。

 これは利用者識別番号とそのIDがあれば、問題はない。

 最初、その書類はあるか? と聞かれたのだが、何のことか分からず、は? という反応をしてしまった。

 書類はないが、番号などを控えていたので、別に何ともなかったのだが。


 白色申告なので、e-Taxは所得税のページ。

 利用者識別番号とIDを入力。

 源泉徴収票はカメラで撮ると、全部データとして反映されるようになっていた。(確認作業は必要)

 雑所得、経費、ふるさと納税を地域別に入力した。

 ふるさと納税に関しては、同じ地域の場合は、どれか一つの納税日と合算した納税額を入力する。

 戻ってくるお金は、銀行口座を指定する。

 会社員なので、住民税は自分で払うという欄にチェックを入れて終わり。

 正直、家で出来るだろうって話なんだが、まあ、一応念の為。


 会場に入る際の、駐車チケットに関しては、昨年に続いて、また紛失してしまった。

 車のドアのポケットに無意識で入れてしまうクセを何とかせねばならない。

 いつもチケットがそこから下に落ちてしまうのだ。

 5分ほど、一生懸命探して見つかった。


 来年も申告会場に行くかどうするか。

 1年後、やり方を忘れていたら向かうことになるだろう。

 多分、忘れてる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カクヨムカクキタリ もりし @monmon-si

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ