「KY」は略し過ぎ


最近ではあまり聞かなくなったので今さら蒸し返すような形になりますが、やっぱりこの略し方は気に入らないので書いておきます。


一応意味を確認しますと、


空気=K

読めない=Y


となるわけですが……

KはともかくYはおかしいでしょう。

Yだけじゃ「読める」のか「読めない」のかわからないじゃないですか。


これでは将来、解読が困難になります。

数百年後、古文のテストに出たらどうするんですか?

未来の子どもたちが困るでしょうが。


文脈で察しろとか、感性で察しろとか、典型的ないぢわる問題ができちゃうじゃないですか。


せめて「KYN」にすべきではありませんか?


え、めんどい?


じゃあもう「K」でいいじゃないですか。

「Y」も略しなさいよ。



だいたい、KYがダメだっていうなら、ちゃんと教育すべきでしょう。


義務教育で、空気の読み方を事細かに教えるべきでしょう。


自然に任せていたら、必ず一定数そういう人間が出現することくらいわかってるでしょうに。


ろくに教育もしないで文句ばっか言ってちゃダメですよ。


KYなんて言う人こそ、実はKYなんじゃないですか?



……おっと、話が逸れました。


とにかく、こんなわかりにくい略し方は良くないと思います。


我々にとっては単なる流行語でも、未来の子どもたちにとっては、大事な入試の合否を分ける問題になるかもしれないのですから。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る