狐火が3つ灯ったら市が立つ合図だよ。 夏の夜、おばあちゃんが太一に語ったお話。 来年は一緒に行こう。そう笑いあったのに。 ネタバレが書けないのでこの後の感動について詳しく言及できないのが残念だが、おばあちゃんと太一少年の絆、方言(恐らく京都弁)の会話の温かさを経て、成長した太一少年の頑張りをじかに読んでもらいたい。
優しい魔法の形、それと優しい感情を見せてもらえました。ネタばれは控えますが、狐火の市の回想にはつい泣いてしまいました。主人公はばぁちゃんのことが本当に好きで、きっとこれからも好きなのだろうと、彼がばぁちゃんを語る言葉の一つ一つからにじみ出ているのがいいですね。方言混じりの語り口もとても自然で味わい深かったです。繊細で、素敵な物語でした。