これは万人受けするタイプのストーリーだと思いますので、是非読んでみて頂きたいなあ。かわいくて切なくて、全編を包むのは「優しさ」です。
『ミュゲ書房』、KADOKAWAより発売中です。
海から来た陽子はまるで人魚姫のよう。「白いワンピース」でちひろさんの絵が思い浮かびました。優しい筆致の中にも、自然と人との相容れない距離が巧みに描き出され物語に引き込まれます。絵本にして欲しい名作。
最初の一文から、なんだか不思議です。「海のへそ」って何のことだろうと。けれどそこからさらに、不思議な世界観に引きこまれていきます。どうやら、語り手は人ではないようで……。そんな語り手は人間の少年と…続きを読む
子供に読み聞かせしたくなるような、お伽話のような♡切なさもあるのに、読んだあとあったかい優しい気持ちになりました短編小説なのに、読んだ充実感がしっかりありました!素晴らしいです♡
それはまるで絵本のようでもあり、それはまるでお伽噺のようでもあり。徹底して「」を排除した表現方法。語り手は?この不思議な物語を子供と一緒に覗いてみませんか?きっと素敵な世界を見る事が出来ると思…続きを読む
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