第15話 オークの集落
オークの目撃場所近くに着いた。周辺の気配を探るとやはりオークが10匹以上いたので半分を殺し、半分に怪我を負わせるのみにし、わざと手負いにして集落へ逃げ帰るのを尾行していった。
気づかれない様に尾行し、10分位林の中を進んだだろうか、そうすると急に開けた場所が現れ、オークの集落が見えたのだ。
まだ建築中のコロニーのようで外には6匹位がいたが、ルナに確認するも問題無いというので当夜は襲撃を決めた。当夜とルナが切り込み、シャクラ達に援護と討ち漏らしの対処をお願いする。
当夜とルナが襲撃を仕掛けると、粗末な建物の中や周りから騒ぎを聞きつけたオークが次々に襲ってきた。数匹はシャクラ達の所に向かったが3人で難なく対処し、大半はルナの剣と当夜の氷で作った矢であるアイスアローを打ち込みまくって全滅させ、当夜がコロニーをファイヤーボールで焼き払った。
その後は当夜の護衛でレグナスが傍らに控え、それ以外のメンバーで魔石の回収と討伐証明部位の切り取りを行い、2匹を村に持ち帰った。
当夜はこの世界に来た当初はアイスアローをきちんと制御出来なかったが、一度シャクラのアイスアローを見てからはちゃんと制御できるようになっていたのだ。
早速のコロニーの殲滅に驚いていたが、肉にどうぞと当夜達から渡されたオークに感謝していた。
オークの肉は少し硬いが豚肉のような感じで食卓の肉の主役であり安価故に庶民でも肉に手が出て、更に美味しいので人気なのだ。
翌朝村長とオークの集落跡を確認して依頼完了となる予定になり、夕食を済ませ宿で休む事になった。
宿の部屋は20畳くらい有る大部屋で、普段は雑魚寝の場所だが、個室が1部屋しか空いておらず、大部屋を貸し切りとなっていた。
風呂は男女別の大風呂があり、一早く上がってきたアモネスと当夜がベットで二人きりで、アモネスが矯正を上げていた。
「あうううあううう。ああ!そこそこ!はううう!ああん!」
「気持ち良さそうだな、じゃあこっちはどうだ」
「駄目ですそこはだめです。あうう。はあああ!あああ!」
「おお!効いているようだな。じゃあこっちもやっとこうか」
「あああ!当夜様あああ!凄いです!こんなの初めてです。はううううう。気持ち良すぎます!はああああ!いやーん!いくう!気持ちよすぎていっちゃいます!はう!」
アモネスは年齢に似合わないセクシーな声を上げていた。
風呂から戻ったシャクラ達は、部屋の外にそんな声が漏れているので中々入れなかったようだが、後から戻ってきたルナがシャクラ達を連れて部屋に入り、ドアから一歩踏み入れた途端、慌てて
シャクラ「不潔です!抜け駆けしないって言ってたのに何をやってるの!」
そう言い放った。
当夜がアモネスに馬なりに乗っていたから叫んでいた。
当夜「おかえり。ちゃんと体洗っていきたから綺麗だよ?どうかしたか?」
当夜がアモネスの腰に手を当てて揉んでいたのだが、とうやら勘違いをしたようだ。
仕上げに揉むと
アモネス「ああん♪凄いです。ふあああ」
余程気持ちよかったのか恍惚としていた。
アモネス「ああ当夜様の手は正に神の手です。お嫁にしてください!この手と結婚したい」
当夜「うん。まだ早いからね!大人になってからと、手と結婚じゃなくて、俺自身を愛するようになってからだよ。今日はお疲れ様」
おでこにキスをしてシャクラに
当夜「どうした?慣れない馬車で疲れたんならアモネスのように腰を揉んであげようか?」
口をポカーンと空けているシャクラ、レグナスの二人の姿は中々面白かった。どうやら二人は当夜とアモネスが一線を超えて愛し合っていると勘違いしていたのだ。我に戻った後、アモネスがして貰っていたマッサージが羨ましくなり、シャクラとレグナスもして欲しいと当夜にお願いをして、当夜は計三人のマッサージをしてあげたのだが、二人共マッサージが初めてだったようだが、やはりセクシーな声を出していた。
ルナは不要と遠慮していたのだった。
疲れているので早目に寝る事になり、横になると早々に眠りに落ちていったのだ。
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