学校を中心にした、身近な怪談の数々だが
これが…かなり本格的で、いつの間にか
読み耽ってしまう。
思春期の様々な出来事は、懐かしさや
後悔、そして忘れ難い 感情 を
心に植え付けて行く。それは時の流れと共に
風化するのではなく、只
眠っているだけ。
いつの間にか怪談となったもの。或いは
何らかの悲しい理由があって怪談になった
もの。本格的に怖いものがあるかと思えば
ちょっと笑えたり、仄々良い話があったり。
尤も、其々の話には掌編とは思えない程の
背景が透けて見える。そして読んだ後には
何か が残る。
其処は彼となく感じる 懐かしさ と
共に
ゾッとするのも良いのかも知れません。