ただの異世界転移、ゲーム内転移ものだと思わないでほしい。幼い頃、初めて“ホビット”を読んだ時と同じような感覚に襲われた。まるで描かれた世界が実在して、登場人物たちが生きている方のように錯覚する。引き込まれて、頭の中に美しい山々や活気あふれる街並みが目に浮かんでくるようだ。
ハーレムものばかりで辟易している読者にとってはありがたい作品。いまのところ「さいつよ」インフレも抑制気味。盛り上がる戦闘シーンは盛り上げる一方で、作品世界のエグい側面についての叙述は、読者が不快感を…続きを読む
旅ものファンタジーとして、昔ながらの硬派な冒険譚が好きな人におすすめ。主人公やヒロインはやや転生モノにありがちな感じだが、モブキャラになりがちな村人や町の人とか、序盤に出てくる盗賊達の方が個…続きを読む
他の異世界転生小説のようにライトすぎるわけでもなく、世界観と人間関係に重きを置きすぎてるわけでもなく、とてもバランスがよく読みやすかったです。旅という物語の性質上多くなる登場人物も特徴があり覚えや…続きを読む
普通のなろうやカクヨム小説とは多少赴きが違う。世界観のお陰様で主人公は十分チートですが、世界観のお陰で好き勝手は出来ない感じです。脇役の表現や扱いが良い点も魅力だと思います。
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