棺を持ってダンジョンへ?幼少期時代の素朴な疑問が解決された。
- ★★★ Excellent!!!
世の中誰しも知っている某RPGゲームがありますよね。
「おお、XXよ、しんでしまうとはなさけない。そなたにもう一度~」というくだりで始まる神父様のおいのりで復活。
魔物にやられてどうしてゴールドを払うだけで蘇生されるんだろうか。というRPGの素朴な疑問に着目してくれたかのような当作品!!
棺を背負ってダンジョンに行くアーロン。黙して語らず、男の背中格好いい。
そして女神「ライフ」の世界感。誰でも平等に蘇生されるわけではないという設定に激しく同意。
短編でさくっと読める中の重工な設定。こういう地味な仕事を請け負ってくれる方がいるから、みんなダンジョンライフを楽しめるんだなあとアーロンに感謝。
長編で読みたくなる作品でした。非常にお勧めです。