第二回NTR小説フェスタ
「裏庭のチューリップ、枯れて」について
第二回NTR小説フェスタ、大盛況でしたね。受賞者の皆さんおめでとうございます! そして評議員のりしゅうさん、姫さん、サイコバニーさんお疲れ様でした!
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093086967966616
講評はこちら。
https://note.com/useless_time/n/n4acf9021cf6d?sub_rt=share_pb
帆多が出品した作品はこちら。
https://kakuyomu.jp/works/16818093086562914711
そして、つらつらと考えたメモは以下のとおりです。
メモの順番は、思い付いた順に書き足したりしているので、作成した時系列にはなっていませんし、作品は必ずしもこのメモ通りには書かれていません。
では、NTRの軌跡、行ってみましょう。
///////////////
(メモ)
聖女、聖騎士、暗黒騎士、魔王。
聖女の名前はメメ。
聖騎士→暗黒騎士→魔王(前面)
手足のうまる感じで延々とやられている。聖女は騎士に見られると嗜虐心が満たされて興奮する。自分が奪われて悔しさに歪む顔を見ると、愛情が溢れて絶頂する。
聖騎士は聖別されるために聖女で童貞を失っており、その体験を大切にしている。
聖女は暗黒騎士によって、聖騎士候補の相手をするのにいささかうんざりしていたことに気づかされる。紳士的な暗黒騎士に絆された。聖なるものを落とした暗黒騎士は力を得て魔王に挑むべく策を巡らせたが、聖女を寝取られ、敗れた。
そこにやってくる聖騎士。暗黒騎士の屍を見る。
魔王の身体に埋もれてのけぞる聖女。
背中側が空いていると言われ、性的快感に呑まれる聖騎士。
女神どもよ、お前の愛した人の子を一人残らず寝取ってやろう。
聖騎士、暗黒騎士の剣との二本持ちで斬りかかるも、傷一つつけられず。勝てず。
「寝取られどもが束になっても、束の寝取られにすぎんわ痴れ者」
「傷をつけたら治せばよかろう。傷つけることもできぬから、貴様は負けるのだ」
「聖騎士よ、まだ余の背中側に空きがあるが、貴様はどちらだ。挿入れられたいか? 挿入れたいか?」
「バ……バカな事を聞くな!」
「くくくくははは。貴様、思い描いたな? いいだろう。挿入れさせてやろう」
園丁が聖女に物怖じしないのは、魔王の種が既に植わっているから。
そもそも聖女の自室裏にのこのこ人が入れるのも、少年っぽい園丁が庭づくりにとても詳しいのも本当はおかしい。
園丁「俺は、館の中には入れないから」
聖女「(球根に)おいしそう!」
聖女「わたし、メメ。名前で呼んでくれたら、うれしい……」
(メモ終わり)
///////////////
最初は
・暗黒騎士が聖女を連れ去り、恋に落ちる
・その聖女を魔王が快楽落ちさせる。
・快楽落ちさせる様子を聖騎士に見せつけ、その顔を見て聖女が昂る。
みたいなイメージを持っていました。
囚われの聖女と暗黒騎士の心の交流から恋へと発展するようなプランでしたが「バハムートラグーン(『
何かいい考えないかなーと思いながら、とりあえず濡れ場を考えていきます。興奮した。
カクヨム上でR18は規制されますから、見えない構図と匂わせをメインにすればよかろうと、聖女の身体を闇に沈めます。快楽落ちさせねばなりませんから、闇は快適でなければなりません。暖かく、安心感があり、包容力のある闇。
――黒いスライムみたいなイメージが固まっていきます。泥濘を英語でスライムと言いますので「命ある泥」と表しました。
身体を埋めてしまえば、栄養補給も排泄もその他衛生面でも闇が面倒見れますから、一石多鳥です。魔王のボディから聖女の上半身が着衣のまま(ここ大事)突き出ていて、何をされているのか外から見えないまま、反応だけ見える。あとは読み手の脳内にある描画エンジンに期待します。
NTRである以上、ある程度尊厳を踏みにじらないといけないと感じ、ラレ側には望まない快楽を味わってもらうことにしました。興奮した。
聖騎士連中は適当に嬲られていればよいでしょう。園丁の登場で聖騎士のプライオリティが下がったため「挿入れられたいか? 挿入れたいか?」と問う場面は削除。
なお、先述のメモのところで「背中側に空きがある」と言わせているように、魔王の姿は動物的、具体的には二足歩行の黒山羊で考えていましたが、聖女の館の設定(魔なる者が入れない)ができた頃に変更となりました。
ある程度の時間経過と場面転換が必要になると思って、三人称で書きます。バッドエンドルートなのもあって、過去作品の「白狼」のような、重めの雰囲気を考えていました。
で、聖女が聖騎士を仕立てる場面をちょっと書いてみて思ったんですけど、読み口が重い。この重さのままNTRシーンまで行くと胃もたれがしそう。そう感じて聖女と園丁の二人を軽くしました。
だいたい聖女がシステムとして扱われたのが悲劇の発端なのだから、この時代での聖女は教育や教養などから離れてしまっていたいうことにします。
お務め以外のところではひたすらに物を知らず、かなり無邪気な感じの娘としてつくっていきました。
ところで園丁、お前どこから来た……?
聖女が出会う相手であれば何でも良かったのかもしれませんが、館の関係者の中で屋外をメインの活動場所にしているのがちょうど良かったのかもしれません。
聖女と園丁を会話させていったんですが、園芸の事がよくわからなかったので、インターネットと共に近場のホームセンターへ。
チューリップや玉ねぎも種子で増えるんですね。全然知りませんでした。球根を「おいしそう!」と思ったのは僕です。蒸したらイケるんじゃないかな(いけない)。
このあたりから、魔王を植物モチーフとし、園丁を種子のキャリアーとする方向が見えてきました。
また、NTRのラレ側を、ミクロ視点では園丁、マクロ視点では女神という構図が定まってきます。
よし、行け、園丁。聖女と恋に落ちろ。
なに? 名前が欲しい? しょうがないなぁ。
メメ。
ママからの派生。
ミミだと響きが幼いすぎる。ムムは可愛げに欠ける。モモ……悪くないけど、メメかな。
カペル。
直感で決めました。後で調べたら、ラテン語で「山羊」だそうですね。生贄感もあっていいですね。
名前を決めたので、お互いの名前を呼ぶところが書けました。ここの手のやり取り気に入ってます。
チューリップを調べたら、球根で冬越しさせて春に開花ということでしたから、ラストシーンとして置きます。あとは必要な場面をどうにかつくって、発芽まで頑張ります。お花たちよ、帆多に力を。聖騎士よ、変態たれ。
聖騎士の変態描写は、少年期に読んだ「自航惑星ガデュリン」シリーズのとある場面を参考にしました。興奮した。世の中ではこういうのをリョナというのだそうですね。
そして聖騎士が二人に追いつきます。
NTRには残酷さが必要だと思ったので、愛の言葉を契約の言葉にすり替えるところまでこぎつけ、満を持してドングリに言わせました。
「よくやった」
興奮した。
闇の芽吹きです。最初に考えた濡れ場を持ってきます。
人類よ、終わりです。
久しぶりの書いた悲劇であるのと同時に、初めてちゃんとした濡れ場のある作品ができて興奮しました。
ありがとうございました。
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