• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
クマの僕とシロマル

クマの僕とシロマル

あいる

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★50
17人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 天音 花香
    341件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    人間に捨てられて人間に拾われる。僕にだって意思はあるんだ。

    人間に母親を殺されたクマの子テイルが出会ったのは、人間に捨てられた子犬だった。

    子犬はシロマルという名をもらい、テイルはシロマルを守り育てようとする。

    でも食べるもののなくなってきた二匹。
    テイルはシロマルのために村へ行くが……。

    人間の勝手で不幸になった動物が可哀想だ。でも、そこまでで終わらないところがあいるさんの書く物語。

    捨てる人間あれば拾う人間あり。

    悲しいけど、温かさも感じるお話。

    • 2020年10月15日 21:29