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S県立さいたま高等学校封鎖事件

S県立さいたま高等学校封鎖事件

戸松秋茄子

おすすめレビュー

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★★★
★8
3人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 紡木
    27件の
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    ★★★ Excellent!!!

    どたばたの果てに待ち受けるラスト。思わず胸が熱くなる

     「おっぱい」タグの小説を巡回して読み漁るのが私の日課だが、中でも一際異彩を放っていたのがこの作品である。
     大抵のおっぱい小説は脳死で「おっぱい!おっぱい!」と叫ぶ下品で醜悪なものが殆どだが(それもまた良し)、この『S県立さいたま高等学校封鎖事件』はそういった下劣な連中を少し離れた場所で観察し、その滑稽さやむさ苦しさをユーモアラスに仕立て上げている。正に稀代の傑作だ。
     しかし、それだけでは終わらないのが今作の凄いところ。カリスマ溢れる主人公、雄一郎と愉快な仲間たち。全力で馬鹿をやる彼らの姿を見ていると、何故か胸が熱くなるのだ。こんな青春を送りたかった。戸松氏の才能に脱帽。

    • 2021年1月6日 20:49