十五曲目:Rage Against The Machine『Bulls On Parade』
……今更ではありますが、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、復活しましたね。
いやあ、つい昨日書店でRockin' onを読んで知ったのですが、本当に驚きました。だってレイジですよ? 復活なんてもう夢のまた夢だと思っていたのに、まさか令和になって早々こんないい話が聞けるなんて……。2008年には一度復活してましたが、11年に終わってから十年近く動きがなかったので、かなりのサプライズです。
そんなわけで、今回は彼らのセカンドアルバム『Evil Empire』から『Bulls On Parade』です。
今回は(今回も?)ベタな選曲ですね。……私的名曲選、と銘打っておきながら公的名曲選を公開しているのもどうかと思わなくもないですが、それはさておき。
実は私、最初は彼らの楽曲が苦手でした。最初に聞いたのは今回紹介する曲が収録されている『Evil Empire』だったのですが、どうにも声が受け付けなくてですね……。更に言えば、音像もあまり好みではなかったうえ、どの曲も同じ曲に聞こえてしまっていたんです。
そんなわけで、彼らの第一印象はと言えば『有名なくせにつまらない名ばかりのバンド』という、今の私やファンの皆様が聞いたらマジ切れ間違いなしのひどいものでした。
そんな彼らのアルバムを聞き直したのは、最初に聞いてから約一年後。ブックオフで『The Battle Of Los Angeles』を買った時の事です。
このアルバムはかなりすんなり入ってきました。一年の間にKoЯnやLimp BizkitやKid Rockを聞いていたのが良かったのでしょうね。かなりカッコいい、好きなアルバムだな、と感じました。
そして、どうせなら前に駄目だったあれも……と、『Evil Empire』を聞き直したわけなのですが……。
もう、最高の一言でした。ええ。
一曲目の『People Of The Sun』の歪んだギターの音から入り、骨太なベースとドラムに絡みつく独特な声のラップ、それが過ぎればひたすらヘヴィな『Bulls On Parade』でテンションを爆上げ、そしてノリの良い『Vietnow』、奇妙な雰囲気を漂わせるイントロの『Revolver』と、とにかく聞いていて楽しいのです。
そして、そんな名盤の中でもひときわ気に入っている曲は『Bulls On Parade』です。
これに関しては上手く語れる自信がないのですが、簡単に言えば『レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらしいヘヴィなラップメタル』と言った感じ。
イントロのドラムとギターは勿論、キレのあるラップもメチャクチャカッコいい。最高です。
『They rally round tha family! With a pocket full of shells』と連呼するところなんか、もう本当に神がかってますね。滅茶苦茶耳に残って、ふとした時に口ずさんでしまいます。
無事に再結成を果たした大人気グループの名曲、ぜひ一度聞いてみてほしいです。
この流れでSystem Of A Downも復活しませんかね?
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