人の心を宿した孤独な古龍として産まれてしまっても、前世の人の記憶を持っている。龍の体と人の心、龍の時間と人の時間。その間の隔たりは、とても悲しい。この作者にしか描けない世界、そして、他の方には書けない傑作だと思います。
ドラゴンにはほとんど縁がなかったわたしの目から、大きなウロコを取ってくれました(古龍のウロコ級)。ユニークだけれど、堂々とした切り口。こんな異世界ファンタジーならば浸りたい。