人間社会は、猫には 生き辛い世界です。
人の守りがなければ、いつも生死の境にいるのです。
猫は、交通ルールを知りませんから。
しかし、人の守りが あっても、生まれたばかりの赤ちゃんたちは、その人によって、生死を分けられてしまいます。
新たな保護者が現れれば、赤ちゃんたちは生きられますが、そうでなければ……。
不妊の処置をしてくれる獣医さんが、この時代には 少なくて、なんら手立てがなかったからです。飼い主にとっても、それは それは辛いことでした。
そんな時代に、自分を愛してくれて、大切に育ててくれた人の家族のもとで。
ひだまりにねころんで。
人の年齢なら85歳という老猫が、
様々な境遇の猫たちとの出会いと交流を 語ります。
多くの方に読まれてほしい、お薦めの物語です。